2016年7月31日日曜日

お盆の北海道キャンプ旅行に向けて、着々と準備を進めている最中なのだ - 7インチタブレット&キーボード (Asus & BUFFALO)

はぼろサンセットビーチキャンプ場

盆の夏休み前に、7インチのタブレットで入力作業の練習中です。
一週間キャンプ旅行をしますので、コンパクトなタブレットを携行します。

レンタカーで移動はしますが、幕営用品だけは、なるべく軽量にしたい。
このため、お古のミニノートPCを持っていくべきか、少し悩みました。

今時の人ならスマホでしょうが、あるのはiモード機能の制限付きガラ携。
フリーWiFiのできるコンビニも、道北ではほとんど無いのが状況です。

特に宗谷支庁の浜頓別町は、役場の中でサービスを提供しているほど。
セイコーマートの地元コンビニも多くありますが、残念、役に立ちません。

まあ、一週間のキャンプになれば、一回は記事をアップロードするでしょう。
どこかでネットにつなぐことにして、先に記事はタイプせねばなりません。

でも、バッテリー容量が3時間少ししか持たず、アダプターも家庭用電源。
自動車のシガーソケットから昇圧するインバーターを、持参せねばならない。

タブレットにキーボード

となると、本体にアダプター、インバーターを一緒にすると、かさばります。
重さも三キロ近くになって、持ち運びに不便なので、ミニノートは止めました。

数年前のモデルですから、ウインドウズ10を入れたものの、動きはとろい。
一方、タブレットは、OSもバージョン4.4.2のキットカットとまだ新しいモデル。

しかも、動きのサクサク感では、タブレットに軍配があがるのが、駄目押し。
ブルートゥースのキーボードも持っていますので、入力が楽チンになります。

しかも、両方ともコンパクト軽量で、バックパックのどこにでも押し込めます。
後は、充電用にUSBのアダプターソケットを、追加するぐらいでしょうかね。

ただ、iPodとかUSB充電するモーバイル機器が、他にも持参する予定です。
だから、アダプターを複数充電する目的でインバーターだけは、携行したい。

コンセントが二個付いているので、便利だしタップを付け足せば、もっと便利。
このUSBアダプター、小さいとは言え、四角くて隣の接続口に干渉しやすい。

一個使うと隣が差せなくなって困るので、百均で入手したアイテムを加えます。
出発までは、まだ日がありますし、パッキング次第で調整することにしましょう。

この一セットを持参かな!

ところで、タブレットで、OSがアンドロイドの場合は、泥タブって言うらしい。
名称のドロの部分だけ抜いて簡略して、そのタブレットなので“泥タブ“なんだ。

でも、ウインドウズより、ブラウザーのクロームとも連携していて、動作は機敏。
ひょっとして、マイクロソフトが陰で支援したネガティブな印象操作でしょうか。

というわけで、そんな風にも思えてしまう程、ウインドウズは劣化しております。
そんなことはないでしょうが、最近はタブレットもウインドウズ搭載が多いなあ。

他方、自分は依然とスマホを持っておらず、LINEだって、毛嫌いしている反日韓国で開発されたものがベースなので、個人情報盗まれまくりの反社会アプリだと断定して、いまだに使ったこともなく、残るはモーバイル用のiPodを含めたタブレットを使って、アウトドアーの先でもブログ記事等を入力するには、キーボードでやるのが便利なんだと、情報化社会の縄文人的こだわりで生き抜くべきと、自分に納得させるのでありました。


おまけ:前回の投稿で紹介漏れをしてしまった!!
彦根城でヒコニャンに会ったぜ!!

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2016年7月28日木曜日

ぱよぱよちーんで、ゆるキャラ界を追放されたまんべくんが懐かしくってさ - まんべくん(北海道長万部町)

日本最北端のゆるきゃらだ!

