2018年4月30日月曜日

HOTEL O-KINY って、関西弁のおおきにをもじったのはわかるけど、立地を知ればちょっと分けありなのよ ー あいりん労働福祉センター(大阪市西成区)

   
どハデな看板で、最初、パチンコ屋と間違えました。
でも、萩ノ茶屋駅の高架ホームからスーパーの看板。

お店の屋上から掲出していて、はっきりわかります。
このスーパー玉出は、西成区周辺なら見かけますな。

お惣菜の値段がハンパなく安くて、百円が当たり前。
チャーハン、焼きそば、ギョウザ、焼売、などなど。

生寿司のセットだって、五百円を絶対に超えないの。
あまりの安さに面白くなり、ホテルで毎日夕飯です。

これも、日雇い労働者が集まって住む西成区だから。
アパートで借りて暮らす部屋も、トイレ共同だしな。

お風呂もあるはずないから、銭湯へ浸かりに行く。
みんな、台所のない木賃宿みたいな部屋のせいだね。

まあ、生活水準で底辺の人達が、暮らすのは事実。
オープンしたてのホテルなのに、そんな裏事情です。

確かに、西成区のロケーションが、引っかかりました。
でも、朝食付きでツインの部屋が一泊一万円しないの。

このコスパ最高の宿泊物件の魅力には、かないません。
結局、四連泊もすることになって、今宵は三泊目です。

ただ、よく周辺を観察すると、ちょっと普通じゃない。
昼間から道ばたに座り込んで、ボーッとするおじさん。

ワンカップの酒を飲みながら、ブツブツ言っていたり。
しまいには、俺は基地外やどーって、叫んだりします。

すると、上さんも怖くなり、自分の背後に隠れました。
歩きながら、怒鳴り続けるおじさんとか尋常じゃない。

まあ、ここで暮らす分けでもなし、旅の宿だからなあ。
社会体験としては、かなり貴重なものになりました。

   
というわけで、ホルモンうどんを食べて三百円でした。
店の名前は"きらく”ですが、食べログで紹介されました。

ここからブラブラ歩いてけば、通天閣のある新世界までは以外に近くて、ディープな大阪の旅を満喫するには最高だと思いますが、事情も知らない外国人が、インバウンドで宿泊するには、少し勇気が必要かなとも思ったのでした。



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2018年4月28日土曜日

なぜかは知らぬが、VBAがらみの記事が、人気の投稿蘭にランクインなんだよね - Application.InputBox(VBA)

    
ブログの人気の投稿欄を見ると、VBAに関連した記事が三つもありました。
ブログの主旨は、スキーがメインですが、VBAだとかなり逸脱しております。

まあ、退職間近とはいえ、仕事柄、エクセルを使いますのでそうなりますわ。
そして、VBAと呼ぶよりマクロの方が、分かってもらえるかもしれません。

マクロとなると作業の自動記録ができるので、プログラミングは不要なのよ。
だけど、より複雑なプログラム主体で表やデータを操作すると、これはVBA。

初めからVBエディターを使うし、簡単でもプログラムを組まねばなりません。
こうして、仕事で処理の楽になるよう、ごく簡単なコードを作って来ました。

一方、社内で説明しても、VBAが分かる社員は、非常に限られております。
むしろ、速攻で無視されたり、彼らは何のためにエクセルを使うのでしょう。

単なる罫線の引かれた電子帳票ぐらいにしか、見ていないんじゃないのか。
そんな風にも思いますが、だったら、ブログで紹介して見るだけのことです。

これまで、いくつか投稿しましたが、コメントの書き込みは全くありません。
だから、読まれているのかどうか、分かりませんが、人気の投稿みたいなの。

やっぱり、エディターでコードを書く際、ググッて検索する人がいるのかな。
そんな風に思うのですが、ならばと久しぶりに簡単コードを紹介しましょう。

これは、最近、技術系の人が書いた資料を翻訳するために、書きました。
なぜかと言うと、技術系は何でもエクセルで、資料を作りたがるのですわ。

マニュアル、報告書、グラフや表、フローチャートを簡単に書けるからかな。
シート毎をページに見立てて資料を作っていくようですが、日本だけらしい。

もっとも、技術立国のドイツでも、エクセルを使う人がいるようですが本当?
ついては、ネタコードを二三紹介してみますので、良ければ使ってみて下さい。

① ワークシート上にある、テキストボックスの内容をセルへ全部書き出す

Sub TextBoxPickUp()

