8月19日、ここ釧路の地では、北海盆踊りが開催された。横浜の自宅でも、町内会主催の盆踊りが開かれていたが、コロナ以降は中止されたままだ。北海道特有の”子供盆踊り”の歌は流れなかったのだが、十分に満足だ。
子の盆踊り大会では、仮想大会も同時に開かれていて、工夫を凝らした仮想が、大勢、集結していた。この男性の仮想は、丹頂鶴を模したものだが、ユニークなのだ。
この盆踊りの大会会場は、釧路市中央図書館がすぐそばだ。盆踊り大会が開かれるまで、この図書館で雑誌など読んで、時間をつぶす。ここで、イコン画家、山下りんを描いた小説、”白光”を借りることができた。ここを去るまでに読了しないといけないな。ここの自治体の図書館なら、どこでも返却できるのがありがたいのである。
この中央図書館には、釧路文学館が併設されている。釧路にかかわる文学作家と言えば、かつては原田康子だったのだが、現在は直木賞作家、桜木紫乃である。資料の陳列は、彼女が筆頭になって紹介されていたのだが、作品の基調はエロっぽくて、上さんは読むのをためらっていた。作品、”ホテルローヤル”は、その受賞作なのだが、北辺の地で生き様をさらす男女の関係を描いているとはいえ、描写が悲しすぎてしまう気がするのである。
不便な仮住まいの家からは、この盆踊り会場へバスに乗ってわざわざ出かけてきたのだ。どうも、このイベントのために駐車場が提供されていなかった。なので、帰りのバスを逃すと、一万円も掛けてタクシーで戻らなければならなくなる。
それで、急いでバス停へ戻る最中、ベトナムの国旗を掲げたグループがいて、釧路コールマインへ技術研修に来日しているベトナム人の一行だろうと察しが付いた。まあ、このイベントへの参加が楽しい思い出になってくれれば、うれしい限りと思ったものである。
















