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2015年1月5日月曜日

もうすぐ見られなくなる、かわいい玉子の搬器に乗ろうぜ - 東館山スキー場(長野県)

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通称を“たまごゴンドラ”、現役最古参なのだそうです。 
営業運転を開始してから、もうすぐ四十歳を迎えようとする、超レトロな乗り物です。
 
このデザインが可愛いのですが、四人乗りにしては小型でかなり窮屈な思いをします。
日本で最初に導入されたのが、昭和四十三年で五竜遠見スキー場がはじめてでした。
 
このほか、びわ湖アルプスゴンドラも同型で、びわ湖バレイスキー場へ連絡しました。
自分的には、この三つのスキー場を滑ることができましたので、ラッキーでしょうか。
 
この東館山は昭和51年製ですが、このびわ湖バレイも同時期に掛けられたようです。
今現在、残ったのはここだけで実に貴重ですが、架け替えの噂が浮上しています。
 
一方、発哺温泉のロープウェイは、老朽化と利用減で、つい最近、廃止になりました。
ですから、スキーヤー兼乗り鉄マニアの人は、乗り納めと思って急いで出かけましょう。
 
東館山は、長野オリンピックの大回転コースになりましたので非常に長いバーンです。
頂上は、二千メーターを越え、西側のびわ池方面へ視界でさえぎるものがありません。
 
このため、晴れていれば見晴らしにも恵まれて、天上界にいるような気分になれます。
近くには、高天ヶ原のゲレンデもありますから、まさに文字通りの眺望じゃないのか。
 
自分が、このゲレンデを滑ったのは五月連休のころで、確かに眺めは素晴らしかった。
ただ、オリンピックの急斜面だけあって、春スキーともなるとコブだらけで滑りづらい。
 
雪も重いし、地肌の現れた箇所は迂回路が指定されており、思う存分とは言いがたい。
それでも、大回転競技の行われるコースを体験してみたいという欲望が勝りました。
 
ところで、ここの発哺温泉周辺は、アクセスする県道が新しくなっていたみたいです。
自分の滑った当時のゲレンデマップと、最近の地図を見比べてみてわかりました。

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昔は奥志賀林道といって有料だったのですが、今は無料で県道に昇格していました。
併せて、ゲレンデの真下をトンネルが通行しており、運転が楽になったみたいです。
 
これも、長野オリンピックの競技会場を考慮し、道路が改良されたんだろうと思います。
東館山から先の焼額山スキー場でも、スキーの回転競技が開催されておりました。

というわけで、春スキーだったので山頂駅から、北方向の寺子屋スキーへ流れました。
寺子屋は、標高が高いので雪質も最高で楽しみましたが、お帰り用の登りリフトもコースも閉鎖されていて、東館山の山頂までへとへとになりながら上ったことが思い出されていて、今度はフルシーズンのころに発哺温泉の宿にでも宿泊しながら、のんびり滑ろうかとも、思ったのでした。
 
 
おまけ:
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オリンピック後のゲレンデマップでは、トンネルあり


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2022年2月21日月曜日

実は、”立山山麓スキー場”の名称には、”極楽坂エリア・らいちょうバレーエリア”のセットに加えて、”あわすの”を含めたエリア全体の呼び名でもあるんだな ー 立山山麓スキー場(富山県)