Dim shp As Variant
Dim i As Long
Dim OldSheet As Worksheet

    Set OldSheet = ActiveSheet
    With Worksheets.Add()
    .Name = "TEMP"
    End With
   
    OldSheet.Activate

For Each shp In ActiveSheet.Shapes

If shp.Type = msoTextBox Then

i = i + 1
Sheets("TEMP").Cells(i, 1).Value = shp.TextFrame.Characters.Text

End If

Next

End Sub

これは、テキストボックスを多用した、絵入りの技術資料で活用しました。
吹き出し部分が操作内容を説明しますが、これをすべて翻訳するのです。

グーグルの自動翻訳を使いますが、一個一個、コピペするのがかったるい。
ですので、臨時のシートを作り、そこへ全て抜き出してセルへ書き込みます。

操作は、このコードを対象のシート上に書き込み、実行(R)するだけです。
VBEから実行するという意味ですが、後はデータを一括コピーで翻訳します。

② 一度に大量のワークシートを挿入する

Sub Prcdre1()
'ワークシートの挿入
Call WkShtInsert
End Sub

Sub WkShtInsert()

Dim rc As VbMsgBoxResult
Dim i As Variant
Dim j As Variant
Dim buf As String

j = Application.InputBox(Prompt:="ここに挿入するシート数を入力", Type:=1)

If VarType(j) = vbString Or j <= 0 Then Exit Sub '条件外の入力値は終了

rc = MsgBox("シートを挿入しますか?", vbYesNo + vbQuestion)

If rc = vbYes Then
        MsgBox "挿入を一括処理します", vbInformation
    ElseIf rc = vbNo Then
        MsgBox "挿入を中止します", vbCritical
            Exit Sub
    End If
    
For i = 1 To j '最終シートの後尾に連続追加

    Worksheets.Add After:=Worksheets(Worksheets.Count)

Next i

End Sub

一枚のワークシートをページに見立てて、翻訳を貼り付ける前に使いました。
最初から、必要なページ数は分かっており、その分だけシートを一括で作成。

一ページごと翻訳を貼り付けたら、シートを追加するのもかったるいでしょう。
だから、一括挿入する方法を考えたって分けですが、必要数も入力します。

後、実行コードは、別にして、別のプロシージャからコールするのが簡単です。
これも、VBE上で操作するためのテクニックだと、思ってくだされば結構だよ。

③ 一度にブック全体のグリッド線を消し込む

Sub NoBorderLine()

Windows(ActiveWorkbook.Name).DisplayGridlines = False

End Sub

グリッド線を消しこんで、あたかも紙の上に印刷されたイメージにします。
マニュアルのような資料を作ったら、最後に実行して体制を整えるといいよ。

三行で書き上げてしまいますが、改めて、グリッド線が必要な時もあります。
そんな時は、FalseをTrueに書き換えて、プロシージャを実行するだけです。

④ 大量のシートを持つブックで、任意のシートを移動させる方法

Sub SheetMove()

Dim i As Variant
Dim j As Variant

i = Application.InputBox(Prompt:="移動するシートのインデックス番号を入力", Type:=1) '数値指定

If VarType(i) = vbString Or i <= 0 Then Exit Sub '条件外の入力値は終了

j = Application.InputBox(Prompt:="置かれる手前のシートインデックス番号を入力", Type:=1) '数値指定

If VarType(j) = vbString Or i <= 0 Then Exit Sub '条件外の入力値は終了

If i = j Then Exit Sub '同じインデックス番号なら終了

Worksheets(i).Move After:=Worksheets(j)

