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台風が、九州や四国に上陸するのはありふれていますが、北海道の上陸は珍しい。
しかも、内地(本州)から、一度、海を抜けてから、再上陸する場合もそうです。
まあ、勢力を使い果たしてしまえば、北海道に来る頃は、勢力がガタ落ちになる。
猛威を振るった風雨も弱まり、熱帯低気圧に変わってしまうのが落ちなのです。
このため、北海道で台風の影響は、低気圧が災いする嵐ぐらいにしかなりません。
洪水等の被害も甚大にならず、自然災害として余り注意を払わなかった気もします。
確かに、これまで北海道の被害といえば、火山、地震、津波、雪害かもしれません。
逆に夏から秋にかけては、台風が訪れる機会も少なくて、絶好の観光シーズンです。
ところが、今年は例年の天候と様相が変わって、北海道が台風銀座に豹変する始末。
普通なら、台風の通過は西日本に集中するもので、被害を受けやすい地域なのです。
ところが、名称自体が地球温暖化が原因で北上したのか、北海道に登場しました。
最近の気象が本当に異常になったのでしょうか、上陸地自体もバラ付いております。
特に、今年の八月は余り勢力を弱めずに、台風が次々と北海道に襲い掛かりました。
6号、7号、9号、11号と連続し、観光シーズンの稼ぎ時なのに大打撃でしょう。
この他、台風十号なんかは迷走しまくりの台風で、上陸せずにかすめたりします。
こうなると日照時間も減って、農作物の育成にも、影響が出るのは必定なのです。
特に連日の雨降りでは、河川も増水して水かさが上がれば、洪水の恐れも出ます。
実際に、南富良野町の市街では、空知川の堤防が決壊して濁流が押し寄せました。
ただ、このエリアは、治水など多目的にでき上がった金山ダムの上流にあるのです。
確かに、下流は被害を免れたのでしょうが、上流部は自然堤防のままだったのか。
昨年、関東の鬼怒川が決壊で大洪水になったのも、自然堤防の個所からなのです。
こういった自然のままに作られた堤防が、水害の備えには弱いのかもしれない。
いやはや、この八月は、北海道には、踏んだり蹴ったりの夏になってしまいました。
自分たちも、同じ時期に旅行をしたのですが、ちょうど台風の合間に旅しています。
だから一日中、雨の中をちんたらドライブして、次の目的地へ運転したりしました。
まあ、枝幸町は、名寄から中頓別を抜け、海鮮カニちらし寿司を目的に目指します。
食べログでは福泉という食堂の紹介が多かったのですが、旅館とは目と鼻の先です。
数千人のこじんまりした市街ゆえ、商店街も集まっており、偶然とはいえ面白い。
宿のTVも、夜半に台風が通過する天候を、天気予報が警戒を促しておりました。
雨も風も強まってまいりましたが、一日中のドライブでは疲労も溜まっております。
というわけで、ぐっすりと眠って朝早く起きてみれば、天気は回復しておりました。
ただ、一週間ほどの旅行で、二三日ほどしか晴れなかったのが、実に残念でして、普段の北海道なら、ずっと天気に恵まれているはずなのに、洪水の被害に見舞われた地方もあった中、ずぶ濡れの中を懸命に漕ぎ続ける自転車旅行の若者たちが、痛くけなげに見えたのでした。
おまけ:
ケガニの案内板 |
そこそこの景観ですわ |
裏寂れた中年キャンパーがウジャウジャ |
※被害は甚大で、秋の紅葉観光シーズンが心配
空知川左岸 南富良野町幾寅地区の堤防決壊について
管内通行止めの状況について(第2報)
南富良野町を流れる空知川が氾濫 堤防が決壊し周辺で冠水、浸水被害
【R274・日勝峠通行止め】日高町と清水町を渡す千呂露橋が崩落 河川氾濫により町も冠水・浸水被害
【台風10号】河川氾濫により新得町で冠水浸水被害 下新得川橋の橋脚流出
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