昭和35年に開場して60年以上も経過した、富山県では由緒のあるゲレンデです。
なので、そばのらいちょうバレーと極楽坂は、その後にオープンしたゲレンデ。
今でもリフト二本のちんまりしたスロープだから、ほとんど拡張もしていない。
近くのスキー場は、コースもバリエーションが豊富だから、客も流れてしまう。
このため、集客で悩みも多く、スキーブームの去った昨今、廃止すら浮上した。
加えて、昨今の暖冬や新型コロナウイルスの影響もあり、運営もままならない。
まあ、昔から休止とか廃止とか噂の絶えない風前の灯火みたいな弱小ゲレンデ。
でも、地元の方は愛着があったのか、最近は多くの有志が行動を起こしました。
それは、起死回生のクラウドファンディングで一昨年は六百万円以上をゲット。
こうして、何とか運営を続けられることになったのは、めでたしなのでしょう。
今シーズンは積雪も豊富で、小さなゲレンデならお子さんも迷子にもならない。
だから、雪国のファミリーゲレンデとして続けてもらいたいと思うばかりです。
さて、昔はこのエリアは大山町でしたが、平成の大合併で富山市になりました。
グーグルマップで調べていて分かったのですが、長野の県境と接しているほど。
県庁所在地の都市が隣の県と接しているのは、なかなかになく珍しいと思うよ。
しかも、この富山市は、合併により日本百名山が四つも存在することになった。
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薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳(黒岳)ですが、一筆で縦走できるんだ。
ただ、自分の場合、富山側の有峰湖から薬師岳を経て黒部五郎岳に登りました。
だって、鷲羽岳から水晶岳(黒岳)は、野口五郎岳を経由して登っていました。
この二回とも、最終日に双六小屋キャンプ地で幕営して高山へ下山した思い出。
それ以降、北アルプスは登っていないので、改めて立山は登ってみたいと思う。
少し古いのですが、有峰湖で手に入れたパンフを紹介しますのでご覧下さいな。
というわけで、このゲレンデは、しゃかりきに滑らずにのんびりちんたら終了。
この後、もう一度岐阜県の方へ戻りまして、途中、楽今日館(らっきょうかん)と言う日帰り温泉に浸かってから、昨日に野宿した道の駅”細入”まで舞い戻って投宿したという富山のスキー初陣なのでありました。
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