お題の話は、後でじっくり述べるとして、冒頭のキャラはなんともへんちくりんです。
出汁之助と名づけて、”だしのすけ”と読ませたいのが、ご当地の事情なのでした。

最果ての街、稚内から誕生したのですが、ゴマフアザラシに下半身が昆布らしい。
ショッカーの改造人間みたいで、ご当地の名産まで無理やり合体させております。

しかも、道庁の宗谷総合振興局というお役所が肩入れしながら、絶賛紹介中。
HPを見にいくと、地元名産が大好物らしく、てんこ盛りに書き込んでおりました。

ホヤ・タラ・タラバガニ・毛ガニ・ホッケ・ホタテ・ウニ・ツブ・ミズダコ・カレイ・カスベ
ホンマス・ヤリイカ・北海シマエビ・ズワイガニ・ソイ・サケ、などと、魚介類満載。

稚内の名産をたらふく食いまくって、おいしさのあまり、利尻昆布まで手を出した。
そのおかげか、ひれも含めて下半身が昆布に変容してしまった、面妖なアザラシ。

少年アシベのゴマちゃんだったら可愛いですけど、どうも、可愛げがありません。
なので、ゆるきゃらより、キモいキャラのキモキャラといって、差し支えないです。


それで、この”ずーしーほっきー”という北海道北斗市のキャラも、ちょっと恐い。
ホッキ貝の握りずしだそうですが、確かに尻尾の赤いのはベロの部分なのか。

まあ、こういったキモキャラは、奈良の”せんとくん”が先鞭をつけて来ました。
昨今、ゆるキャラグランプリのイベントには、千七百を超えるエントリーなのです。

だから、前回投稿で紹介した”あつもん”だって、まだ421位と低空飛行なのだ。
結構可愛いとは思っていますが、間逆にキモキャラで行けば、インパクトは強い。

だから、出汁之助やらずーしーほっきーで、ひたすら名産一押し勝負なんでしょう。
こんなことを思いつつ、では、お題の”まんべくん”は、どちらの範疇だったのか。

右がまんべくん

写真の右側がそうですが、帰省中、実際に札幌の大通公園で見かけて撮りました。
各パーツは、おらが町の名産を、これでもかと採って貼り付けたような造作です。

頭に、町の花アイリス(あやめ)を載せて、耳のアクセサリーはほたて貝をあしらう。
胴体では、毛がにの甲羅をまとい、手に蟹の爪のグローブまで装着しています。

何でも、長万部町が主催したコンテストで、町民の準入選作品から選ばれました。
コンセプトも、自治体のPRを盛り込みたい一途さが、必死に表れてはおります。

頭になぜアイリスを載せなきゃいけないのとか、野暮な詮索は、止しておきましょう。
とにかく、町おこしの一助を願い、この世に送り出されたのが、このまんべくんです。

そして、Twitterの活動も始まり、自治体の公式キャラなのに毒舌を披露し始める。
「おはまんべーッ!」など、個性的で奔放な発言により、全国から注目を集めました。

しかも、投稿数の上限に達するほど盛んに発言していたものの、偏りも目立ちます。
つまり、長万部町のPRを行った形跡がほとんどないので、かなりわがままでしょう。

キモキャラより、ゆるキャラの仲間なんでしょうけど、とうとう、事件が起きてしまった。
八月十五日、まんべくんは、唐突に、日本の戦争責任を語り始めたのが、運の尽き。

”明日は終戦記念日だから、まんべくん戦争の勉強をするねッ”というツイートも奇妙。
”どう見ても日本の侵略戦争が全てのはじまりです”と、パヨク節の炸裂はアウトです。

”日本の犠牲者三百十万人。”とたたみ掛け、謝罪しると脅迫しそうな気配が不気味。
”日本がアジア諸国民に与えた被害者数二千万人”と妄想まで出て、脳内お花状態。

戦後七十年近くになっても、謝罪やら賠償を引き出そうと、韓国人にも負けない態度。
とうとう、戦争関連ツイートへの抗議が殺到し、アカウントは閉鎖に追い込まれました。

五稜郭タワーのGO太くん!にも会った

というわけで、批判してきた人々を「ネトウヨ」と称して攻撃するなど、凶暴性の増したまんべ君は、 Twitterを委託された業者がつぶやいていたせいもあってか、町の公式キャラを逸脱してしまって、放置状態の言いたい放題だったようで、その結果、使用許諾は取り消されるわ、キャラ自体がメディアに対して謹慎処分をとり続けざるを得なくなるなど、堕ちたゆるキャラになってしまったのでした。


おまけ:
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2016年7月25日月曜日

五十代の夫婦連れがチャレンジするには、少し過酷なコースだと思うね - 八時間トレイルコース(北海道・礼文島)

