2015年11月2日月曜日

脱水症状を起こさないために、粉末ジュースで飲料こさえて、工場へ持参中 - ナビムンバイ(インド)

地元スーパーで簡単に見つかる

昔、子供時分に、粉末のジュースの素を、水に溶いて良く飲んでいました。
商品名は、”渡辺のジュース”と言って、一袋5円くらいだったと思います。

鉄腕アトムとか、鉄人28号のテレビアニメが放映されていた頃のことです。
今から、半世紀以上も前のことですから、自身も年老いたのだと思いました。

まあ、そんなことを思い出したのは、冒頭の写真の粉末ジュースパックです。
インドでは有名なTANGというブランドで、スーパーへ行けば必ずあります。

レモン、オレンジ、マンゴーなど、味も豊富で、小さなパッケージが便利です。
四回分で30ルピー(60円)ですから、試しに買って飲んでみることにしました。

オレンジ味が無難ですが、マンゴー味もおいしく、冒険はレモン味でしょうか。
以前買ったライム味は、薬臭い感じがして、あまりおいしくありませんでした。

これに、ネスレのレモンティーの粉末もありますが、これは日本で買えます。
こうして、ホテルでくれるミネラルウオーターのボトルでジュース作りに励みます。

現在、インドは乾季に入って乾燥しており、気温もまだ高いのでのどが渇きます。
なので、500ミリのペットボトル三本くらいは、一日ですぐに飲んでしまうのです。

しかも、現地の工場で指導のために、出張してきていますので立ち仕事も多い。
工場内の気温は三十度以上になり、汗をかきますので水分補給は欠かせません。

こうして、毎日、ジュース作りにせっせと励んでおりますが、これはこれで楽しい。
加えて、緑茶のティーバッグとスポーツドリンクの粉末も日本から持参しました。

グーグルの検索結果では画像がいっぱい

部屋にある紅茶のティーバッグもありますし、これだけ種類が多ければ困らない。
ただ、紅茶は色がウイスキーっぽく見えるので、現地の従業員にからかわれます。

酒を飲んでいるって笑われるんですが、緑茶はちょっと気味悪そうに見たりします。
どうも、見た目でおしっこを想像するらしいのですが、こちらは紅茶だけなのです。

酒に思われたり、小水に思われたりで始末に終えませんが、脱水症状は避けたい。
そんな、出張の毎日ですが、こちらではディーワーリーという新年がもうすぐです。

これはヒンドゥー教の宗教上の新年で、西暦とは一線を画した行事になっています。
今年は11月の11・12日の二日間ですが、その週はほとんど仕事になりません。

休暇を取る人も多いですし、工場の操業を止めてしまう会社もかなりあるのですよ。
なので、自分は新年前日の10日で出張を切り上げ、夜行で帰国することにしました。

というわけで、このディーワーリーの時期は、買い物をすると縁起が良いといわれており、スーパーでは買い物客でごった返しているのですが、たかだかジュースの小袋を買って、支払いのためにレジで三十分も待たされるとは、思ってみなかったのでした。



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