2025年4月16日水曜日

横浜市民にとっても、意外な桜の花見の名所だと持ったのでござる ー 根岸森林公園(植物観察) 

      
上さんが、桜の花見に行きたいと言い出して、根岸の森林公園に出かけました。
今年は、暖かい日と寒い日が互い違いに訪れて、横浜では満開も遅れたのです。

と思っていたら、例年並みだったのですが、この公園は小高い丘に位置します。
だから、満開になるのも少しだけ遅く、二三日経ってから訪れても満開でした。

ここへ行くには、JRの根岸駅で降りたら横浜市営バスに乗車するのが普通だな。
標高差五十メーター少しの高台まで、幕末の頃に開削した不動坂を上がる分け。

この公園は、昔、競馬場だったのですが、外国人居留地からの散策場所でした。
居留地の生活は退屈だったのか、外国の住人から強い要望に幕府も応えました。

馬車が登れるように急な坂を避けたのが、この不動坂ですが、それでも急だな。
この坂を歩いて登ってもいいのですが、意外に交通量もあるので避けたいなあ。

    
実をいうと、このせりあがった崖を上るには、階段の歩道で行くのもできます。
グーグルマップで拡大すると分かりますが、遠回りしないでつづら折れの階段。

途中でこの坂に合流しますが、少し歩くと歌で有名なレストランのドルフィン。
まあ、このルートは帰りに使ったのですが、往路は上さんの探したルートです。

これが未知の道で、根岸八幡神社の脇から登る階段歩道ですが、少し遠回りか。
しかも、この社の鎮守の森は、天然記念物になっているそうで鬱蒼とした森林。

このルートは、公園の西側に出るので、入口まで五分くらいは歩いたでしょう。
少し歩くと、日本で唯一、日本の公道に面した米海軍の消防署を通り抜けます。

米軍基地に消防署は数あれど、なんでこんな場所にあるのか不思議に感じたの。
帰宅して調べたら、十年前まで、ここに広大な米軍の住宅跡地があったらしい。

ところが、跡地が米軍との共同利用になったので、消防署だけは残されました。
というわけで、森林公園の桜は当然綺麗でしたが、それ以外の発見も多かった。

一方、森林公園には、梅の木も植樹されていて、植えられてからまだ日が浅いようで、あと数年もすれば桜と同様に美しい梅林になるのは間違いなく、今度は春の早い頃にでも梅の花見に出かけようかと思ったのでした。



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2025年4月14日月曜日

台湾での店名"家楽福"は、「家家快楽又幸福(楽しくて幸せな家庭)」を意味するのだ ー 仏系大型量販店(台湾)

カルフール 新店店
        
タイのバンコクに住んでいた頃、ショッピングモールによく出かけていました。
住まいのサービスアパートから多少距離はありましたが、送迎バスがあります。

確か、一時間に一本は運行されていて、帰りはレシートを見せて乗車しました。
まあ、バンコクは巨大な消費都市ですから、大規模小売施設は多く見かけます。

イギリス資本のテスコロータス、地元資本のBig-Cなどのブランドがあったな。
ただ、カルフールだけは、地元資本に経営権を譲って撤退してしまったのです。

それで行きつけの店は、Big-Cの屋号に変わっても送迎バスだけは残りました。
なので、日本に帰任するるまでは、週末にちんたら出かける日々が続きました。

一方、上さんのマンション近くにも、歩ける範囲でカルフールがあったのです。
24時間営業というので少し驚きましたが、距離的に言うと地下鉄一駅分です。

お天気がよければ、ぶらりと散歩をしながら出かけられるので、便利なんだな。
ここのお店ですが、タイと同じにフードコートの出店があって食事に便利です。

ペッパーランチみたいな店や、日本最強と称するラーメン屋までもあるほどだ。
果ては、回転寿司屋まであって、手軽に安く日本食を済ませられて便利ですわ。

ところで、上さんのお友達が、自分の退職祝いとして食事に招いてくれました。
そこは、日本食バイキングのレストランだったのですが、出色は焼き魚が美味。

八甲休閒魚場(宜蘭県)
     