ゆるキャラ、あつもんと記念撮影

レブンアツモリソウという、この島固有に繁殖する、希少な花のキャラです。
稚内から出港するフェリーの乗船券売り場のロビーで、乗船客を歓迎します。

かわいいキャラのお見送りがあれば、花の礼文島への期待も高まりましょう。
つい、この間、上さんと一緒に夏休みの写真を見ながら、発見した一コマです。

二年前の旅行でしたが、改めて、あの時の過酷なトレッキングを思い出しました。
まあ、ブログでは、さらっと紹介しただけに過ぎないのですが、歩きましたよ。

一日目の桃岩トレイルは、初心者コースで序の口に過ぎず、二日目が本番です。
その名も、八時間コースといいまして、朝も早くからキャンプ場を出発しました。

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Karana Tropicana 5、ユーチューブもあった

前回のブログ記事では、強風で飛ばされそうになったテントの顛末を話しました。
これが実物なんですが、タイで作られたものらしく、約五千円でゲットしたものです。

意外に頑丈でできておりまして、全国津々浦々のキャンプ旅行で幕営してきました。
ただ、強風で飛ばされないような、ガイドラインやペグのアクセサリーが貧弱です。

ロープもおまけ程度で、ペグも短くてすぐに力が加わると、抜けてしまいそうな代物。
この時は、キャンプ場がこんなにも風が吹くとは思わず、あまり用心しませんでした。

結果、管理人さんに補強してもらって、急場しのぎでしたが、二泊を乗り切りました。
風は、一日中、吹きすさび、夜中になっても静まらず、テントの風きり音がうるさい。

そのため、目をつぶっただけで眠られず、まんじりともせずに寝不足になってしまう。
寝袋に体を横たえただけになりましたが、夜も明けて、八時間トレイルの本番です。

昔は、”愛とロマンの八時間コース”とか呼ばれていましたが、事故がありました。
あの桃岩ユースホステルが開拓したコースでしたが、海べりの難所もあります。

両手両足を目一杯伸ばし、カニの横歩きで磯場を伝いますが、どう見ても危険。
今だったらボルダリングと言うスポーツ競技が定着したので、馴染みはあります。

つまり、この場所で海中へ転落する事故が発生したのですが、観光客なのです。
これが、山登りとして多少の備えと用心があれば、危険と思って中止するでしょう。

ところが、ユースが自発的に開発したコースでは、そこまでの配慮は怪しいもの。
しかも、体力に勝る若者たちなら無謀に危険を省みずに、挑戦するものでしょう。

標高差二百メーターを一挙に降りるので、かなり危険

結果、自治体との訴訟騒ぎへ発展してしまって、コースは大きく迂回してしおります。
これが、少し地味なルートの印象を与えたのか、以前ほどの人気は無いようです。

だって、中継地点の人里と言える宇遠内の食堂兼休憩所のお上が話していました。
今日は、数人ぐらいの人が通過して行ったとか、あまりに数の少なさに驚きます。

七月下旬の観光フルシーズンで、この人数なら年間で、どれほどの利用者なのか。
まして、夏の三ヶ月を除いて、歩いてみようと思う人は、よほどの好事家でしょう。

となれば、この宇遠内の食堂も商売が成り立つのかどうか、分かりはしません。
だからというわけでもないのですが、ペットボトルの飲料が二百五十円もしました。

お上さんは、食料はすべて香深港から船で運んでくるのでと、申し訳なさそうです。
土地には通じる自動車道も無いし、林道とは言うものの、ほとんど登山道に近い。

そして、この山道こそ現在のルートで、もうこれ以上海べりを歩くこともありません。
ここから、尾根を越えて東岸の香深井まで出ますが、峠越えは標高差二百メーター。

方や、深い山林の中を踏み分けて行く

同じ標高差の断崖を下りて、宇遠内でやれやれとと思ったら、再度の上り坂です。
疲れましたが、帰りのバスに乗るために、急いで香深井の停留所へ戻りました。

というわけで、この宇遠内の二三軒に向けて電気が通じ、携帯は圏内なのでした。
こんなところでも、携帯が通じるんだとか驚いてしまうのですが、急病になったり火事になったりしても、すぐには助けに来てもらえないとはいえ、電話で知らせることさえできれば、何かと安心だろうと思うほどに、夏の間だけ、ひっそりと寄り添う集落の隔絶感は、計り知れないものがあるのでした。


