2026年8月21日金曜日

釧路湿原を東西に横断する広域営農団地農道の”釧路湿原道路”もあったりして、こんな道路も走ったのだろう ー 井上耕助殉職の碑(北海道・道東)

                                            
八月に、北海道の道東へ旅をするのですが、再訪したい場所が一つありました。
ただ、たどり着くまでに、どこをどうやって走ったのか、覚えていないのです。

まあ、それはそれは人里離れた原野の中にぽつんと殉職の碑が立っていました。
道路も道路で、殆ど未舗装の砂利道で、一車線より多少は幅の広い道路なんだ。

しかも、この碑銘をはっきり覚えていなくて、自分自身の謎になっていたんだ。
それで、グーグルでやたらめったらに検索しまくったら、一つ見つかりました。

それは、故吉良逓送人殉職記念碑で、真冬の勤務中に命を落とした事故でした。
ただ、郵便配達夫が落命したので、自分の記憶では殉職者は税務員のはずです。

だから、この人物は該当しないのではと考えて、探し続ける羽目に陥りました。
一方、車を運転していた道路の記憶から言えば、釧路湿原を抜けたと思います。

それからは、緩やかな丘陵の原野を延々と切り開いて、嘘のような開拓の原野。
しかも、開墾は始まったばかりで、荒涼として茫々たる荒地が続いていました。

そんな風景ですが、三十年以上を経た今でも、未だに記憶に焼き付いています。
それを考えると、殉職碑は内陸にあるはずで、この郵便夫の碑は海岸近くです。

なので、この碑は該当しないので、違う場所と考えてグーグルマップで再建策。
このマップで縮尺を挙げていくと、点三つの印のあるポイントが列挙されます。

これは、”史跡・名勝・天然記念物”の地点ですが、見慣れないものもあります。
例えば、”浜中町営軌道秩父内乗降場”は、地元の人が知っているだけでしょう。

それも、道すがら訪ねてもいいのかもしれないと、探しまくることにしました。
すると、厚岸町酪農地帯の奥部に、”井上耕助殉職の碑”が表示されて来ました。

いやはや、これかもしれないと思って探したら、税務員だったとありピッタリ。
偶然に自分が見つけた碑がこれだったと思うと、今回の旅でも再訪できるんだ。

それで、三十年を過ぎて、開拓されたばかりの原野だったのが、今は牧草地だ。
年月を経ると、こんなにも発展してしまうかと思うと、今浦島の気分になった。

というわけで、周辺道路は二車線の舗装路が続き、道道に指定されていました。
14号のような昔からの基幹道路もありますが、道道に格上げされて、1028号、813号のようなかなり番号の下がった道路が貫いておりますので、こういったルートを走り回ってたどり着いたのだろうなと、思い返す自分がいるのでした。



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2026年8月19日水曜日

充分に成長して花も大量に咲くのですが、なぜ、ポロポロと気軽に落ちて来るのか、理解できなかった ー ウマノスズクサ(ガーデニング)

                                    
この花の寿命ですが、とてもはかない感じで、どうやら二三日だと思いました。
次から次と咲いては来ますが、ポロリポロリとバルコニーの床に落ちて来ます。

管楽器のホーンをしたユニークな形状で、サックスやトランペットみたいだな。
一見、ウツボカズラの食虫植物と見間違えますが、実際はそうではありません。

花の中へ小型の昆虫を誘い込む仕組みは、同じようですが、それは受粉のため。
腐臭を発して誘い込むとしても、種子を作るために虫に花粉を運ばせるのです。

この花は、最初に雌花で開花して、先ず虫を誘い込むのですが、出られません。
内部には逆毛が生えていて、虫は出ようとしても動きが止められてしまいます。

これが、花の命の一日目で、二日目以降、受粉しないと雄花に切り替わるのだ。
当然、雄花は花粉をつくりますが、イライラして動き回る虫にこびりつきます。

それと同じく、内部の逆毛が縮小して虫が動きやすくなり、内部を脱出成功だ。
そして、花粉を身にまとった虫が改めて、この臭いにおいに引き込まれる次第。

これで、ようやく雌花は受粉にに成功するのですが、段取りが多すぎてしまう。
結局、受粉できる確率がかなり低くて、できなければポロリと落ちるようです。

                                 
何とも確率の低い仕組みですが、当然、種子を作る可能性が限りなく低いんだ。
だから、種子で生息地を広げる気持ちも無く、地下茎を伸ばして生き永らえる。

自然に育つ株を観察して分かったのですが、二~三メーターは伸びていました。
ポツポツと離れた場所に株が生えているのですが、地下茎が伸びているだけだ。

なので、地上で成長する株が多くても、繁殖する株は二つ程度と思われました。
だから、部分的に地下茎が切断されても、株自体は生き永らる生存戦略なのだ。

というわけで、奇妙な花の造形が、繁殖にあまりにやる気の無さに繋がります。
この花については、以前にも仕組みや構造を説明した投稿を挙げていましたが、実際に自分が観察したり栽培して感じたことから、そうだったのかと思える知見を話して見たくて、もう一度書いてみたということなのでした。