     
富山県のスキー場で初めて滑りに行ったのが、この立山山麓のゲレンデでした。
岐阜にあるゲレンデに続けて訪ねる予定だったので、一番近場を探したのです。

奥美濃までは行かなかったので、飛騨のスキー場から国道41号線を北上します。
途中、道の液 ”細入”で車中の野宿をしましたが、この頃はステーションワゴン。

車種はサニーカリフォルニアで、後部座席は倒して広い寝床を設けていました。
あまり広くはないけれど、雪山用シュラフで寝泊まりをしながらゲレンデ行脚。

まあ、トイレのある駐車場を探せたら、すぐ野宿なので、それまではドライブ。
こうして、夕方八時近くに着いたと思いますが、夕食を取ったらバタンキュー。

多分、登山用のLPGコンロでお湯を沸かして、カップ麺でも食べたのでしょう。
こうして熟睡すると夜も明けて、朝六時ごろから次の目的地まで運転開始です。

今でも思い出しますが、スキー場へは一時間ほどしかかからなくて驚きました。
土地勘のない場所だから早く着きすぎて、リフトの稼働まで待った記憶もある。

それで、午前券で十分だろうと思ってゴンドラ人乗ったら、結構、混んでいた。
結局、ゴンドラは一回きりでリフトに乗り換えて、極楽坂のスキーセンターへ。

平成15年12月29日滑走

    
記念にでもとリフト一回券を購入して、コレクションにした思い出もあります。
この地区は、”あわすの”のスキー場もありましたが、ここは独立していました。

入手したパンフレットを眺めつつ、このデザインがなかなか洒落ている思うな。
だけど、ネットでチェックしたら、自分が滑ってから三年後にゴンドラは休止。

今現在のホームページでもゴンドラは記載されていないので取り外したのかな。
それで、ウイキでは撤去されたと説明があり、搬器は再利用されて志賀高原へ。

実は、東館山ゴンドラは、設置されてから半世紀を経過していたという古さだ。
老朽化したのに騙し騙し使い続けてきて、やっとお値打ちな中古品をゲットか。

スキー客も落ち込んで設備投資もままならず、この東館山も廃止の噂があった。
まあ、運営継続となったのは喜びだが、富山県には他にもゴンドラあるからね。

それがイオックスアローザですが、ちゃんと後年、滑られてめでたしめでたし。
他方、隣接の極楽坂スキー場には、約1.5キロと長距離のクワッドリフトもある。

だから、ゴンドラが一つ消えても、それなりに機動力のスキー場ではある分け。
というわけで、ゴンドラ山頂駅までは、代わりにリフトで乗り継いでいますな。

この投稿をタイプしている時点で、山頂の積雪が340センチ、山麓で190センチとあるから、ここ数年は雪不足で悩んできたの嘘のようで、この申し分ないコンデションで改めて滑ったら、どんな感想が生まれるのかと思ったのでした。
   


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2015年1月19日月曜日

大量輸送の必要性があるほどの距離とは思われないんだけど - クワッドリフト雑考(志賀高原)(長野県)