End Sub

大量のシートがあるブックで、任意のシートを移動させたい場合があります。
例えば、シートの差込とか、内容の変更とかで、位置を動かすケースです。

そんな時、移動させたいシート、移動させる位置などを入力して実行します。
翻訳作業なんかでは、ページが多いと意外と重宝しそうなので、作りました。

というわけで、これらのコード中、InputBoxの入力で、かなりとまどいました。
どうしてかというと、単純なInputBoxのコードでは、入力値が数値であっても文字列と見なされてしまうので、これを数値と見なすような指定が必要になり、しかもそれ以外が入力されたかの判定を行う条件も必要になりまして、結果、Application.InputBox()を使う必要性のあることを、初めて知ったのでありました。



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2018年4月25日水曜日

世界中の犬への恩恵は計り知れない特効薬を発明したのが、わが日本、ノーベル賞受賞の大村博士なのである ― ルイちゃん・イベルメクチン(そのほか)

名前は、ルイちゃん

もう、犬齢で御年14歳になるという、老犬なのですが元気でした。
毎年の年賀状で拝見していましたが、実物はもっとかわいいのです。

それと気立てがいいのか、吠えても犬らしさより人の気を使っています。
よっぽど、温厚な飼い主Iさんの性格に似て、ワンちゃんもおとなしい。

顔つきもおっとりしており、散歩すれば、周りからかわいいとほめられます。
しかも、プードルは頭の良いわんこなので、一緒に暮らすのが面白いみたい。

一人暮らしのIさんにとって、今ではなくてはならないパートナーなんだな。
ご本人も、あと何年一緒に暮らせるか、そんなことも考えているようです。

命に限りはありますので、自分自身も会えて良かったのかもしれません。
しかし、昔に比べて、ペットのワンちゃんは、長生きする時代になりました。

これも、日本人でノーベル賞を受賞した大村博士の発明した治療薬のおかげ。
研究で、寄生虫を殺す効果のあるアベルメクチン(物質)が発見されました。

すごい衣装持ちなんだよね

それをベースに、化学的に効果を高めたのがイベルメクチンで、家畜用の薬。
しかも、わんこに大敵な寄生虫のフィラリアを退治するので長生きできます。

三十数年前に平均余命2.6歳だったのが、今では15歳までに伸びました。
ネコもわんこも、ペットはみんな長生きできるようになり、幸せでしょうな。

しかし、日本のゴルフ場の土から発見された菌が、この化学物質を作るとは。
ご本人は、土などを採取するサンプル容器を、常に持ち歩いているのだとか。

偶然見つかったとはいえ、日ごろの試料採取の努力が、実を結んだのでしょう。
もし、ペットに人並みに考える能力があったら、大村さんを神様扱いするはず。

しまいには、ペットたちだけで、大村大明神とか神社を建立する気も致します。
そうなると、徳川家康が神格化して東照神君になったのと、同じようなものね。

というわけで、先週末の仙台旅行では、わんこ+一宿一飯の恩義を受けました。
自分自身は、ペットを飼った経験はないのですが、上さんに言わせると、私自身が手間のかかる大型ペットなんだそうで、これ以上に増えたら世話するのは、ごめんだと宣言までされる始末で、なんとなく肩身の狭い思いをしつつも、このルイちゃんだけはかわいかったなあと思い返すのでありました。




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2018年4月22日日曜日

テレビでも取り上げた格安夜行バスは、評判通りでよかったけど、スキーみたいな長尺もの荷物は受付けないんだよね - ウィラー エクスプレス (そのた)