おまけ:
平成26年7月29日にトレッキングした時を、思い出しつつ書いて見ました。

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2016年7月21日木曜日

つばくろのように、軽やかに滑走できたら楽しいんだけどな(スキー爺の愚痴) - ご近所で営巣中のツバメ(横浜市・栄区)

十年前、マンションにも巣ができた

おとついの七月二十日、水曜日のことです。
会社まで歩くのですが、その途上、少し気が付いたことがありました。

この日は、どんよりと曇り空で蒸し暑く、少し空気も湿りがちな感じです。
いたち川の橋を渡りながら、事務所へ続いている道を、歩いていました。

そこでは、夏場になるとツバメが、よく飛び交っております。
すぐそばを俊敏に滑空していきますから、見ていて、なかなかに面白い。

それで、その日は、異様に低く飛んで、アスファルトの路面すれすれでした。
俗に、つべめが低く飛ぶ時には雨が降る、と言われているんだそうです。

ツバメは、自然界の生き物ですから、飛んでいる昆虫などを食べて暮らします。
一方、虫も、湿度が高く雨が降りそうなら、羽も湿って重くなり高く飛べません。

だから、エサ取りのために、それを狙って低空を滑空すると、耳にしました。
こんな見立ては、観望天気とも言うのだそうで、他にも例えが多くあります。

 山が遠くに見えると晴れ、近くに見えると雨
 列車の音がはっきり聞こえると雨
 猫が顔をあらうと雨
 カエルが鳴くと雨
 朝グモの巣に水滴がつくと晴れ
 魚が水面に躍るときは雨
 地面にミミズが這い出すと雨

ところで、仕事場は栄区の所在ですが、意外にツバメの巣を見つけました。
自分の探し当てた場所としては、列挙してみるとこうなります。

① セブンイレブンの小菅ヶ谷店
② おうちコープ横浜南部センター
③ JR本郷台駅そばの市営本郷台住宅アーケード八百屋さん
④ そして、自宅~近い飯島団地下の洋風住宅の軒先

この地域は、自然も豊かで、メジロやウグイスの鳴声も心地よく聞こえてきます。
一方、ツバメは春ごろに、二三千キロも離れた南方方面から、飛来します。

道の駅 小谷は、たくさんのツバメが巣を作ります

軒下に巣をつくり、愛らしい雛鳥に親がエサを与える情景は、風物でしょうか。
最近、ツバメが減っていると言われていますが、原因は、わかっておりません。

エサ場となる水田や耕作地が、確実に減少しているので、そうなのでしょう。
巣作りに適した日本家屋も減っていて、ツバメも住みにくい世の中になりました。

そこで、この横浜市の栄区ですが、どうでしょうか。
区が調査したところによると、緑被率は40%を超えていますね。

横浜市の中でも、緑区に次いで緑が豊かですから、自然は残されています。
飯島市民の森や本郷ふじやま公園などもあり、住宅地の中に山林は多い。

というわけで、いたち川には里山の清流にすむオイカワと言う魚も生息していまして、それがエサとなってカワセミもサギも棲み付いているのですが、他方、ツバメさんには、少しエサを賄うには苦労するようになったのかもしれませんが、ひな鳥をちゃんと巣立ちさせたら、無事に南国まで飛んで、また来年も戻ってきておくれと願いつつ、颯爽と滑空する姿を目に焼き付けるのでした。


おまけ:
翌日、七月二十一日は、ものの見事に雨が激しく降り続いています。
梅雨明け前の一雨といった感じもします。

注:緑被率(りょくひりつ)とは、一定の広がりの地域で、樹林・草地、農地、園地などの緑で覆われる土地の面積割合で自然度を表す指標の一つ。 夏に撮影した空中写真などを測定データとして用いている。


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2016年7月18日月曜日

出張疲れか、風邪のせいで熱を出しながら、三連休は北海道旅行を夢見るのでござる - 16-17北海道キャンプ場ガイド(亜璃西社)

