苗場スキー場の斜面で見かけたニホンザルですが、エサを探していたようです。
ネットで検索すると、運が良ければカモシカやサルに出会えると説明があった。
だけど、こんな間近で見られたのが驚きで、場所はドラゴンドラまでの遊歩道。
このエリアは、上信越高原国立公園の範囲にあり、自然保護がなされています。
なので野生動物に遭遇するのは稀ではないのですが、それでも驚いてしまった。
実は、紅葉を見たくて、空中散歩で有名なドラゴンドラを乗りたかったのです。
策動の距離は6キロ所くもあって、片道25分もかかる日本最長ゴンドラなの。
これに乗ると、眼下に紅葉の山肌を鑑賞できるという、宣伝文句だったりする。
まあ、スキーシーズンに乗っただけなので、オフシーズンならばどうだろうか。
しかも、紅葉を愛でる眺望なんだからと決断して、出かけてみたというわけだ。
そこで、紅葉の時期を調べると、今が見ごろと出ているので好機には違いない。
だから、越後湯沢で宿を予約して群馬県からレンタカーで、下道の国道を走行。
駐車場に到着すると、ゴンドラまでの連絡バスを待つお客さんが意外に多いな。
一方、歩けば二十分とあったので運動不足は良くないと、上さんと歩き出した。
その途中で、サルさんたちと出会ったのですが、相手の方が警戒して後じさり。
それでも、途中で立ち止まって、こちらを見て来るのでぱちりと撮影しました。
歩いて分かったのですが、ドラゴンドラの山麓駅は意外に距離が離れています。
スキーでは、リフトを乗り継いで滑り降りたのでそんなに距離を感じなかった。
ちんたら歩けば着いてしまうだけの話ですが、周囲は紅葉も少ないと感じたの。
まあ、ゴンドラに乗れば、山は紅葉だろうと踏んで、いざ、山麓駅を出発です。
最初は、単調な針葉樹の森が続いて、それが落葉樹の森に代わっていきました。
でも、天然林だから、ほぼ黄色に葉の染まる樹木も多く紅葉はところどころだ。
だから、モミジ、カエデの樹林の美しさを鑑賞したいのなら他を探すべきだな。
というわけで、ゴンドラからの景観は、見ごろの紅葉も加われば、お勧めです。
実をいうと、このドラゴンドラは、春先の新緑シーズンには、”新緑のドラゴンドラ”として、毎年4月下旬から5月末日まで運転されていましたが、今年は休止したので営業面で苦戦しているのかもしれず、ならば、紅葉シーズンだけは絶対に見逃せないので、ぜひ搭乗してもらいたいと思うのでした。