何と鮎の塩焼きを選ぶことができて、台湾の国内で養殖された地場産なのです。
これが結構おいしくて、常識の範囲内で食べられた海外の寿司より驚異的だな。

まあ、札幌スープカレーや北海道シチューなんてメニューは、ご愛嬌でしょう。
こうして、結果的に全体の味わいは日本食と思ったので、美味しく頂けました。

というわけで、台湾料理の味なんですが、日本人のの味覚によく合うと思うよ。
ただ、若干、料理全体が油っこいので、食べ過ぎると太ってしまう恐れもあって、たまには野菜サラダを食べてさっぱりしたいなあと思ってしまった自分なのでした。



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2025年4月12日土曜日

インターネット環境はあるが、携帯を初めて持つ人間が、苦労して格安キャリアの申請に悪戦苦闘する顛末 ー iPhone15・日本通信(そのほか)

         
間もなく勤め先を退職するので、自分用の携帯を所有する必要に迫られました。
今までは、会社の供与した携帯で、私的には簡単な連絡程度にしか使いません。

プライベートはご法度らしいのですが、社内の公衆電話は既に撤去されました。
なので、この程度の使用なら目をつぶっているというのが、実態のようですな。

それで、企業もガラ携の利用からスマホに切り替え始めたのは、二三年前の事。
会社もスマホに切り替えたと思ったら、iPhone13があてがわれてびっくりだ。

廉価なアンドロイドでも支給されるのかと思えば、型落ちと言ってもアップル。
驚きましたが、カメラの機能が非常に優れていて上さんのスマホと格段に違う。

四年前のASUS"Zenfone"だから、機能的に見劣りしないはずと思っていたの。
ところが、アップルは被写体に対する撮影環境の補正が良くて映り映えが最高。

なので、上さんがうらやましがるほどで、ならば自分もiPhoneにしようと決断。
そんなに投資する気もないので、型落ちの15(128GB)を探しまくりました。

                                   
まあ、中古品サイトの”じゃんぱら”で物色すると、十万円ちょっとで決断です。
後は、格安キャリアでも探して契約しようとしましたが、色々な会社があるな。

ただ、一番安いのは”日本通信”で、”合理的みんなのプラン”が条件で最安値だ。
20GBのデータ通信量で、一か月70分の無料通話付きで基本は30秒11円だよ。

しかも、加入申し込みをネット一本に絞っているから、経費が掛からないのか。
ただ、手数料は三千円少しと有料で、これを月割りにして経費を足しみました。

仮に三年使うのなら一ヶ月百円にも満たず、基本料金に足しても千五百円以下。
なので、手にしたiPhoneにアプリをダウンロードして申し込み開始だが難しい。

先ず、簡単申し込みのマイナカードから認識させようとしましたが、失敗した。
ここで、絶対に見せてはいけないパスワードをアプリに書き込むので恐ろしい。

メールで質問しましたが、日本通信からは携帯からカード認証に使うみたいだ。
なので、データは悪用されないと思ってやってみたのだが、失敗してしまった。

うーん、マイナカードのデータ照合で登録できないから、書面申請に切り替え。
しかも、申し込みの際に会員登録しなければならないのですが、分かりづらい。

だって、新規に契約しようとする人が、会員情報で電話番号を入れろというの。
固定電話は解約してしまったし、持っていない人が始めるときはどうするのだ。

アプリにしても登録手続きが進めないと、その前に戻れないのでアプリを削除。
アップルストアから繰り返しインストールしながら、何度もやり直ししました。

本当は会員登録だって、スマホは面倒臭いのでパソコンからやってしまったの。
こうして、マイナカードのデータをiPhoneで撮影して画像をアップして申請だ。

あーら、これまでの面倒臭い入力がウソのように、申請が受理されてしまった。
後は会員登録したGメールのメアドに連絡待ちにして、後でちゃんと来ました。

というわけで、口座引き落としがないので、クレジットカードが必要なのです。
それに、少なくともWiFiの環境がある場所で申請しなければならないので、自宅にインターネットを引き込んでパソコンでインターネットをする人ならば、簡単にできると思う一方、やはりこのキャリアへの申請はハードルが高いなと思ったのでした。



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2025年4月10日木曜日

毎年、桜が咲く季節にはばたく姿を見てきましたが、今年は少し趣の違った環境ゆえ、自分にとって長く記憶に残るだろう ー アゲハ蝶(昆虫観察)