池袋サンシャインのバス乗り場

長距離バスのイメージといえば、夜行でコスパだけを優先した印象があります。
昔、バス会社の陸援隊が、関越道で多くの犠牲者が出た事故は忘れられません。

まあ、運転者の健康・勤務管理がずさんで、大破する自損事故を起こしました。
帰化したとは言え、中国人運転手だったとか、採用面の配慮も疑問だらけです。

人命を預かる商売なんだから、運行管理を徹底した体制は必要なはずだけど。
社名だって、幕末の坂本龍馬が作った商社第一号”海援隊"に因んだのでしょう。

今となっては、事故のせいで人を食った名前としか、言えなくなってしまった。
他方、スキーバスの事故もあったけど、運転手が高齢で運転経験が未熟でした。

そんな運転手を、長距離を単独で夜間の運行に勤務を割り振る会社はきじるし。
近年の事故が目立ったせいもあって、自分自身は、バス旅を敬遠して来ました。

でも、TV東京の番組「カンブリア宮殿」で紹介されたバス会社は、違いました。
長距離バス専門の運行会社ウイラーは、座席のしつらえに工夫が見られます。

一列四席は在り来たりでも、充分にリクライニングの倒せるシート構造でした。
座席の上部に着席者の頭部を覆い隠すフードがつけられていて、音を遮ります。

これだと、臨席の雑音もバスの走行音も少しは遮断されて、眠られそうです。
しかも、ネット予約が簡単で、座席の予約状況ではディスカウントもされます。

なるほど、これはバス旅も楽しそうだと感じまして、今回、使ってみました。
以前の勤務先でお世話になった知人が仙台にいるので、急ですが訪ねました。

帰路は、東北急行

相手はリタイアして自由ですが、突然の訪問でも快諾してくれて、うれしい。
そこで、交通は始め新幹線にしようと思いましたが、バスの選択もあります。

番組の会社も気になったし、仕事中でしたが、早速に夜行便を手配しました。
お値段は、五千五百円で新幹線の半値以下で、対費用効果が半端ありません。

復路も、日中の運行で四千円になれば、所要時間が倍掛かってもOKですな。
なので、東京~仙台往復で一万円に満たない費用で、旅ができる点は大賛成。

実際に乗って座席も悪くなかったし、夜行便も及第点はあげておきましょうか。
ただ、新幹線と違って高速で渋滞が始まると、到着が遅れるのは仕方ないか。

というわけで、予定中で乗り換えのある人は、時間に余裕を持つのが大事です。
実際、この投稿を書いている車中ですら、バスは事故渋滞にはまっていまして、到着時刻は少し遅れるのではないかと心配になりつつも、乗り換えに不自由はないし、どんなアクシデントでも旅の楽しみに変えてしまう余裕の心がけは、ことさらバス旅に必要なのだと思うのでした。




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2018年4月19日木曜日

AIによる翻訳機能があれば、海外規格の文献は、そんなに高いハードルではないって思うようになったね - グーグル翻訳機能(そのほか)

    
現在、部署が変わってしまって、海外規格にかかわる仕事をこなしています。
メーカー勤務ですから、海外へ輸出する製品も色々と取り扱っているのです。

まあ、産業機器の分野ですと、各国の工業規格の制約を受けたりします。
だから、使用環境の基準を満たさないと、輸出できない場合もあるんだな。

お馴染みなのは防水ですが、可燃性の物質を取り扱う場所では防爆です。
これは、発火しやすく爆発しやすい物質、石油類などで利用する製品なの。

まあ、危険なガスの発生しやすい場所で、火花の出る機械は使えません。
電気配線がショートして火花が散り、引火性のガスに着火したら大変です。

なので、そのような場所で使用する製品は、爆発を防がねばなりませんな。
だから、文字通りに防爆なのですが、設計もその主旨に従うということです。

それで、この規格が世界で共通化されているかと言うと、まだバラバラなのよ。
これだけ、世界の行き来が錯綜してくると、多少は歩み寄りもありますがね。

考えてみれば、防爆のベースは、火事から人を守る消防の歴史がスタート。
これは、さまざまに異なる国々の民族文化を背景にしているのも事実です。

人々が集まって住めば、集落が出来ると、恐ろしいのは火事の延焼だよね。
当然、消火のため自衛団を編成したり、火事を防ぐルールも出来て来ます。

火気厳禁と言うけど、火を使用してはならない場所とか複雑になりますね。
それで、その最終的な進化は、人々が使う道具で規格を定めることでした。

発端は、十八世紀、ヨーロッパの炭坑の坑内で、爆発事故が多発しました。
原因は、発生するメタンガスと配慮しない電気配線で、そりゃショートだよ。

    
引火するのは当然で、これから使用される機器の設計に注意が及びます。
こうして、デザインの分野で防爆の概念が誕生したのですが、知ってたかな?

