2022年3月3日木曜日

五才年上の姉と一緒に、白黒テレビで楽しく見ていた幼い頃を、なぜか思い出したゲレンデ ー 新和木曽駒高原スキー場(長野県・南信)

    
小学校三年生だったかなあ、”ちびっ子怪獣ヤダモン”のアニメが楽しみでした。
当時は札幌に住んでいましたが、毎週、日曜日の午前中に放送されていました。

いま改めてウイキで調べますと、月曜日の夜七時からゴールデンタイムの放送。
おそらく、当時の北海道はフジテレビ系列の局もなくて時間が変則なのでした。

それで、毎週、必ず見ていましたが、半年ぐらいの放送で唐突に終わりました。
最初からその予定だったようですが、突然に居候していた家の友達とさよなら。

”ヤダモン、いなくなっちゃった”みたいな終わり方で、なぜか寂しかったんだ。
ソフビの人形も買ったぐらいで結構大事にしていましたが、驚いたことが一つ。

先ず、漫画を描いていたのが永井豪で、後年、ハレンチ学園で有名な漫画家だ。
実際、ヤダモンにも”ひげゴジラ”が登場していて、ハレンチ学園でも再登場ね。

   
使い回していたのかと思いましたが、アニメは原作者が違うので子供向けです。
特にヤダモンの可愛らしさだけが記憶に残っていましたが、後年、思い出した。

それは、このスキー場のゲレンデマスコットが怪獣だったからで、似ています。
ヤダモンみたいだと思いだしまして、一度は滑りに行ってみたいと思い始める。

ただ、長野県でも木曽地方のゲレンデで、かなり遠くてチャンスがありません。
ようやく滑ることができたのが平成15年で、それから閉鎖迄は間もなくでした。

滑った日は、客が数人しかいなくて、ゲレンデに大きく鳴り渡るのはBGMだけ。
何やら寂しさが募るだけで、二時間も滑っていたら一日券の元も取れてしまう。

ただ、リピート客が目当てだったのか、シールプレゼントとかサービスも良い。
パンフレットも入手しましたので、ここに永久保存版として紹介しておきます。

平成15年3月20日滑走

リフト券は、当時流行りのICチケットで、デポジット千円でも返却しなかった。
こうして、手元に残ったICチケットは分厚くて、今だったらもっと薄いだろう。

というわけで、ゲレンデは滑走距離もそう長くはなく、横にやや広がる印象だ。
木曽地方は内陸ですから天然の雪も少ないので、スノーマシンをフル稼働して積雪を補っている作られたバーンが堅いという印象だけが、強く焼き付いてしまったゲレンデなのでした。



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