白糠の道の駅で出会った自作キャンピングカーにまた出会ってしまった。そこは、厚岸の道の駅、コンキリエで、九十歳のオーナーは疲れが出ていたのか、休憩室の席でうとうとしていたのである。ご本人は、白糠の道の駅で会った際、老いには勝てないから、キャンピングカーで北海道を回るのもそろそろ最後にしようかと語っていたのを思い出す。率直に、旅が楽しめるようにと心から思った。
地元スーパー、フクハラ厚岸店は、裏手がすぐ厚岸湖の護岸だった。そこから、湖の内陸を見ると、厚岸大橋でつながれた市街が望める。橋のつながる前、この厚岸の家並み、人家は江戸の頃から、賑わいを見せていた場所だ。この大橋が掛けられる前、日本道路公団による厚岸フェリーが運行されていたという。しかも、冬季は流氷・結氷により欠航が多かったとあるから、この橋のおかげで分断されていた町は、一体化したということだろう。
どんよりとした曇り空の中、霧も晴れてきて、帰り道に望洋台から、厚岸の全景を見渡すことができた。ところで、厚岸霧多布昆布森国定公園は、地域をベタに三つ並べた無為乾燥な名称なのだが、指定されるのが遅すぎたとも思う。内地のつまらない国定公園より、はるかに素晴らしい。この展望駐車場は、広大で使い放題だし、トイレも24時間使えるので、キャンパーが宿泊できるとは思うのだが、ほとんど見当たらない。