そして、防水、防塵も同じく因果関係があって、生まれたのは間違いない。
ところで、十八世紀といえば、日本は江戸時代、火消し制度が関の山だ。

しかも、石炭産業が勃興したのは十九世紀ですから、防爆すらなかった。
そうなると、国々の産業レベルで防爆の規格は、立ち上がりが異なります。

まして、生活文化も違うし、こういった規格がバラバラなのはやむを得ない。
そこで、アメリカの規格を紐解きますと、”UL”と言う名称が該当するのです。

これは、Underwriters Laboratoriesの略ですが、ちょっと意味が違う。
アメリカ保険業者安全試験所と言いますが、製品を試験する組織ですわ。

一方、政府にはANSI/NEPAなる機関があり、基本規格を作っています。
ただ、これだけですと内容が大雑把なので、実際の設計上、指針が欲しい。

こうして、試験団体がどう設計したら良いのか、ハウツー本を作りました。
これが多種多様に存在して、番号が振られていますが、防爆は1203です。

なので、米国は、国家認定の民営機関が防爆の内容を定義づけています。
だけど、日本語訳が存在していないので、必死で翻訳している最中なんだ。

まあ、グーグル翻訳は、AI機能が日々進化して、性能が向上しております。
それに、こういった規格文書は、一定の文法に従って作成されるのも利点。

一度、文法構造をAIが把握すれば、その体裁に従って翻訳をしてくれます。
だから、翻訳精度が向上して、最近では手直しが先ず不要になりました。

文中、ですます体、である体を整える必要は出てきますが、煩わしくもない。
一度、翻訳に目を通す過程の一苦労と思えば、なんともないと思うのです。

それより、dust-iginition-proofの造語は、グーグルも訳せませんでした。
防塵・防爆って意味だけど、UL野郎は糞な専門語をこさえるなと言いたい。

というわけで、1ページずつスキャンしてグーグルドライブでOCRする毎日。
このUL1203は、200ページ近くもあるので、時間を作っては翻訳をちょこまかいそしんでいる最中でして、研究開発の設計者なら英語ぐらい読めなきゃ、まともな製品は設計できないのではないかと疑念を持ちつつも、先ずは翻訳作業に従事せねばと自分に言い聞かせる自分がいるのでした。




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2018年4月16日月曜日

花にらは食用になるんだけど、カタカナにしてしまうと可愛い花を咲かせても、毒があるから食べられないんだ - ハナニラ(全国各地)

