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通称を“たまごゴンドラ”、現役最古参なのだそうです。
営業運転を開始してから、もうすぐ四十歳を迎えようとする、 超レトロな乗り物です。
このデザインが可愛いのですが、 四人乗りにしては小型でかなり窮屈な思いをします。
日本で最初に導入されたのが、 昭和四十三年で五竜遠見スキー場がはじめてでした。
このほか、びわ湖アルプスゴンドラも同型で、 びわ湖バレイスキー場へ連絡しました。
自分的には、この三つのスキー場を滑ることができましたので、 ラッキーでしょうか。
この東館山は昭和51年製ですが、 このびわ湖バレイも同時期に掛けられたようです。
今現在、残ったのはここだけで実に貴重ですが、 架け替えの噂が浮上しています。
一方、発哺温泉のロープウェイは、老朽化と利用減で、つい最近、 廃止になりました。
ですから、スキーヤー兼乗り鉄マニアの人は、 乗り納めと思って急いで出かけましょう。
東館山は、 長野オリンピックの大回転コースになりましたので非常に長いバー ンです。
頂上は、二千メーターを越え、 西側のびわ池方面へ視界でさえぎるものがありません。
このため、晴れていれば見晴らしにも恵まれて、 天上界にいるような気分になれます。
近くには、高天ヶ原のゲレンデもありますから、 まさに文字通りの眺望じゃないのか。
自分が、このゲレンデを滑ったのは五月連休のころで、 確かに眺めは素晴らしかった。
ただ、オリンピックの急斜面だけあって、 春スキーともなるとコブだらけで滑りづらい。
雪も重いし、地肌の現れた箇所は迂回路が指定されており、 思う存分とは言いがたい。
それでも、 大回転競技の行われるコースを体験してみたいという欲望が勝りま した。
ところで、ここの発哺温泉周辺は、 アクセスする県道が新しくなっていたみたいです。
自分の滑った当時のゲレンデマップと、 最近の地図を見比べてみてわかりました。
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昔は奥志賀林道といって有料だったのですが、 今は無料で県道に昇格していました。
併せて、ゲレンデの真下をトンネルが通行しており、 運転が楽になったみたいです。
これも、長野オリンピックの競技会場を考慮し、 道路が改良されたんだろうと思います。
東館山から先の焼額山スキー場でも、 スキーの回転競技が開催されておりました。
というわけで、春スキーだったので山頂駅から、 北方向の寺子屋スキーへ流れました。
寺子屋は、標高が高いので雪質も最高で楽しみましたが、 お帰り用の登りリフトもコースも閉鎖されていて、 東館山の山頂までへとへとになりながら上ったことが思い出されて いて、 今度はフルシーズンのころに発哺温泉の宿にでも宿泊しながら、 のんびり滑ろうかとも、思ったのでした。
おまけ:
グーグルドライブはこちらから オリンピック後のゲレンデマップでは、トンネルあり |
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