      
今年は寒暖の差が激しい陽気で、桜も満開まで思ったより時間がかかりました。
それで、平年より三日遅れの4月4日、横浜地方気象台は満開を発表しました。

一方、自分は三月末で円満退職になって、今は自由気ままな定年生活に突入だ。
と思いたかったのですが、住んでいるマンションが大規模修繕工事に突入です。

このため対象のベランダを事前に整理するのが必要で、てんやわんやの大掃除。
送別会でへべれけに酔って帰った翌日から、毎日掃除する羽目になって重労働。

ベランダにはガーデニングの鉢が、四十以上もあって百均の樹脂製だらけです。
鉢を裁断してつなぎ合わせて大きくしたりと、それはそれでDIYで面白かった。

ただ、そんな見てくれが不細工な鉢も保管先も見つからず、廃棄処分を決めた。
用土も不要になったわけですが、ラッキーなことに修繕業者が回収してくれる。

まあ、ヘンルーダを栽培した鉢もあって、アゲハ蝶が混んで食べる植物なんだ。
昨年末、全ての幼虫が越冬して蛹になっていきましたが、どこかに逃走したの。

どこに蛹を作ったのかも分からなかったのですが、この大掃除で発見しました。
三匹がベランダで蛹になっていましたが、一匹は鳥に食べられてしまったんだ。

羽化直前のようでしたが、イソヒヨドリがべランダで泣いていた早朝の事です。
ベランダに出てみると、蛹は跡形もなくなって捕食されたと分かってしまった。

            
すごく不憫なことをしたと思いましたが、残った蛹が何とか羽化してくれたの。
それも、桜の満開の翌日で、ベランダの足場で網が張られる直前だったのです。

というわけで、羽化したアゲハも自由に大空に羽ばたけるように祈っているの。
他方、古いヘンルーダの鉢は処分してしまい、昨年秋に新しく種まきした株もまだ若くて小さいので、アゲハ蝶が卵を産み付けられるようになるには、まだ当分先のことになるなと思ったのでした。



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2025年4月8日火曜日

南国だから沖縄のシーサーにも見えて二体で一対ですが、口を空けたり閉じたりする阿吽の形相なら仁王様だろう ー 寺院の狛犬(台湾)

          
定年退職後のご主人ですが、奥様にくっ付いて外出したがる人もいるようです。
”わしも行く”と駄々をこねるので、”わしも族”という名付け方の定義らしいな。

べったりくっ付いて剝がれにくいから、濡れ落ち葉族ともいうそうで情けない。
ですが、かく言う私も、この台北に来てからは、言葉が分からないので同族か。

上さんにくっ付いて、実家へ参上したりしていましたが、今回は墓参りなんだ。
親戚の方々も、台北に集中して住んでいるから、命日のお墓まりは欠かせない。

親戚筋の話を聞きましたが、お参りする方の逸話は、人生を感じるものがある。
許嫁として未来の夫に嫁いでは来たが、夫は急な病なのか亡くなってしまった。

ですが、そのまま夫の実家に留まって、一生を終えたという女性のお話でした。
従って、お墓も夫の実家に入ったということで、この実家が上さんの親戚です。

本来は父親の兄弟のお参りでしたが、この方にも手を合わせたいということね。
納骨堂に安置されて、そのお寺にお参りする形でしたが、それが金龍禅寺です。

台北の周辺では由緒あるお寺として知られていて、碧山の山間に位置している。
お寺からは、台北市の市街を望むこともできるので、盆地の中の都市らしいわ。

          
         
それで、驚いたのはお寺で狛犬さんの石像を見かけたことで、日本では神社だ。
ただ、日本でも狛犬が座している寺院は多いようで珍しい分けでもないらしい。

それで、参道の両側を固める狛犬は、邪気を払い、神前を守護するという意味。
一方で、寺院ではこの役割が仁王像に代わっていったというのが、本当なんだ。

だから、寺院に狛犬がいたとしても変ではなくて、こういった動物が眷属です。
上さんのお使いということで、お稲荷様は狐で、八幡様は平和の象徴の鳩だな。

色々な動物が神のお使いになっていて、白い蛇などは弁財天のお使いなのです。
というわけで、お参りしつつも、眷属が犬族のことだと勘違いして恥ずかしい。

というのも、ユーチューブで怪談ばかりを聞いていると、四国の犬神さんの呪詛で祟られた伝承とか、憑き物にかかわる、それは怖い話が意外に出てくるものでして、これから勘違いしてしまって犬族(けんぞく)と誤った自分が、何とも浅はかだと苦笑してしまったのでした。



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