このブログを使って、ウマノスズクサの栽培記録を、数多く投稿してきました。
数年間と思うのですが、最初の挿し芽で成長した株は二年目で枯らしてしまう。
一念発起して、二度目の挿し芽で根を生やした株は、成功率が四割になったな。
それから、活力の高く生育で年を越せそうな株を鉢に残して、育ててきました。
まあ、育の状況もよくて、二年目なのになかなか咲かない花まで咲いてしまう。
十数年栽培して初めて開花という話が、地方紙の記事に載ってしまう植物です。
だから、弱弱しい茎や弦であったとしても、開花したのは望外の喜びでしたな。
それが、三年目になると茎も図太くなって、にょろにょろ伸びて成長が著しい。
ベランダからマンションの修繕工事で鉢を中庭に移して、日当たりもいいのだ。
観察すると仮設の鉢置き棚の支柱に巻き付いて、ぐんと成長中なのが頼もしい。
ただ、この植物を唯一の食草とするジャコウアゲハが、産卵に来てくれません。
近所では、一二度飛来しているのを見かけてはいますが、数の少ない印象です。
ウマノスズクサの繁殖先も見つけていますが、最近、その場所が荒れています。
その庭を手入れしている家主がいなくなって、株が貧弱になってしまいました。
昨年、様子を見に行ったのですが、この蝶の幼虫を見つけられずに残念でした。
もう、ジャコウアゲハの飛来はないかもしれない、ならば幼虫を手に入れよう。
一度、メルカリやヤフーオークションなどで、幼虫の出品を見かけていました。
すでに夏の頃だったので、この時は取引終了でとにかく購入は確認できました。
だから、五月の下旬に入って、このオークションサイトを改めて訪問したんだ。
すると、ヤフーサイトで複数の出品内容を確認できたので、入札を決行したの。
下限の入札価格で応札しましたが、幼虫を好き好んで応募する人は少ないはず。
だけど、締め切り日まで三日ぐらいはあったので、毎日サイトを確認していた。
やっと、メールで落札通知も来て、決済も完了させると、四日後に荷物が到着。
郵送させれてきた小型の箱には、十匹ぐらいの幼虫がうごめいているので安心。
というわけで、さっそく中庭に置いたウマノスズクサの鉢へリリースしました。
最初、同じ食草のウマノスズクサなのに、葉の上へ置くと嫌って鉢の地面に逃げたりして気に入らないのかと思いましたが、辛抱強く置き続けると観念したのか、むしゃむしゃ旺盛に歯を食べだしてくれたかた、ホッとしたのでした。
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