地元スーパーで簡単に見つかる |
昔、子供時分に、粉末のジュースの素を、水に溶いて良く飲んでいました。
商品名は、”渡辺のジュース”と言って、一袋5円くらいだったと思います。
鉄腕アトムとか、鉄人28号のテレビアニメが放映されていた頃のことです。
今から、半世紀以上も前のことですから、自身も年老いたのだと思いました。
まあ、そんなことを思い出したのは、冒頭の写真の粉末ジュースパックです。
インドでは有名なTANGというブランドで、スーパーへ行けば必ずあります。
レモン、オレンジ、マンゴーなど、味も豊富で、小さなパッケージが便利です。
四回分で30ルピー(60円)ですから、試しに買って飲んでみることにしました。
オレンジ味が無難ですが、マンゴー味もおいしく、冒険はレモン味でしょうか。
以前買ったライム味は、薬臭い感じがして、あまりおいしくありませんでした。
これに、ネスレのレモンティーの粉末もありますが、これは日本で買えます。
こうして、ホテルでくれるミネラルウオーターのボトルでジュース作りに励みます。
現在、インドは乾季に入って乾燥しており、気温もまだ高いのでのどが渇きます。
なので、500ミリのペットボトル三本くらいは、一日ですぐに飲んでしまうのです。
しかも、現地の工場で指導のために、出張してきていますので立ち仕事も多い。
工場内の気温は三十度以上になり、汗をかきますので水分補給は欠かせません。
こうして、毎日、ジュース作りにせっせと励んでおりますが、これはこれで楽しい。
加えて、緑茶のティーバッグとスポーツドリンクの粉末も日本から持参しました。
グーグルの検索結果では画像がいっぱい |
部屋にある紅茶のティーバッグもありますし、これだけ種類が多ければ困らない。
ただ、紅茶は色がウイスキーっぽく見えるので、現地の従業員にからかわれます。
酒を飲んでいるって笑われるんですが、緑茶はちょっと気味悪そうに見たりします。
どうも、見た目でおしっこを想像するらしいのですが、こちらは紅茶だけなのです。
酒に思われたり、小水に思われたりで始末に終えませんが、脱水症状は避けたい。
そんな、出張の毎日ですが、こちらではディーワーリーという新年がもうすぐです。
これはヒンドゥー教の宗教上の新年で、西暦とは一線を画した行事になっています。
今年は11月の11・12日の二日間ですが、その週はほとんど仕事になりません。
休暇を取る人も多いですし、工場の操業を止めてしまう会社もかなりあるのですよ。
なので、自分は新年前日の10日で出張を切り上げ、夜行で帰国することにしました。
というわけで、このディーワーリーの時期は、買い物をすると縁起が良いといわれており、スーパーでは買い物客でごった返しているのですが、たかだかジュースの小袋を買って、支払いのためにレジで三十分も待たされるとは、思ってみなかったのでした。
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