釧路に来て一週間だが、この日は斜里まで遠征だ。天に続く道は、噂にたがわぬように、天界へ続いているようなイメージを掻き立ててくれる。ただ、一着線の道路というのは、道東ならありきたりなのだが、一定程度の高低差があって、一直線を見越せるようなルートは少ないということだ。だから、この道路は、天に続くように見える点では、ダントツだろう。
清里町のさくらの滝で、サクラマスの遡上を見学。果敢にジャンプする姿は、なかなか迫力がある。八月末までの間らしいが、季節が間に合ってよかった。思い出すのは、番組”鶴瓶の家族に乾杯”で、俳優の國村隼が、この滝を訪ねていた。この滝の後は、近くの日帰り温泉”緑の湯”に立ち寄ったものの、なかなか家族に出会えなかったという印象がある。
斜里には、山岳にかかわる芸術家、文筆家の小さな美術館、”北のアルプ美術館”がある。その中心は、随筆家、串田孫一が創刊した山岳の文芸誌”アルプ”なのだか、これにかかわりのある芸術家の作品を鑑賞して満喫した。知床に立ち寄る前に、時間があれば訪ねるべきと思う。
牧草を収穫する季節がやってきた。裏摩周へ抜ける道道で、トラックが積載していたロールを落としていったのが、道端に転がっていた。人口より牛の多い別海町へ抜ける道路だから、どこかの牧場へ運んでいたのだろう。
裏摩周の展望台に到着。なかなか訪ねる機会がなかったのだが、今回は念願がかなった。視界は、成長する木々にさえぎられて、思うようにアングルが得られにくい。この摩周湖の北側には、第一展望台からは見られない、北側のくびれた部分の湖面を眺めることができて、良い訪問になった。








