2026年7月24日金曜日

病気や害虫による被害のことを”病虫害”と呼ぶのですが、狭いベランダでのガーデニングでは避けられません ー 農薬衝動買い(ガーデニング)

                              
今年初めて栽培したツルニンジンが、害虫のおかげで葉があばたになりました。
葉の表面に、白っぽいブツブツができてしまい、一目で見ても害虫のようです。

その顛末は、以前の投稿で話しましたが、至急、農薬の買い足しが必要なのだ。
これまでは、モレスタン、ダコニールで対策しましたが、今回はどうなのかな。

病虫害としては、モレスタンはハダニに、ダコニールはうどん粉が対象でした。
今回は、葉の表面をよく観察すると、カイガラムシの幼虫に似ている感じです。

しかも、地面に近い葉では、食い散らかされて、裏面にイモムシが潜んでいた。
これは、ヨトウムシ等の蛾の幼虫と判断し、これから適当な農薬を探しました。

その結果、アマゾンから冒頭の商品を手に入れたのですが、少し衝動買いだな。
後になって他の植物を観察すると、ヒオウギの茎は、ゴマ粒がうじゃうじゃだ。

これは、どうやらハダニらしかったので、モレスタンで取り急ぎ撃退しました。
捨てる寸前のスプレータイプ洗剤容器が残っていて、これを上手く流用したの。

これでハダニが退治できそうですが、専用ではなく、何時壊れるか分からない。
なので、衝動買いの中には、もちろん、直圧式ガーデンスプレーを加えました。

他にカイガラムシ用のスプレーを買ったのですが、専用なので転用できません。
ツルニンジンの害虫が、本当にカイガラムシの幼虫か分からずに少し不安だな。

まあいいやと思いつつ、他の農薬は蝶蛾の幼虫、毛虫に効き目がありそうです。
一つは、ピレスロイド系殺虫剤で、蚊取り線香に含まれる成分と同じらしいよ。

人や動物には有害ではないらしいので、安心して使える殺虫剤になりそうです。
もう一つは、オルトランとスミチオンの混合剤で、オルチオンという商品名だ。

どちらも有機リン系の殺虫剤なので、散布時は手袋やマスクを着用が必須だな。
風の強い日や夏場の高温時の散布は避けろとか、農薬中毒の被害は避けるのだ。

それに連続使用は避け、別系統の殺虫剤と使いまわすのが効果的でいいらしい。
というわけで、対象作物、病害虫にその農薬が適合しているか、確認は必要だ。

もちろん、ガーデニングで病害虫が発生してくれない方が良いのですが、万が一発生してしまうと、さまざまな植物に移っていくのが頭の痛いところでして、こうなったら最低限に農薬は買いそろえておかねばならないと思うのでした。



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2026年7月22日水曜日

中国風の音楽なら、YMOの”ファイアークラッカー(1978)”を思い出すのだが、ご先祖様はいらっしゃったのだ ー アーロン・アヴシャロモフ(音楽鑑賞)

Aaron Avshalomov (1894 – 1965)
                                      
まるで、屋台中華そばのチャルメラを聞いているかと脳髄が反射してしまった。
オーケストラが支那風メロディーを奏でるのですが、れっきとしたクラシック。

ただ、前世紀の現代音楽がはびこった時代の作品にしては、非常に聞きやすい。
イージーリスニングと思ってしまうほどで、アーロン・アヴシャロモフの作品。

この人は、ユダヤ系ロシア人の作曲家ですが、極東の出身だというのも異色だ。
ニコラエフスク・ナ・アムーレで生まれたとあり、日本語で尼港と言いました。 

この名は、ロシア革命のどさくさで起こった虐殺の尼港事件として、悪名高い。
日本人犠牲者は判明しているだけで731名にのぼり、ほぼ皆殺しにされたのだ。

何とも血なまぐさい事件ですが、事件の首謀者は、赤軍のパルチザン部隊です。
今なら、プーチンがウクライナに軍事侵攻したのと似通い、残酷さは同じだな。

しかし、ご本人は革命前にスイスに留学して、その後、米国に亡命できました。
ただし、そこで安穏としていられなかったのか、なぜか北京に舞い戻るのです。

まあ、極東で生まれたから、その風土が恋しかったのか、音楽研究に没頭する。
中国民謡の収集にいそしんだとあるのですが、これはバルトークの活動と同じ。

当時のハンガリー王国の各地から、民謡収集を行ってピアノ曲を創作しました。
ただ、これは自分の母国で活動できたからで、アーロンさんはソ連へ戻れない。

つまり、共産主義体制は、戻れば二度と出国できないような恐怖の抑圧国家だ。
それでも、プロコフィエフなどは、西欧の暮らしに行き詰ってソ連に帰国した。

もちろん、作曲家として名声を手にしており、一種の凱旋帰国だったのだろう。
これと違って、彼は北京の活動後、外国人が居留する租界の上海へ移りました。

※試聴はタイトルをクリック

ここには、亡命ロシア人音楽家がたくさんいて、上海交響楽団も存在している。
音楽家で活動するのにも十分な基盤があり、しかも自由な土地を選んだのだな。

ですが、彼は第二次世界大戦が終結して程なく、米国に移住してしまいました。
当時は、日本が米国に降伏し、中国は国民党と中国共産党の内戦が激しかった。

自由な租界の拠点も消滅し、亡命の流浪者は、またもや中国から逃げ出したの。
だから、彼がその中に混じっていたとしても驚くにはあたらず、当然でしょう。

というわけで、この作曲家は、祖国を持たない、正に流浪の民だったのでした。
それで、主要な作品は、中国滞在中に作曲されたために、現地の民謡収集の成果が遺憾なく発揮されたかもしれず、中国風のメロディーが流れてくる楽曲には、それが嫌味にならずに上手くアレンジされているので、感心してしまった自分なのでした。