   
この花、フェースブックではスミレだと思い込んで、紹介してしまいました。
でも、ググって見た画像検索ですと、どうも花の形が違うと気が付きました。

ならば、花の種類が違うのではないかと判断して、調べてみたのです。
やっぱり、違うみたいで、本当は”ハナニラ”の名前が正しいと分かりました。

始め、この花の種子を採取して、来年のガーデニングで撒こうと思いました。
なので、消防署の花壇によく咲いている、この花を観察し続けていたのです。

でも、ネットで紹介していたスミレの種は、成熟すると裂けて飛び散ります。
その写真は、ちょうど五角形の種を納めている果皮が、割れ出していました。

まさに飛び跳ねようとしているのを撮影したと思いましたが、見つけてみよう。
こうして、毎日、通勤の途上で、消防署の花壇をのぞきこんで見て来ました。

でも、花がしぼんだ後は、楕円形の小さな果実で、丸みを帯びています。
どうも、違うんじゃないかと気が付いてから観察した結果、こうなのでした。

それでも、種子が取れるのかと思いましたが、どうも球根で増えるらしいです。
いやはや、掘り起こせば大掛かりで、人の花壇から失敬するのは気が引けます。

種ならば、毎年、繁殖で実をつけますので、それをもらうのはOKでしょう。
ダメなのかと諦めかけていましたが、実はネットの記述が誤りと発見しました。

一部の園芸家が根気よく調べてくれた結果、種子を日本でも付けていました。
日本でもといったのは、原産地が南米アルゼンチンで、帰化植物だからです。

まあ、気候の異なる植物が繁殖するのに、環境に適応して生き抜くのですな。
例えば、アサガオの仲間は、熱帯が原産なので枯れることのない多年草です。

ちょっと海外から失敬

日本ですと、冬の季節は寒くなるので、枯れてしまう一年草になってしまう。
その代わり、種子をつけますので、来年になれば繁殖できることになります。

こういった気候の違いで見落としたのか、球根植物の特長にだまされたのか。
種子をつける点が見落とされてきたような感じで、ならば自身で観察しよう。

毎日、通勤の途上でその花の様子を探っていけば、種子を採取できるかも。
というわけで、花の種まきも九月頃と分かりましたが、息の長い栽培なのだ。

種からまくと、球根に栄養をつけて花を咲かせるようになるまで、三年掛かると書いてあり、これは現在栽培中のオニユリと同じような時間間隔で育てなくてはならず、これもまた成長を見守るのも楽しからずやと思いつつ、種取りの観察だけは欠かさずに続けてみようかと思い立つ自分がいるのでした。



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2018年4月13日金曜日

ちっぽけなベランダでガーデニングだけど、種をまいて芽吹きを見るのは楽しいな - ホタルブクロ(自宅)

    
種まきから二週間以上も経って、やっと双葉が芽吹いてくれて、一安心です。
カンパニュラ、ベルフラワーと言っていますが、要するに釣り鐘草なんだ。

今回はホタルブクロの種をまきましたが、キキョウ等もこの仲間に入ります。
確かに、みんな釣り鐘のような形状の花を付けますが、育ってくれるかなあ。

実は、ホタルブクロは宿根で越冬するので、一度、育てれば毎年開花します。
つまり、多年草なので最初は手間が掛かりますが、意外と丈夫な感じです。

だって、歩いて通勤する途上で、季節が巡って来ると、この花を見かけます。
いつも同じ場所から例年開花するので、同じ宿根から生育するのでしょう。

ただ、根のまま越冬することは、冬場に土が凍ってしまう寒冷地は無理かな。
北海道では見られないようですので、冬を越せずに枯れて繁殖できないのね。

   
その分、種子で繁殖地を広げることもできますが、なにせ発芽率が低いです。
よく芥子粒って言うけど、それよりも細かくて胡椒みたいで粉に近いね。

だから、発芽時の栄養を蓄えている胚は、ほとんどないのではないだろうか。
そんな風に思いつつ、一つだけでも発芽してくれたのは、ありがたいと思う。

それに、まだ種子が残っているので、保険を掛けてもう一鉢に撒いてみよう。
この週末は、また種まきを決行かなと思っていますが、植物の監査は面白い。

それで、フェースブックでも近所の花々を紹介しているので、転載しますわ。
英文併記なのは、お友達に海外の人がいるからで、英語の勉強になります。

    
Northpole, Paludosum (ノースポール) came from Mediterranean Region in the 60's. This flower is also blooming on the paved sidewalk. Where does the soil exist? What stout vitality!

ノースポールは、60年代に地中海地方から来ました。この花もアスファルトの歩道で咲いています。どこに土があるのかな? なんという生命力だ!

   
Early Spring time, Harujion (ハルジオン、春紫 菀 ) can be seen well here in Japan. The language of flowers means "Recalling love memories". On the other, someone is referring jokingly to "Poor persons's flower (貧乏草)" because it has good reproductive powers and it seems to bloom even in Poor person's garden. It's very far-fetched

春の早い頃、ハルジオンはよく日本で見かけられ、花言葉は、”追想の愛”です。一方で、人は貧乏草と冗談でなぞらえますが、繁殖力が強いので貧乏人の家でも咲くみたいだからだってさ、こじつけだよ。

    
Common Mallow (ゼニアオイ) in full bloom is growing from the base of power pole. I wonder where the soil surface are because the pole stands on the paved sidewalk. However, it's the naturalized plant and will have high fertility.