亜璃西出版社より

冒頭の図書を、十数年ぶりに、アマゾンで注文しました。
しかも、今回は、受け取り場所として、コンビニのローソンを指定したのです。

店は、自宅から道路を挟んですぐ目の前にあって、好きな時に受け取れます。
宅配だと、時間をきちんと指定したりして、少し面倒くさいものがありました。

この点、24時間営業のコンビニですから、便利なこと、この上ありません。
以前に買い求めたガイドブックは、「全北海道キャンプ場ガイド」と言いました。

今回は、出版社も違っていたし、タイトルも少しばかり変更されています。
まあ、趣旨が同じなら構わないし、累計二十万部超のロングセラーなんだとか。

年数の標記を見ていると、二年に一回、内容を更新し続けているみたいです。
最新版は、来年までの情報としていますし、三月発行とありますから、ホヤホヤ。

ところで、北海道はアウトドア王国でして、キャンプ場が至る所にあります。
毎年、札幌の墓参りをかねた北海道旅行をしますが、宿泊はもちキャンプ場です。

ただ、二三泊に一回は、ホテルや旅館に泊って、疲れを癒して息抜きをします。
上さんを連れての旅行ですが、わがままにつき合わせても、少し遠慮を致します。

それで、結構、北海道の夏は観光シーズンなので、この旅館の予約が難しい。
じゃらんやら、るるぶやら、ネットで空室のある宿を探しますが、いつも苦労します。

以前、礼文島のトレッキングをするので、前後に稚内に二泊したことがありました。
予算もさることながら、条件を高望みすると、これぞと思う部屋が見つからない。

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いいホテルはあるんですけど、急に宿泊費が跳ね上がるし、エコノミーな宿がない。
結局、口コミなんかを読みながら、”旅の宿うぶかた”に泊りましたが、正解でした。

ネットで改めてチェックすると、口コミの評価で4.2とあり、根強い人気があるみたい。
ここから、礼文島では、日本最北端の久種湖キャンプ場で二泊お世話になりました。

ここは、強い風の吹くサイトでして、外出中にテントが飛ばされそうになったようです。
管理人さんが、備品のペグやロープで補強してくれたようで、いたく迷惑を掛けました。

しかも、ロッジに泊っていた関西弁の親父に、例をいわなあかんとか諭される始末。
でも、こういった寒冷地に、納豆も腐る地域の関西弁でしゃべるなと、ちょっと憤慨。

まあ、一部始終を見たが、お礼を一言言ったらどうですかとか、そんな忠告のはず。
そこで、管理人さんに会いまして、お礼は言いましたけど、困ると思ったからと一言。

確かに、テントも二重屋根の構造で、風が入ると浮き上がりやすいデザインです。
まあ、強い風でもなかろうと考えて、ステーやペグは予備を用意しませんでした。

結局、八時間トレッキングでへたばって帰ってきて、そんなてん末があった礼文島。
そんな、いろいろな思い出もありますが、それでも北海道のキャンプはすばらしい。

というわけで、今年の八月のお盆も墓参り旅行を予定してるのですが、名寄市~美深町~中頓別町~枝幸町~浜頓別町~猿払村と、意外に北海道旅行では地味目で観光情報の手薄な地域を巡ろうと画策しつつ、最後はサロベツ原野で締めくくろうかと思案する、自分がいるのでした。


おまけ:
以前の投稿で、礼文島の花を楽しんでね!

ちょっと寄り道ばなし、雪さえあれば、どこでもスキー場 - 礼文島トレッキ ングコース (北海道)



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2016年7月15日金曜日

滞空九時間の遠路な海外出張を、前日に指示する鬼畜な組織だあ - 某合弁企業の工場(インド・ナビムンバイ)