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2026年7月20日月曜日

梅雨時なので、カビが病原菌のうどん粉病がはびこるかと思ったら、芥子粒のような害虫が発生して邪魔くさい ー ツルニンジン害虫(ガーデニング)

     
梅雨の最中、キキョウの花が咲き出して、ベランダを飾り立ててくれています。
ただ、葉に白っぽい点々が目立ち始めていて、これはうどん粉病かと心配だな。

今まで、ベランダに現れた害虫では、他にカイガラムシとか蛾の幼虫なのです。
これまでは、効能のある農薬を買って水に希釈し、スプレイ噴霧してきました。

まあ、多少の効き目はあったらしく、枯れることなくシーズンを終了しました。
それで、今年はツルニンジンを初めて植えたのですが、キキョウ科の植物です。

この植物は、同じように根茎に栄養を蓄えるので、毎年、繁茂はしてくれます。
ですが、病害虫も同じような昆虫がたかるらしく、葉に白い点々が付き出した。

あまり気にしませんでしたが、今度は葉を食い荒らす害虫が目立ち始めました。
それも食欲が強く、二三日で一株葉がなくなって丸坊主になり、これは大変だ。

かろうじて残った葉の裏を見ると、長さが1センチほどの幼虫が蠢いているな。
これは何の虫だと思って調べると、ヨトウムシの幼虫だと判明して、憎らしい。

農薬でモレスタンが家にあったので、早速希釈して噴霧しましたがどうかなあ。
ただ、ググったら、農薬のオルトランが推薦されているので、買出しに行こう。

そんな分けで、ツルニンジンは、意外に病虫害に弱い植物なのが判明しました。
一方、となりの鉢のウマノスズクサは、全然、害虫が付くことも無くて無敵だ。

ツルニンジン(左)、ウマノスズクサ(右)
          
この植物は、腎毒性と発がん性を有するアリストロキア酸を含んだ野草なんだ。
なので、昆虫も近寄らなくて、グリーンカーテンで育てるには手間要らずです。

他方、野草のツルニンジンは病害虫に強いと思いましたが、そうじゃなかった。
でも、カイガラムシって、どうやって卵を産み付けに来るのか、分かりません。

ググってみると、幼虫が非常に小さくて、自然の風に乗って飛んでくるようだ。
幼虫は。約0.5ミリ度と非常に小さく、空中浮遊しても不思議ではありません。

というわけで、ツルニンジンの根茎が多少なりとも成長してくれるとラッキー。
だって、冬を迎えて地上部が枯れても、根茎は生き残って、来年には改めて芽を出してくれる多年草なので、カイガラムシを根気よく退治して、枯らすことなく栽培する気の自分なのでした。



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2026年7月18日土曜日

親子でピアノ協奏曲を作曲していますが、フランス印象主義音楽の影響を受けた父よりも、独自の和声とアジアの民謡・旋法を融合させたユニークさ ー アレクサンドル・チェレプニン(音楽・芸術)

ピアノ協奏曲1番、試聴はこちらから
          
チェレプニンというロシア人の作曲家は、忘れ去られていたのかもしれません。
現在でも、音楽史の中では、二十世紀の作曲家と紹介される程度に過ぎません。

交響曲からオペラ・バレイまで多方面に作曲した彼ですが、聞いたこともない。
実は、不思議な東洋風のチェレプニン音階で作曲していたのが、正体なのだな。

まあ、ユーチューブ番組でググったら、その構造が簡単に紹介されていました。
聞いてみると、ジプシー音楽のようでもあって、中東風の音律にも聞こえます。

ウイキでは、”自ら課している技法の定石”から脱却しようとしたと言うのです。
何のことが分からないので、またもやググりましたが、洋楽のマンネリらしい。

このため、ヨーロッパ中心の伝統的な音楽語法を、打ち壊そうと考えたのです。
つまり、西欧の行き詰った既存の枠組みやルールが、音楽界でも浮上しました。

この結果、新しい音を求めて、音楽的視野をユーラシアの民俗音楽へと広げる。
その成果がチェレプニン音階だったのですが、この興味は日本にも向きました。

それで、日本へ訪問しているのですが、そこで多くの作曲家と触れ合いました。
実際に、江文也や早坂文雄、伊福部昭らを指導して、チェレプニン賞まで設立。

作品は、”チェレプニン・コレクション”として、欧米で出版していたほどです。
それに、自らピアノで演奏したほどだから、気合の入れ方が違うということだ。

ただ、それで日本の作曲家が、欧米のクラシック界で紹介されたのは僥倖です。
まあ、こういった彼の活躍で、日本の作曲家が欧米で認識されるようになった。

映画ゴジラの音楽を担当した伊福部昭など、このチェレプニン賞一等を受賞だ。
日本の音楽界と関係の深い活動でしたが、彼の作品自体を耳にする機会がない。

それぐらい、クラシック界では取り上げられることもなかったということかな。
それでも、最近は徐々に録音がリリースされて、ピアノ協奏曲1番もそうです。

この1番は、まだ若いころの作品で、チェレプニン音階は全く使われていない。
ですが、その後の音楽活動を占うような、中東風の曲想が耳には新しいほどだ。

というわけで、ユーチューブでも、かなり作品が紹介されてきている現在です。
未だ聞き出したばかりなので、どんな作風なのかはおいおい鑑賞するとして、今や21世紀なのだから20世紀の作品を現代音楽と思わずに、聞き込んでやるぞと思った自分なのでした。



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