安全索道クワッドリフト

志賀高原は、日本でもっとも有名なスキーリゾートとして、言わずもがなでしょう。
現在、19ヶ所のスキー場と52基のゴンドラ・リフトが運行され、規模がどでかい。
 
冬場になれば、スキー場を移動するのに、シャトルバスが運行されるぐらいです。
一方、蔵王温泉スキー場も規模が大きいですが、索道数は41基と及びません。
 
全体の標高差は980mありますが、通しで滑られるコースがなくて少し残念です。
なぜなら、標高トップの横手山と、山麓のブナ平では、エリアがまったく違います。
 
もし、一気通貫で滑るとしたら、寺小屋から東館山、発哺ブナ平のコースでしょう。
この標高差は730mにもなり、かなりの滑りがいがあるのは言うまでもありません。
 
ただ、コースが複雑でひとたび間違えば、上級コースに出たりしてハードルも高い。
自在にスキーを操るスキーヤーが、ゲレンデマップを片手に楽しめる感じでしょうか。
 
家族連れや初心者の方は、一面バーンで見渡せるスキー場の方が滑りやすい。
迷子にならず、衝突や怪我もしないで、見通しの良いコースが重宝されるのです。
 
こういった趣向のゲレンデですと、縦に長く標高差のあるスロープは不要でしょう。
幅広であればよく、その意味では、高天ヶ原・市の瀬のスキー場が該当します。
 
どのスキー場もリフトが二三本で、一本一本のリフトを乗って楽しむ感じでした。
長い滑走距離を余り必要としませんから、リフトもそこそこの距離しかありません。
 
特に驚いたのは、距離が五百メーターしかない高速クワッドリフトの存在でした。
一の瀬ダイヤモンドスキー場にあるのですが、乗車時間はたった二分でしかない。
 
だいたい、高速リフトはスキーヤーの大量輸送を目的として設置されるものです。
一時間当たり、最大二千四百人を頂上駅へ運びあげてしまう能力を持ちます。
 
これだけ、頂上駅へ初心者やらファミリーのスキーヤーが降り立ったらどうなるか。
ゆっくりのんびりと滑り降りるでしょうから、途中、人でごった返す可能性もある。
 
ただ連絡コースが充実していますので、お隣のゲレンデへ簡単に移動できます。
こうして、さほど問題にならなかったのが、志賀高原のドでかさなのだと思いました。

安全索道高速クワッドパンフ
グーグルドライブはこちらから
(握索装置の技術説明あり)全ページご覧いただけます
  
このクワッドリフトは、安全索道㈱が会社として最初に設置した索道になります。
時は昭和62年、競合する日本ケーブルの導入が三年ほど早いので後発でした。
 
スキーブームの華やかりし頃、映画”私をスキーに連れてっても流行りましたなー。
松任谷由実の「恋人がサンタクロース」も、映画の挿入歌で一般に浸透しました。
 
ネコも杓子ももてたければ、スキーだと滑りに出かけしまうご時世だったのですよ。
だから、儲かるのが当たり前で、運営会社も無造作にクワッドに投資していました。
 
こうして、この志賀高原には実に短いクワッドリフトが乱立していったというわけです。
平成15年のゲレンデパンフを見ましたが、探し出せたリフトは次の通りです。
 
① 笠岳スキー場 笠岳第一クワッド 406m (3分27秒) 
② 一の瀬ダイヤモンドスキー場 一の瀬ダイヤモンドクワッド 474m (2分15秒)
③ サンバレースキー場 法坂第一クワッド 518m(2分53秒)
④ ブナ平スキー場 ブナ平クワッド クワッド 521m (2分54秒)
 
この内、①番のリフトは、固定式循環式でロープに搬器が固定された方式です。
秒速2メーターと月並みな運行速度ですが、四人がけとなれば輸送力は大きい。
 
おそらく時間当り二千人は運べたと思いますが、四人が腰掛けるとも限りません。
実際の輸送力は多少間引くとして、スキーブームが去った現在はどうなったのか。
 
利用客もかなり減少してしまいましたし、一人か二人しか乗らなくなったはずです。
こんな環境では動かすほど赤字がかさむため、終に笠岳は休止してしまいました。
 
一方、残り三基は速度を落としながら運行中で、異なるタイプの自動循環式です。
これは、搬器が乗車する際、ロープ(索道)から離れてゆっくり動いていく方式です。
 
ご存知かと思いますが、腰掛けた途端、急にスピードを上げて運んでくれるのです。
搬器が索道に合体して頂上駅まで運び上げてくれて、この加速感がたまりません。
 
この方式は、搬器の着脱方式にノウハウがあるようで、特許がらみだと思いました。
だって、日本ケーブルと安全索道の方式では、押さえバネの構造が違っています。
 
日本ケーブル会社案内より
グーグルドライブはこちらから
上に掲げた安全索道製と比較してください

デザインの差異も極端に目に見えて分かり、後者はスプリングが下向きでした。
握索装置と言うのだそうですが、前者の装置ではコイルのピッチが詰まっています。
 
他方、安全索道はピッチがゆるくて格好が大きいめで、取り付け方向も違いました。
リフトに乗っていると、搬器が支柱の車輪を通過する際に衝撃が伝わるのでしょう。
 
チャリンチャリンと小気味よく音を立てるのですが、これが結構怖い感じもするのです。
ひょっとして、搬器が外れてしまったらどうしようと、つい不安に駆られてしまうのでした。
 
というわけで、当時の既存ゲレンデにクワッドを掛けると五百メーター強がやっとです。
この後、全国で滑走距離の長い縦線形のスキー場が、次々に開発されました。
 
結果的に、長距離のクワッドが目立つようになりましたが、これも当然のことでしょう。
寒さをしのぐためにフード付きで、運行時間の短い高速リフトは、趣旨が分かります。
  
こうして、早い時期に高速クワッドリフトが導入された志賀高原では、リフト待ち一~二時間が当たり前なメチャ混みの状況を解消しようとして、せっかちに導入されたのであろうなと、今になって思うのでありました。