ボーイング787の機材

ちょっと、記事の更新が少し長引いてしまいました。
それもそのはず、背後では突然のインド出張が決まっていました。

大体、前日にインド出張できるかって、部長は気安く聞こうとします。
まあ、できなくはないですが、と答えるしかなくて、即決になりました。

ただ、航空券の予約も難しくて、ANAの直行便なら空いております。
でも、世知辛い仕事環境の中で、往復二十七万円は贅沢過ぎます。

いつもなら、この往復は十万円くらいのタイ航空(TG)ばっかりです。
フライトはバンコクで乗り換えますが、空き時間もかなりあって便利。

しかも、空港内はドラッグストアがあり、必要な薬を買ったりします。
この店は、ブーツ(Boots)で、バンコク市内でよく見かけるチェーン店。

空港内出発ロビーに二店

日本で買えない薬もタイでは、簡単に買えるので、法律の違いなのか。
なので、風邪薬、胃腸薬なんかを購入してからインドに向かいます。

もちろん、安価なこともありますが、便利なこと、この上ないということ。
でも、今回は直行便で、前回買い置きした薬を携行することにしました。

さて、インドに着きましたが、土日もなく休まず、仕事をし続けたのです。
雨季のシーズンだから天気も悪く、湿気も多いし、気温も上がりません。

体調管理に注意はしてきましたが、接待の会食に付き合うともうダメ。
休まずに働いて成果も出せたせいか、気が少し緩んだのが運の尽き。

激しい下痢の洗礼を受けてしまって、トイレに頻繁に通う悲惨な結末。
一緒にムンバイまで出かけてもらった技術者二名は、もっと過酷でした。

なんと、一人は便器を抱えたままになったと大げさですが、本当かも。
もう一人は、嘔吐もあって上から下からまで出しっぱなしだったようです。

ただ、その二人はそういった状態に陥った翌日には、帰国できました。
一方、居残った自分は、下痢ピー状態から抜け出せない日が続きます。

ブーツで買うと包装が違う

こんな時こそ、バンコクで求めた下痢止め薬、イモジュウムの出番。
早速飲んでみまたところ、何とか下痢は止まりましたが、便通に異変が。

翌朝、青っぽい灰色の便が出まして、これは体の調子が心配になる。
どうも、胆汁の色らしいのですが、薬を飲まないほうが無難かもしれず。

まあ、服用は止めましたが、また下痢が再発して飲まずには要られない。
こうして、もう一錠だけと思って、朝食後、思わず服用してしまいました

というわけで、十日間の滞在も終わり、明日のフライトで帰国いたします。
今は、現地の工場で残務整理と言うか、従業員から、もろもろの解決で相談を受けたりしていますが、昼食も日本から持ち込んだご飯パックを用心して食べる始末で、こうなったら腹痛止めの真っ黒い薬用炭の丸薬も追加で飲んでしまおうかという、ありさまなのでした。


おまけ:
ただの真っ黒い炭、毒素を吸収するとか

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2016年7月5日火曜日

道産子は、スキーを存分に楽しめる冷涼な気候に育まれるが、ありきたりな日本の自然を知らないのだ - 半夏生・蛍袋の花(本州以南)


近所を流れるせせらぎで、わずか二三株ですが、半夏生の花を見つけました。
葉っぱが白くて、花弁の代役になっているようで、これで虫を誘うのでしょうか。

住まいから目と鼻の先、道路の向かいには、市民の森があり、小川が流れます。
今は、ポンプで汲み上げて流していますが、もともと里山の沢だったのでしょう。

山の水辺に群生することが多いので、ここに自生しているのは分かります。
花は、葉と同じく白の紐状で、良く見かけるオオバコの花に似ています。

そして、夏の盛りの頃、花が咲き終わると、葉の白い部分は色落ちします。
ふつうの緑色っぽく戻ってしまえば、葉だけで探すのは困難かもしれない。

実は、この花は、冷涼な気候に不向きで、北海道では咲くことができません。
だから、道産子としての、自分の野草の知識には、全く存在していませんでした。

だから、ちょっと見かけて、ペンキを塗ったような葉があると思って、調べたのです。
もうすぐ還暦に届きそうな年齢なのに、自分の知らない内地の自然がありました。
   
  尼寺の音なき暮し半夏生   山田弘子
    
半化粧とも書き、おしろいをあしらったような葉が、女性を印象させます。
そして、山あいの堂宇に続く庭園の陰には、きっと咲いていることでしょう。

横浜に住みつつ、古都鎌倉にも接していますので、このイメージは強いのです。
鎌倉へはよくハイキングで歩きますが、寺をめぐり歩くうちに出会えるかもしれない。
   
   
この花は、ホタルブクロですが、やはり、北海道に自生してないようです。
徒歩の通勤中、歩道の花壇で見つけましたが、咲き揃うようになりました。

この名は、子どもが袋のような花にホタルを入れて遊んだことに、由来しています。
株の生き残る多年草らしくて、同じ箇所に短い時期でも、咲いてくるのがうれしい。

それで、この花は知ってはいましたが、内地(本州)に住みだして、初めて見ました。
加えて、ホタル自体が、北海道では繁殖しないのが、子供時分は常識でした。

ただ、後年、インターネットで分かったことは、沼田町など、一部では生息しています。
それでも、非常に限られた地域なのは事実で、蛍のつく地名も青森県止まりでした。

だから、蛍で遊ぶイメージなど道産子が思いつくはずも無く、まして花も咲きません。
加えて、蛍を生まれて初めて見たのは、日本でなく異国のタイだったのでした。
   
 逢ひたくて蛍袋に灯をともす  岩淵喜代子
 

   
というわけで、上さんがいたち川でのオイカワ釣りの写真を、撮ってくれていました。
この里山の清流に棲む魚種も、北海道には生息していないので、こちらで生まれて初めて見たことになるのですが、スキーの楽しめる寒冷な気候と、温暖な自然の間には、こんなにも知らない日常の発見があるのだという、この年になっても発見したりするのでした。


