2015年1月17日土曜日

スキーブームの頃は、自動販売機の大手も参入していたんだ - スキー場リフト自動改札システム (その二) (スキー場設備)

富士電機スキーゲートシステムグーグルドライブはこちらから
  
富士電機は、日本の大手電気機器メーカーで、準大手重電三社の一社です。
重電といえば、発電や変電といった産業用の電機設備を指し示していますね。

最近では、スマートグリッドの展開も積極的でして、実証実験も参加しています。
それから、地熱発電では世界で四割のシェアをもつ、世界一の企業でした。

一方、自動販売機の分野では、国内一位のシェアで過半数を握っています。
三洋電機の子会社株式を吸収したのがきっかけで、業界のトップになりました。

実は、この製品は、貨幣を投入してお釣りが出る決済機能を持ち合せています。
それに、自販機のメンテナンス業務も、全国的な展開で行われているでしょう。

加えて、鉄道は磁気乗車券が主流になりつつあり、自動改札機も普及しました。
リフト券も切符には違いなく、同じようなシステムの開発はできると考えるでしょう。

しかも、スキー場に加えてリゾートもブームで、ビジネスのチャンスが考えられました。
こんな状況ですから、富士電機が製品に参入したのも分かるような気がします。
  
富士電機カードシステムグーグルドライブはこちらから
富士電機リゾートカードシステムグーグルドライブはこちらから

と言うわけで、リフト券の自動改札システムに富士電機も関係しているのでした。
ただ、昔はそうでも現在は営業中なのか、ネットではよく確認できませんでした。

会社の広報へ電話してみても、分からずじまいで後ほど返答するとのことです。
その後、少し時間を空いて、今はもう取り扱っていないと回答を受けました。

親切にわざわざ電話で返してくれたのですが、事業を取りやめたのは残念です。
ネットで見られる会社の研究紀要の直後らしいですが、さびしくも感じました。

まあ、ビジネスは栄枯盛衰で、スキーブームが去ってしまえば致し方ありません。
それでも、四半世紀近く前のパンフレットを後生大事に保存し続けてきた結果として、このブログでパンフを掲載することができたのでもあり、取って置いて良かったと自画自賛で思うのでした。

  
いいねと思ったら、二つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村 スキースノボーブログ スキー場・スノボー場へ





   

0 件のコメント:

コメントを投稿