この自炊という言葉ですが、 賃貸を借りて一人暮らしを始めるのではありません。
要するに、紙媒体の印刷物を、 デジタルのデータに変換してしまうことでした。
つまり、自分の持つ書籍や雑誌を、 デジタル化してPDFファイルに変換致します。
後は、タブレットに表示して読めるのですが、 どこにでも携行するのに便利です。
ところで、こういった作業をなぜ自炊と呼ぶのか、 語源について諸説がありました。
もっとも有力なのは、データを自ら吸い出す、つまり「自吸」 を最初とする説です。
つまり、字を吸い出すので、自分で吸い出す意味になり、 自炊へと転じました。
うまい具合に当て字も見つかって、 今では印刷物の自炊は当たり前なのです。
一方、ネットでは、複写を取る意味で、 拓本や魚拓の言葉もポピュラーでした。
特に、この魚拓は、 ウエッブ上の情報を画像にして公表するのに使われました。
炎上したネタ 小保方さん、『大人AKB48』で歌手デビュー!(うそ) ウェブ魚拓はこちらから |
ウェブ魚拓とも言い、 炎上して消されたサイトを暴露するのに活躍して来ました。
この炎上も同じくネット用語で、 不祥事から注目を集めてしまう状況を指します。
ネット社会では、日常用語と少し異なるスラングが出現して、 奥が深いものです。
一方、最近は、ネット通販で電子書籍を買って読むのが、 当り前になりました。
それでも、アマゾンにない書籍は、 デジタル化してしまいたい人だって出てきます。
自分にしても、バーチャル博物館の資料公開には、 イメージデータが必要でした。
ブログのアップには、 JPEG画像が欠かせなくてスキャナーの利用は必至です。
それで、現在使用しているのは、 十五年落ちでも未だに現役のキャノスキャンでした。
平成9年頃に買ったロートルマシン |
インターフェースもSCSIで、 パソコンに接続ボードを挿さない限り使えません。
しかも、自作パソコンなので、 この手のカードを認識しなかったりと、大変でした。
こうして、長期間ほったらかしてきたスキャナーを再生させて、 自炊しております。
開館したては、 イメージ画像をベタベタ貼りまくって資料をブログに載せていまし た。
パンフレットをページ毎に貼っていましたが、 どうもまとまりのつかない感じです。
冊子単位で閲覧した方が見やすそうで、 なんとかしてPDF化してみたくなります。
その後、会社の複写機をこっそり使うと、 PDFが作成できるのも分かってきました。
そうなら、パンフやチラシの表紙を載せて、 PDFにアクセスしてもらうだけなのだ。
しかも、フリーソフトの「pdf_as」 がイメージ画像をPDFへ一括変換してくれます。
今まで、ブログ掲載に使ってきたデータを役立てるので、 うれしいことはありません。
こうして、画像からPDFへ掲載方法を改善するのに、 半年以上も時間が経ちました。
現在は、資料の下部に”グーグルドライブはこちらから” とリンクを紹介しています。
これで、 収納したネットワークドライブにアクセスして閲覧できるようにな りました。
というわけで、初期のパンフレット・ チラシを改めてPDF資料で紹介しましょう。
これから、ゲレンデもオフシーズンに入りますし、 スキー場ネタも季節柄、あまりそぐわないかもしれないので、 投稿記事の温故知新というわけではありませんが、 スキー場のパンフレットを再編集しながら再紹介してみようと思っ た次第なのでした。
いいねと思ったら、二つポチっとね!