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平成3年12月15日滑走 |
このゲレンデは、JR東日本のグループ会社であるガーラ湯沢が運営しています。
初めは、JR社員の発案による社内プロジェクトとして企画され、大成功しました。
これも、同社が民営化されて事業が多角化できるようになったおかげなのでしょう。
ご存知の通り、新幹線とゴンドラが直結するスキー場として話題を呼んだのです。
二十周年を迎えたのは既に四五年前で、だいぶ昔の話になってしまいました。
ちょうどスキーブームの最中ですが、最近はオープンするゲレンデも殆どありません。
ゲレンデとしては未だ後発かもしれませんが、資本力のJRだけに規模が大きい。
当時、湯沢駅周辺は、スキー場に開発できる斜面が既に残っていませんでした。
布場のゲレンデは、百年近く前にスキー講習会として利用されたのが始まりです。
その後、ゲレンデは順調に拡大され、昭和34年にロープウェーも開通しています。
こうして、山頂部までコースが展開されると、駅前から割り込む余地もありません。
結局、湯沢高原と石打丸山の間に、新規にコースを開発する必要がありました。
しかも、湯沢駅から少し遠くなるので、新たに停車場まで作ってしまう発想です。
これが、上越新幹線専用の停車駅になり、ガーラ湯沢と命名された背景です。
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スキー場自体は、この駅から急な斜面を駆け上がった山上に設計されました。
スキー客の利便を考えると、新幹線とゴンドラの旅客駅を兼用させてしまおう。
結果、高速なゴンドラが掛けられたのですが、この命名がよく考えられていました。
”ディリジャンス”といい、十八世紀ヨーロッパの駅馬車を意味しているようです。
当時、パリとリヨンの都市で俊足を誇り、夏は五日,冬は六日で走りました。
時速は一般に時速13キロ程度だったそうで、片やゴンドラは秒速5メーターです。
これを時速に直すと18キロになり、この名前が似つかわしいのかもしれません。
駅から直結してアクセスもいいし、首都圏からのスキー客には人気のゲレンデです。
場内一日券などオプションを追加した企画乗車券も設定されて、お得でしょう。
ただし、この駅はスキー場の営業期間中だけに開設される臨時駅なのでした。
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というわけで、平成四年シーズンの初滑りゲレンデが、このガーラ湯沢なのでした。
実際には、新幹線で出かけたことがなくて、この時も車を運転して出かけました。
続いて、距離が1.5キロの連絡ゴンドラに乗りますが、これがもったいないのです。
これぐらいの長さのスロープを降りられたら、もっと面白いだろうとも思いました。
この後、頂上駅からは標高も高いので雪質が良くて、滑走を満喫いたしました。
ただ、隣接のゲレンデとは容易なのに、共通リフト券は未だ無かったと思います。
後年、この共通券が設定されたのを機に滑り歩いてみたのですが、その体験は湯沢高原スキー場の投稿で紹介させてもらうとして、交通至便こそが成功の源泉であったのだろうなと、思うのでした。
おまけ:
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ガーラ湯沢一日券(裏) |
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ガーラ湯沢駐車場券 |
JR東日本は、地方別に分社化される前身は、日本国有鉄道といました。
日本政府が管掌する公社、つまり公共企業態の一社だったというわけです。
だったわけですが、平成十年に
三公社五現業は、公共企業体及び国の経営する企業の総称です。
三公社は、中曽根内閣により民営化。
日本専売公社 → 日本たばこ産業
日本国有鉄道 → 日本国有鉄道清算事業団(1998年(平成10年)10月22日解散)、JRグループ
日本電信電話公社 → NTTグループ
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