 
おまけ:
志賀高原パンフ2002-3
グーグルドライブはこちらから

全ページご覧いただけます
  
※短距離のクワッドリフトは、意外に見つかります。
白樺湖ロイヤルヒル 第2クワッドリフト(高速) 510m
車山高原 クワッドリフト スカイジェッター(高速) 551m
八方尾根  黒菱第2クワッド(固定式) 275m
HAKUBAVALLEY鹿島槍 第3クワッドリフト(固定式) 250m

     
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2015年1月3日土曜日

春スキーになると、行きはよいよい、帰りはこわいのアリ地獄スキー場 - 寺子屋スキー場(長野県)

寺子屋スキー場俯瞰図

はじめに、このゲレンデは特殊なロケーションなので、俯瞰図を紹介してみます。
B-ingのマップからコピペで拝借し、リフトの位置を加えてはっきりさせてみました。
 
これを見ますと、描画された図法がグーグルマップと異なっているのが分かります。
ストリートビューは多機能で便利ですが、B-ingではパクることも出来ないでしょう。
 
著作権やら特許が絡んでいて、そうは簡単に模倣できないのだと思いました。
このため、バードアイの立体的な表現を採用して、グーグルに対抗したようです。
 
使い道によっては、ゲレンデの勾配を確認したい時に、グーグルより便利ですね。
特に、志賀高原は、複数のスキー場がつながりあい、連絡コースも多いのです。
 
当然、上りと下りのスロープですから、行きと帰りはコースが別々で違ってきます。
このため、こちらではゲレンデマップの詳細なパンフレットも配布されておりました。
 
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もし、コースに迷ったら、ためらわずにマップを取り出して、お帰りコースを探します。
フルシーズンの頃、ほとんどのリフトが稼動しているなら、役立つのは事実でしょう。
 
ところが、春スキーのシーズンですと勝手が違って、動いているリフトが限られます。
この寺子屋スキー場も、降りてみたのはいいが、上りのリフトが休止していました。
 
俯瞰図を見ても、ゲレンデがすり鉢状の斜面に囲まれているのが分かりますね。
いったん滑り込んだら、ここから抜け出すには、リフトで山越えせねばなりません。
 
でも、春スキーになると連絡役を果たす、このリフトが稼動しておりませんでした。
お帰りコースもあることはあるんですが、進入禁止のテープが貼られているのです。
 
こうなると、お帰りはスキーを担いで、トボトボと斜面を登る羽目に陥りました。
一の瀬ファミリーも東館山も両ゲレンデへ戻るには、体力勝負の苦行でしかない。
 
いやはや、本当に行きはよいよい、帰りはこわいという、リアルなアリ地獄でした。
と言うわけで、春スキーになるととんでもない試練の待ち受けているゲレンデです
 
標高も二千メーターと高くて雪質も最高なのですが、春スキーは要注意ですよ。
それでも、レストハウスがなかなか洒落ていまして、晴れた日にはテラスにでも座って、ビールで一杯飲みながらくつろぐのも楽しくて、帰りの体力勝負が待ち構えていようが、改め滑りに行ってみたいとも思うのでした。
 
 
おまけ:
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2016年3月16日水曜日

論語読みの論語知らずと言うか、カッコ良さだけで名付けた仇さ加減が最高だぜ - 二王寺スキーリゾート・ニノックス(その二)((新潟県・下越)

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スキーブームでゲレンデが混雑していた頃、スキーリゾートはありふれていました。
ですが、本来の言葉の意味も分からずに、格好良さだけが先行していたようです。

