2015年1月21日水曜日

閉鎖しかかると歯止めがかからないけど、みんなが支援で崖っぷちの大成功 - 関越国際大原スキー場(魚沼大原スキー場)(新潟県)

平成3年4月20日滑走

このスキー場は、二三年前、利用客の減少で危うく閉鎖しかかるところでした。
魚沼市には、五ヶ所の市営ゲレンデがあり、ここ大原スキー場もそのひとつです。

平成の大合併で市に昇格しておりますが、スキー場の所在は旧入広瀬村です。
他に、堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村が編入に加わりました。

全国では、市町村が数にして半減してしまうほど、過激な変化だったのですよ。
総務省もずる賢く、自治体の広域化で財政基盤が強化されると誘い掛けます。

しかも、地方交付税の配分が、合併前のままで十年据え置く特例を設けました。
この十年が甘いわなで、何も考えずに自治体を運営すれば、一体どうなるのか。

合併で似たような公共施設も増えますし、財政のためには削りたいところでしょう。
ところが、地域住民へのサービスを考えれば、おいそれとは減らしにくいものです。

一方、老朽化で維持費も増えて、広域をカバーする費用がバカになりません。
自治体も、施設を廃止したいのが本音で、魚沼市は、正にスキー場なのでした。

しかも、ゲレンデが五箇所だと、一二ヶ所は減らしたってかまわないと思うでしょう。
ところがどっこい、スキー客のために民宿を開いていたり、温泉宿もあったりします。

豪雪地帯の冬だと行楽もありませんから、スキーというスポーツはかけがえがない。
それでも、魚沼市は、合併から五年後に民営化へ移管する構想を練りました。

現状、スキーブームの絶頂期に比べて、客数は三分の一まで急減しております。
結果、収入の見通しも立たないはずでして、誰が経営権を譲り受けましょうか。

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実際に、この五ヶ所を滑ってみたのですが、この大原スキー場は実に辺鄙でした。
既に人口に膾炙している限界集落という言葉のどおりで、ひっそりとしていました。

二十年以上前に出かけて感じたほどで、現在はもっと進んでいるかもしれない。
しかし、この近辺には浅草岳守門岳など登山で親しまれている山もあります。

夏は登山、秋は紅葉、冬にはスキーができるなんて、立派な観光地に違いない。
近くには旅館喜楽荘さんもあったりして、大原スキー場の存続は死活でしょう。

ここには民宿旅館組合もあるし、おらが地区のスキー場は欠かせないのです。
こうして、住民の音頭で、昨年、NPO法人「入広瀬元気クラブができました。

魚沼市から指定管理も受け、引き続き営業ができるようになったのがうれしい。
先ずは、一年目のシーズンが終わったところで、これからの検討に期待しましょう。

というわけで、大原スキー場は、あわや廃止のところまで追い込まれたものの、地域の人々の熱意によって受け皿の会社が設立されたことで、上手に徳俵に足が掛かった感じもして、今後とも末永くゲレンデを維持して言って欲しいと、強く願うのでありました。


おまけ:
平成25年度年末年始スキー場利用客状況
(平成25年12月29日~平成26年1月3日)
        今年度  前年度 比較
奥只見丸山  1750  1410  124%
大湯温泉        460    730    63%
薬師             2450   2697   90%
小出             3400   2300 147%
須原             3390   2860 118%
大原               600     540 111%
合計           12050 10537 114%
※少しでも、利用客が増えてくれるとうれしいですね。

☆このゲレンデには、コアなファンがいたりもします。
新潟市ジュニアスキーチーム 
大原スキー場閉鎖問題説明会報告
大原スキー場閉鎖問題説明会続報
SKI 大好き人間 【佐藤智子】 の日記

    
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