『白貂を抱く貴婦人』(しろてんをだくきふじん) |
イタリアのルネサンス期を代表する博学者、レオナルド・ダ・ ヴィンチが描きました。
女性の肖像画の傑作ですが、 彼は一生涯で僅か四点しか残しておりません。
女性の肖像画の傑作ですが、
その内の一点なのですが、 絵柄では貴婦人がかわいい動物を抱いております。
ウイキの説明では白テンとしていますが、英語ではアーミン( Ermine)でした。
ウイキの説明では白テンとしていますが、英語ではアーミン(
それで、このアーミンは日本で言うところの”オコジョ” という小動物を指しています。
しかも、標高の高い山岳地域にしか生息していない、 イタチ科のオチビさんです。
しかも、標高の高い山岳地域にしか生息していない、
丸顔で耳が丸く、目がクリンとしていて、 冬になると体毛が真っ白に変わります。
この絵を見ますと体全体が白いので、 おそらく冬毛の時期のオコジョなのでしょう。
この絵を見ますと体全体が白いので、
英語サイトから拾った |
自分も、このオコジョに南アルプスの登山中に、 実際に遭遇したことがありました。
人が危害を加えないのを承知しているのか、 自由気ままに遊びまわっています。
人が危害を加えないのを承知しているのか、
初めは甲斐駒ケ岳の黒戸尾根コースの八合目で、 次に北岳の縦走路でした。
そこは熊ノ平小屋だったのですが、 どちらも登山コースとしては静かなところです。
そこは熊ノ平小屋だったのですが、
標高も二千五百メーターを超えており、 かなりの標高を登らねばならないのです。
ただ、北アルプスも結構登りましたが、 そこでは一度も見かけたことがありません。
ただ、北アルプスも結構登りましたが、
思うのですが、表銀座とか裏銀座と呼ぶぐらいで、 登山客が多すぎるのでしょう。
天上の山塊に棲み付く動物ゆえ、 喧騒を持ち込まれてはたまらんと思うのです。
天上の山塊に棲み付く動物ゆえ、
これに比べて、南アルプスは静かな山歩きを楽しめ、 動物たちも安心なのです。
こうなると、冬の志賀高原は、 オコジョにとってやかましいところに違いありません。
こうなると、冬の志賀高原は、
スキーシーズンには、リフトも稼動していますし、 BGMやら放送も流れたりします。
夏場は、その騒がしさに比べれば静かになりますが、 車で通える観光地です。
夏場は、その騒がしさに比べれば静かになりますが、
こうなると、ちょっと厳しい生息環境なんじゃないかと、 正直に言って思いました。
さて、志賀高原のマスコットは、 昔から冬毛の白いオコジョが採用されてきました。
さて、志賀高原のマスコットは、
グーグル画像でググって見ました |
というわけで、このエリアには、”タンネの森オコジョ” というゲレンデがあるのでした。
コース的には、初中級者のコースですが、タンネ= モミの木が散在しています。
コース的には、初中級者のコースですが、タンネ=
木々の中を抜けて滑っていくと、 いかにも自然の中を滑っている感じがしました。
高天ヶ原と一の瀬ファミリーの真ん中にあって、 簡単に滑り込めるゲレンデです。
高天ヶ原と一の瀬ファミリーの真ん中にあって、
マンガチックなオコジョ |
この周辺のスキー場は、県道が分断しているとはいえ、 コースが縦横無尽に連絡しあっているので、 全体が一つのスキー場のような印象もあり、 一日をフルに使って大いに楽しんでもらいたいと思うのでした。
おまけ:
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