まあリフトニ三本でもそう名づけておけば、集客効果があると思ったのでしょうか。
確かに、リフト待ち一時間なんて当たり前で、休もうとしても食堂が貧弱すぎます。

混雑して、メニューもカレーにラーメンで、一杯が千円ってどれだけふんだくるの。
しかも、除雪協力費とか偽って駐車場も千円ぼられまくりでは、未来もない感じ。

凍えて当たり前の寒い冬のスポーツに、金銭も体力も虐げられるって何なのだ。
しかも、雪道運転は神経を使って、体力的にも精神的にも消耗するものです。

こうして、雨後の筍みたいに、じゃかすかできたリゾートも、お里が知れて来ます。
最後には廃止、撤退なんてのが良くあって、自分的には越後アクシオムが代表例。

それで、このニノックスは、現在まで持ち堪えながら営業中でして、表彰ものでした。
だって、縦線形のリフト二本だけでは、広がりもなく降りるだけのワンパターンです。

シンプル過ぎるレイアウトは、ゲレンデが空いてりゃ、二三時間で滑り飽きてしまう。
一方、こちらはスキーリゾートを堂々と宣言ですが、本来の定義を知っていたのか。

仏スキーリゾート

英語で書くと”ski resort”で、意味は単なるスキー場のみを指してはおりません。
ネットの辞書では、”A resort with lodging and facilities for skiing”なんですね。

つまり、「宿泊設備とスキーをするための施設」を指していて、滞在型なのでした。
まあ、南国のリゾートといえば、当然、長期間、滞在するのが前提なのですよ。

他方、冬季のスポーツだから、滞在施設は伴わないなんてことは、あり得ません。
更には、有名なコリンズの辞書では、”スキーで有名な街”と説明していました。
  
 ski resort  (skiː rɪˈzɔːt) 
 Definitions
 noun
 a town that is popular for skiing   ⇒ the Swiss ski resort, Davos
 Collins Dictionally (例:スイスのダボス)
   
となれば、ゲレンデ単体ではなく、街全体でスキー場を包含するということです。
これを踏まえて言えば、ニセコ、志賀高原、白馬、蔵王辺りなんじゃないでしょうか。

つまり、本来は、二ノックスのゲレンデ一つだけで、リゾートとは言い切れません。
近隣に温泉でもあれば、格好はついたんでしょうが、あるのは新発田の市街だけ。

それでも、ゲレンデ名は二本二百名山のニ王子岳(におうじだけ)から来ています。
胎内二王子県立自然公園に位置しますが、年間一万人の登山者ではやや寂しい。

というわけで、単なるゲレンデをスキーリゾートと格好で名付けたのが、裏目です。
まあ、経緯がよく分からないので、これ以上に批判しても意味もありませんが、英語の語義とあちらの実情が伴わなっていなかったことは明白でして、何だか情けない名付け方になってしまったものだと思うのでした。


おまけ:
スキーリゾートといえば、志賀高原の投稿はこちらから、、、

長野電鉄創業者が、志賀高原と名づけたのだ​から、心して滑走せよ - 奥志賀高原スキー場 (その一)(長野県)


地元の有数企業が開発したから、パンフレットも独立独歩のPR - 奥志賀高原スキー場 (その二)(長野県)


ここへ来れば、ゲレンデはより取り見取りのパラダイス - 志賀高原スキー場(長野県)


レオナルドダビンチもオコジョを描いたんだよ - 一の瀬・高天ヶ原ゲレンデエリア(志賀高原)(長野県)


大量輸送の必要性があるほどの距離とは思われないんだけど - クワッドリフト雑考(志賀高原)(長野県)


まさか、雫石みたいにゴンドラがなくなることはないでしょうが - 焼額山スキー場 (その一) (長野県)


オリベッティのICリフト券は実に無味乾燥で、地元のデザイン会社も憤慨しただろうな  - 焼額スキー場 (その二)


ここへ来れば、ゲレンデはより取り見取りのパラダイス - 志賀高原スキー場(長野県)


入会地の利権やら環境保護は仁義なき戦いだったのかもしれない - ごりん高原スキー場(長野県)


もうすぐ見られなくなる、かわいい玉子の搬器に乗ろうぜ - 東館山スキー場(長野県)


春スキーになると、行きはよいよい、帰りはこわいのアリ地獄スキー場 - 寺子屋スキー場(長野県)


ステンマルクのラスト・スラロームをテレビ​で見たんだよ - 横手山スキー場 (長野県)


ゲレンデの印象より、税金の支払先がどこなのか案じてしまった -  FORESTER渋峠(渋峠スキー場)(長野県)



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