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2026年8月17日月曜日

ゴーヤは、スーパーの店頭では野菜として並んでいて、食卓ではおかずで調理されますが、本当は果実で果物なのだ ー アップルゴーヤ結実(ガーデニング)

                                      
今日、七月十八日になって、アップルゴーヤにちっぽけな果実を見つけました。
短日性植物なので、夏至を過ぎてから黄色い花が咲き出したのも理に適います。

つまり、六月下旬までに花が咲かせられるよう、株を成長させておくことです。
時期を逆算しますと、気温との関係もありますが、発芽の時期が重要なのです。

保温箱を使って、五月上中旬に上手に発芽させると、時間的には間に合います。
その後、種まきポットから植替えをしますが、その後の成長は緩慢なものです。

まあ、開花は夏至以降なので、辛抱しながら株の成長を見守るしかありません。
開花前にはマニュアル通りにしっかり摘心もしました、やるだけのことはした。

その結果、花が咲き出して受粉に成功した後が、この果実に繋がったのでした。
ゴーヤの花は面白くて雄花と雌花に分かれて咲きますが、その割合も違います。

摘心を上手にしたのであれば、雄花10に対して、雌花は1の説明がありました。
その見分け方も簡単でして、花が咲き落ちて残った茎に果実がみられるかです。

自分の株を見ていましたが、ほとんど雄花だけで、この雌花は見落としました。
まあ、七月中旬になって、ようやく果実を見つけられたのはうれしい限りです。

確かに、ユーチューブで育成を紹介した動画に、平仄の合うような日程でした。
七月下旬に旅行に出かけるので、それまでの十日間で果実の収穫ができるかな。

既に梅雨の明けたような暑い天気も続いているし、大きな実に期待しましょう。
育成中のアップルゴーヤは、苦みの少ない品種で生で食べられるのだそうです。

メルカリから十粒五百円で手に入れましたが、この株だけ成長してくれました。
だから、来年の種まき用に熟れた果実を収穫したいので、旅から帰ってからだ。

というわけで、育苗の遅れた二株は、まだ花が咲いていないので残念なのです。
あばしゴーヤなのですが、開花の遅れている分、逆に旅から帰って来たら果実は熟れているか、落下しているはずで、きっと成熟した種子も多く取れるでしょうから、来年の栽培もまた期待できるなと思うのでした。



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2026年8月15日土曜日

白い花を見てナス科の植物と想像は付きましたが、”ワルナスビ”、”イヌホオズキ”など役立たずの野草もあるから、探しもせずにほったらかしだった ー タマサンゴ(植物観察)

                                  
道路の向かいには、内装工事会社がありまして、そこの電子柱で見かけました。
例年、夏が来て丸いオレンジの果実を付けますが、ホオズキによく似ています。

堅いアスファルト敷きの歩道と電子柱の割れ目から、良くそそり出ていますな。
地上部から、下に用土が潜んでいるのでしょうが、良く芽を出したと思います。

邪魔なのかな、町内会の草刈り作業で刈り取られても翌年は顔をのぞかせます。
そして、夏の季節になると、あの赤い玉をぶら下げて来ては人目を引き付ける。

この季節、この歩道を歩いていて、赤い玉のせいでよく目につく低木なのです。
何の植物かは分かりませんが、脇の路地に入った理髪店の鉢にも赤い玉が付く。

多分、この鉢の玉から出た種子が、電信柱の割れ目に落ちて芽生えたようです。
上さんも気が付いていましたが、グーグルの画像検索で探せるのだと言います。

なので、この間、スマホで撮影してきてその写真をアップしてググらせました。
すると、さすがのグーグルさん、検索した結果は、植物が”タマサンゴ”と判明。

                                
別名、リュウノタマ、フユサンゴと言うのだそうですが、ナス科の常緑低木だ。
南米産ですが、日本へは明治中期に観賞植物として持ち込まれて広まりました。

暖地の一部では野生化しており、この電信柱から逞しく生きる株もそうだろう。
ただ、この果実は全く食べられず、ナス科植物特有の有毒な成分があるのです。

一方、ジャガイモの芽や皮などで緑色に変色した部分にも多く含まれて危険だ。
このために、誤って調理したら、”嘔吐”や”吐き気”、”下痢”などの食中毒発生。

つまり、野菜ですら危険な場合もある分けで、これでは鑑賞するだけでしょう。

要するに、丈夫で乾燥に強く高温で発芽する性質がアスファルトの割れ目からも芽を出して踏まれもせずに根強く生き残ったとも言えて、他方、あの赤い玉もアスファルト路面をコロコロと転がって種子を散布したのかもしれず、だとすれば、近所の理髪店から転がって到達したと思えば、むべなるかなと断じてしまった自分なのでした。



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