日本人の寿命は延び続けて、今では“人生百年”とか世間では言い出す始末です。
しかしですよ、何年、ちゃんと自立した生活を送れるかは、考えられていない。
これを定義する言葉が「健康寿命」なのですが、平均寿命より短くて当たり前。
年を取れば病気がちになって、やや足の膝が痛いとか、杖を突いて歩くとかね。
だから、TVで視聴する”ロコモア”とか健康食品の宣伝が、盛んなのも一理だ。
でも、この手の成分は医者に言わせると効かないらしく、信じる者は救われる。
そんな程度だそうで、実際に健康寿命というのは、かなり短いといわれている。
まあ、男性は約9年、女性は約12年も短くて、平均寿命から差し引いてみます。
すると、男性は72歳、女性は75歳と、だいぶ手前で健康の衰えが来てしまう。
これ以降は、支援や介護を必要とするかもしれず、健康上の問題が大きくなる。
つまり、日常生活に制限のある期間が、平均で9~12年も残るということです。
結果、長い人生、いつまでも元気に過ごすためには「健康寿命」を延ばすのだ。
いやそれよりも、さっさとリアタイアして健康寿命まで遊びまくる手もあるな。
どちらが良いかは、老後の貯え次第なのでしょうが、自分はリタイア先行です。
まだ、数年以上は旅行をしたり、スポーツをしたり、楽しめる時間は十分です。
こうした判断から退職をするのですが、先ずはスキーの滑り溜めをしておこう。
しかも、今年は十年に一度の寒波が連続的に襲来して、雪国の積雪も多いのだ。
こうなると、ゲレンデコンデションに恵まれない西日本は、チャンス到来です。
なので、地球温暖化が叫ばれている昨今、広島県のゲレンデまで遠征を決定だ。
まあ、米子の知人に四十年ぶりに再を考えつつ、オプションはスキーなんだな。
日本海側の道路を走りつつ、出雲大社もお参りして、健康祈願でもしておこう。
というわけで、レンタカーもスタッドレスタイヤ付が当たり前な裏日本でした。
後は、宿泊先を探していくわけですが、江戸時代に北前船(廻船)が停泊していた海辺の町にホテルがあらかた存在していて、まるで寄港でもしていくかのように旅を続けるのだなと、計画する自分なのでした。