つぼみでも風情がある |
種類にもよりますが、オキザリスは花がしぼんでいても花柄がきれいなのです。
クリスマスのキャンディケインに似ていて、花の咲く初冬に似合うかのようだ。
もう少しわかりやすく言えば、理容所の看板のサインポールみたいな渦巻模様。
ただ、配色は紅白が特徴的でして、日照に合わせて花びらが開いてくるまでね。
でも、雨や曇りの日には華が開かないので、一日中、渦巻き模様が楽しめます。
ただ、このオキザリスというのが、和名で”カタバミ”なのを知りませんでした。
今回、花が閉じた時の模様が面白かったので、改めて調べてみて知ったのです。
園芸家の間では、オキザリスという学名がなじみのある名前にはなっています。
カタバミは単独の科目で世界中に分布していますが、この種類は南アフリカ産。
普通見られるハート形の葉っぱとは違って、細長い葉っぱ印象が違って魅力的。
最初、近所で園芸ファンの篤志家から分けていただいてメモはオキザリスのみ。
なので、ありふれた小さな黄色のカタバミと同じ仲間だとは、思いもよらない。
といった背景がありまして、咲いた花をしげしげと観察しつつ調べ直しました。
正確には、”Oxalis versicolor”のイエローとピンクの花が咲いて、秋植え球根。
オキザリス・ペンタローズ
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晩秋から初冬にかけて開花する種類ですが、それぞれの開花時期が異なります。
春夏秋冬それぞれに咲くものがあり、上手に集めると一年中楽しめるんだなあ。
それから、今回は、白花の咲く”オキザリス トメントーサ”の球根も植えました。
葉っぱの形が違って、手毬状に集まった小さく細かい葉がたまらなく好きです。
花はまだ咲いていませんが、葉っぱが見た目、パセリの様な印象を受けました。
この花は、育て方が難しくて咲かない年もあり、ネットでの紹介がありました。
もらった時の球根もやや細っており、今年はひょっとして無理かもしれないな。
というわけで、最初に植えたイモカタバミが咲くのは、来年の春になりそうだ。
このイモカタバミは、通年で咲くことができますが、近年の地球温暖化で梅雨時に気温が上がりすぎて、休眠してしまうのが常態化しており、冬近くになって復活して咲き出してもらえれば、我が家のベランダはオキザリスの花盛りだと思ったのでした。
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