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球根(ユニフロラム種) |
ハナニラを植え替えるので、青い花のロルフフィードラー種を掘り上げました。
それで、ぷっくりな球根が出るかと思ったら、もやしのような太いひげ根状態。
球根はほとんど登場しなくて、これまで自分の体験からすると驚いてしまった。
そんな経緯を先に紹介しましたが、少し遅れてユニフロラム種の掘り上げです。
普通、ハナニラと言えば、この薄いグレイで白っぽい花の咲く品種を指します。
早春、近所の焔魔堂では、小さな境内一面にこの白い花が咲き乱れて美しいの。
それで、自分の栽培は、近所の焔魔堂から堀上げて失敬した球根数個が出発点。
例年なら、花が咲き終わってから球根を掘り起こしますが、小さな分球が沢山。
なので、小さな分球は捨てたりして大きな球根のみを残すようにしてきました。
ただ、退職の二三年前、構内の半ば放棄された緑地に、こっそり植えておいた。
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ハナニラ(ユニフロラム種) |
だけど、リタイアの年に数株が咲いただけで、土地が瘦せていると成長が遅い。
確かに、焔魔堂に咲くハナニラも花の丈も十センチちょっとで可憐な印象です。
それで、自分が栽培すると十分な肥育をしてきたから、葉茎の成長が著しいな。
全く印象が変わってしまうのですが、土地の養分は何も施さない方がいいのか。
まあ、今回の掘り起こしで、ネットで見るような十円玉ほどの球根が取れたな。
三年ぐらいほったらかしで、市販されているような球根も数多くが収穫できた。
そんな球根を見ていると、あのロルフフィードラー種とは、状態が全く違うな。
というわけで、花の色違いで別種のハナニラなのかもしれないと、思いました。
学術的には、ネギ科・ハナニラ属(イフェイオン属)に括られているのですが、地中で球根が作られていく過程が、自分のこの目で確認してみると、違うんじゃないかと疑ったりして、もし交雑させて種子から花を咲かせるのなら、三年以上もかかりますから、面倒くさくて確かめる気も無いわと思ったのでした。
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