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2016年7月2日土曜日

鎌倉アルプスって大げさ過ぎる名称より、フットパスって呼んだほうがマシだぜ - ハイキングルート全体(鎌倉市・神奈川県)

北条氏常盤邸跡の裏山
苔むした石段が美しい

最近、テレビ番組でフットパスが紹介されていたので、ついつい、見てしまいました。
このフットパスですが、イギリスが発祥で、昔から人々が往来した小道の活用です。

森林や田園地帯、古い街並みなど、昔から残された風景を楽しんで歩きます。
フットパスが網の目のように縫う国土らしくて、国民は歩くことがレジャーなのでした。

確か、イギリスの最高峰はベン・ネビス山で、標高千五百メーターに達しません。
丘陵地帯の稜線や谷も、丸みを帯びた形状をしており、氷河期の名残みたい。

この国は、北緯49~59度に位置しますから、氷河期の影響は大きかったのか。
北海道の宗谷丘陵も似たような特徴を残しますが、ここは北緯45度近辺です。

つまり、かなり北方の国家なのが分かりますが、なだらかな地形のおかげでしょうか。
しかも、温暖なメキシコ湾流の影響で、緯度の割に格段に暖かい気候なのです。

急峻な山岳地帯が少ないし、温暖な気候でのどかな田園風景も広がっている。
そんな風土ゆえ、ピーターラビットの故郷、人気のある湖水地方もあったりします。

宗谷丘陵、確かになだらかです

しかも、イギリスでは産業革命の時期に、ナショナル・トラスト運動が始まりました。
19世紀に始まった環境保護運動ですが、これがフットパスの興隆につながります。

つまり、産業地帯に人口が集中し、都市化で社会の構造が大きく変化してしまう。
一方、カントリーハウスのような別荘地、周辺の森林、田園地帯は荒廃しました。

そんな、市民生活の環境悪化は、自然豊かな英国田園風景の復活に走ります。
次世代への公共な財産としてとらえて保全する活動こそ、ナショナルトラスト運動。

そして、無秩序な開発から自然環境や歴史的環境を守ろうとしたのが、市民です。
運動を推進する団体も発足されましたが、日本では古都鎌倉が後を追いました。

きっかけは、鶴岡八幡宮の裏山「御谷(おやつ)山林」の宅地開発なんだそうです。
鎌倉風致保存会が、市民運動で設立され、開発を阻止する活動が嚆矢だとか。

これで、日本のナショナル・トラスト運動が始まり、古都保存法の成立に至ります。
まあ、鎌倉には歴史的風土特別保存地区など、景観の保全区域が多いのです。

もちろん、三方を山に囲まれた鎌倉なので、がけ崩れの災害も防がねばなりません。
こうして、市域の数々の山林が維持されておるわけですが、ここには山道もあります。

大仏の切り通し

確かに、古都鎌倉には、昔の街道の名残として、切り通しがよく保存されています。
山や丘を掘削し、人馬の交通ができるようにした古道ですが、これがフットパスです。

つまり、ナショナルトラストで残された景観遺産をたどるのがフットパスというわけです。
こうなると、鎌倉のハイキングコースは、みなフットパスといって、差し支えないのだ。

というわけで、近年、日本においてもさまざまな地域において、各々の特徴を活かした魅力的なフットパスが整備されてきていますが、鎌倉は本当に日本でその始まりだったといってよく、天園ハイキングコースを鎌倉アルプスなんて、みっともない名称で言わずに、鎌倉ヒルサイド・フットパス(Kamakura Hilllside Foot Path)ぐらいに言っておけば良いものにと、思ってしまうのでありました。


おまけ:
大仏の切り通しに至る道標がない?
道は立派だけどね


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