花の咲いたゼニアオイは、電柱の根から育っています。どこに土があるのか不思議に思うのも、電柱はアスファルトの歩道に立っているから。しかしねー、帰化植物なので繁殖力が強いのでしょう。
   

というわけで、スキーシーズンも過ぎて、植物たちの芽吹く季節になりました。
マンションの小さなベランダが、自分のガーデニングスポットなのですが、これからまだまだ色々な花の種をまいていこうと考えておりまして、その時期を見逃さないようにネットで調べつつ、毎日水やりを欠かせない自分がいるのでした。



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2018年4月10日火曜日

道路沿いにできた種子が、雨で濡れた車のタイヤに付着しながら、遠くまで運ばれるので、分布が拡大しているんだって - ナガミヒナゲシ(栄区・横浜市)

      
”ひなげしの花”をアグネス・チャンが歌ったのは、半世紀近くも前のことだな。
おいらも、ちょうど中学生になり、アイドルの歌う歌謡曲は、よく聞きました。

それで、森昌子、桜田淳子、山口百恵の花の中三トリオより、彼女は一年先輩。
同時期に活躍したタレントですが、香港出身なのが、異色な感じだったのね。

まあ、中華系タレントは、ジュディオング、欧陽菲菲が台湾で彼女は大陸です。
香港映画のブルース・リー主演、”燃えよ、ドラゴン”もヒットして、懐かしい。

ヌンチャクも学校へ持ち込んだ男子生徒もいたりして、アチャーと叫んでた。
多分、漫画雑誌で通販していたポニーで買ったんじゃないのかと思うんだけど。

この他、筋トレ器具のブルワーカーもヒットして、宣伝文句も面白かったな。
ひょろりのモヤシ青年が、女性からひ弱と陰口をたたかれて一念発起します。

やがて、これで訓練したら、あーら、マッチョマンに大変身で女性に大モテ。
ところで、広告に登場した青年が、Jack Seilerの名前なのは、知らなかった。


今となっては、どうでもいい話でも懐かしくなり、つい筆が進んでしまいます。
それで、どうしてこの歌謡曲を持ち出してきたかというと、花の名前なのです。

ひなげしより、ポピーと言えば分かりやすいですが、トイレの消臭剤みたいだ。
麻薬の原料になるケシとはまったく違うし、可憐に咲く姿ゆえ園芸品種も多い。

ところが、中には繁殖力が旺盛なため帰化した種類もあって、これぞ外来生物。
ナガミヒナゲシは、現在、エイリアンのように次第に忌み嫌われつつあります。

花はオレンジ色でかわいらしいのですが、種子を付けると八方に飛散するんだ。
歩道の隅っこで咲いていたりもしますが、よく見るとアスファルトの隙間から。


土から栄養なんかもらえそうもないですが、どうやって育つのか不思議です。
ただ、高さも15センチほどだから、土の養分はほとんど得ていないはず。

それで、健気な感じも致しまして、種ができたら採取して育ててみたいな。
面白いのは、秋の彼岸過ぎに種をまき、冬は小さな苗で越冬させる点です。

花の咲いていないタンポポのように、地べたに葉が広がり這いつくばります。
それで、繁殖力が強そうに思うので、小さな鉢でも育ちそうな気がしました。

だから、百均で見つかる直径十センチに満たない三号鉢で、大丈夫でしょう。
というわけで、花が散った後の果実は、まだ青々としており、まだかなあ。

毎日、会社へ歩いていく通勤の道すがら、このナガミヒナゲシを見つけては、どこで種を取ろうかと目星をつけておるのですが、花が散った後の果実はまだ青々としておりまして、そんな楽しみの増えたことに満足する自分がいるのでした。




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