平成17年1月4日(火)滑走 |
平成16~17年の正月スキー旅行も、はやフェリーの帰り道だけになりました。
苫小牧港を夕方出港すると、仙台には翌朝の十時半に入港する船旅になります。
後は東北道の高速を運転して帰るだけになりましたが、ここで思いつきました。
午後にどこか近場のスキー場に立ち寄れたら、滑られるかもしないという発想。
ただ、インターチェンジを降りたらスキー場まで直結は、なかなか無いだろう。
例えば、上信越自動車道には、PAに直結した佐久スキーガーデン”パラダ”だな。
でも、東北道にそこまで便利なゲレンデは無くて、セントメリーがある程度だ。
ただ、福島県まで走りたい気持ちもあったので、選んだゲレンデは”栗子国際”。
東北道を降りて国道13号線に入ってから、スキー場の駐車場が国道脇にあるの。
こここまで便利なゲレンデと言えば、苗場や軽井沢のプリンス系もそうだろう。
何とか到着して午後券で滑ってみましたが、リフト四本と中規模のゲレンデだ。
バラエティーに富んだ7本のコースがウリと言いますが、やや平凡なのでした。
そんなゲレンデは、あの大地震で福島原発の風評被害を受けて経営も悪化する。
当初の運営会社は倒産して、引き継いだ会社も資金調達のめどがつかず休業だ。
それから、再開の噂も上がったりもしましたが、立ち消えになって未だに廃墟。
なのに、併設ホテルは、いつでも再開できるように整備はされているようです。
確かに、国道13号線のすぐそばで便利だし、近くには米沢スキー場もあります。
泊りがけで出かけて、ゲレンデのハシゴもできたりするので面白いとは思うな。
それに、栗子温泉の看板もあったりしたので、温泉が湧いていたんだと思うよ。
ある意味、温泉にスキーは、なかなか良い取り合わせで疲れた体を癒せたはず。
しかも、福島からも近いし、国道沿いの日帰りスキー場として評価も高かった。
そう思うと、インバウンドで海外からお客が順調に増えたら、どうだったのか。
というわけで、明日は仕事始めだからと滑走を切上げて帰宅の途に就きました。
実は、その頃、ゲレンデを持っていた近隣の五色温泉、宗川旅館も閉館してしまって、温泉旅館の経営すら厳しかったのであれば、スキー客の激減したゲレンデも立ち行かなくなるのは当たり前だろうし、再開される見込みはないかもしれず、今になって滑っておいてよかったと思う自分なのでした。
※こちらの投稿も参考にしてね
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