2018年4月16日月曜日

花にらは食用になるんだけど、カタカナにしてしまうと可愛い花を咲かせても、毒があるから食べられないんだ - ハナニラ(全国各地)

   
この花、フェースブックではスミレだと思い込んで、紹介してしまいました。
でも、ググって見た画像検索ですと、どうも花の形が違うと気が付きました。

ならば、花の種類が違うのではないかと判断して、調べてみたのです。
やっぱり、違うみたいで、本当は”ハナニラ”の名前が正しいと分かりました。

始め、この花の種子を採取して、来年のガーデニングで撒こうと思いました。
なので、消防署の花壇によく咲いている、この花を観察し続けていたのです。

でも、ネットで紹介していたスミレの種は、成熟すると裂けて飛び散ります。
その写真は、ちょうど五角形の種を納めている果皮が、割れ出していました。

まさに飛び跳ねようとしているのを撮影したと思いましたが、見つけてみよう。
こうして、毎日、通勤の途上で、消防署の花壇をのぞきこんで見て来ました。

でも、花がしぼんだ後は、楕円形の小さな果実で、丸みを帯びています。
どうも、違うんじゃないかと気が付いてから観察した結果、こうなのでした。

それでも、種子が取れるのかと思いましたが、どうも球根で増えるらしいです。
いやはや、掘り起こせば大掛かりで、人の花壇から失敬するのは気が引けます。

種ならば、毎年、繁殖で実をつけますので、それをもらうのはOKでしょう。
ダメなのかと諦めかけていましたが、実はネットの記述が誤りと発見しました。

一部の園芸家が根気よく調べてくれた結果、種子を日本でも付けていました。
日本でもといったのは、原産地が南米アルゼンチンで、帰化植物だからです。

まあ、気候の異なる植物が繁殖するのに、環境に適応して生き抜くのですな。
例えば、アサガオの仲間は、熱帯が原産なので枯れることのない多年草です。

ちょっと海外から失敬

日本ですと、冬の季節は寒くなるので、枯れてしまう一年草になってしまう。
その代わり、種子をつけますので、来年になれば繁殖できることになります。

こういった気候の違いで見落としたのか、球根植物の特長にだまされたのか。
種子をつける点が見落とされてきたような感じで、ならば自身で観察しよう。

毎日、通勤の途上でその花の様子を探っていけば、種子を採取できるかも。
というわけで、花の種まきも九月頃と分かりましたが、息の長い栽培なのだ。

種からまくと、球根に栄養をつけて花を咲かせるようになるまで、三年掛かると書いてあり、これは現在栽培中のオニユリと同じような時間間隔で育てなくてはならず、これもまた成長を見守るのも楽しからずやと思いつつ、種取りの観察だけは欠かさずに続けてみようかと思い立つ自分がいるのでした。



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