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これまで、色々なゲレンデを紹介した中には、手落ちがあったりしています。
つまり、関連するパンフレットが、後からごっそり見つかったりするのです。
紙袋に雑然としまいこんであって、ちゃんと整理しているわけでもありません。
このため、自分の記憶だけで、そういえばあったかなとか思い出して探します。
今回は、スキー行に関わる日帰り温泉のパンフを、大々的に探しなおしました。
見つかった資料を見直しますが、スキーとはあまり関係ない場所も訪れています。
それが意外に多かったりして驚いたのですが、よく出かけたもんだと思いました。
まあ、これまでは近場にゲレンデがあれば、ネタに引っ掛けて紹介して来ました。
このため、上越国際当間スキー場のある十日町市には、国宝と芸術を絡めました。
この都市は、特色のある美術館があったり、国宝を陳列する博物館が存在します。
ただ、投稿ではその施設に軽く触れただけで、パンフも未だ紹介していません。
実際には、確かあったかも知れないなーと思うだけで、探しきれませんでした。
だから、今回の整理は、自分的な十日町市の大発見につながったわけなのです。
冒頭は、自治体の観光パンフですが、ネタ絡みの場所がちゃんと紹介されています。
そして、十日町市博物館、星と森の詩美術館のパンフも見つかってまいりました。
こういった資料を改めて見直すと、展示収蔵品のことが鮮明に思い出されます。
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しかも、平成十六年の新潟中越地震では、貴重な文化財も大きく被害を受けました。
国宝の火焔土器をはじめとする縄文式土器は、ほとんどが破損してしまったのです。
展示棚から落下してしまったみたいで、現在は、何年か掛けて修復されています。
ただ、文化庁の指導もあって、三分の一程度しか展示されていないとありました。
これまでは、「笹山遺跡出土品」(国宝)が一括して展示の方針だったようです。
それが、地震の被害が甚大だったから、文化財保護が優先されたのかもしれない。
そんな風にも思えるのですが、他方、星と森の詩美術館は被害が軽くてすみました。
屋外彫刻などに多少のずれが生じたり、石垣が崩れただけなようで、ほっとします。
ネットでは、こういった白井克也さんが被害状況をまとめていて、参考にしました。
さて、この美術館ですが、私が訪ねた当時、栗原信秀の日本刀を展示していました。
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この刀工は、ウイキペディアの日本刀の欄でも、少しですが紹介されておりました。
幕末の名工、源清麿(みなもとのきよまろ)の弟子筋で、清麿なら知っております。
時代小説の鬼才、隆慶一郎が「鬼麿斬人剣」で紹介して、つとに名が知られました。
自分も読みましたが、この清麿に師事した巨躯の野人・鬼麿が主人公で活躍します。
伊賀組との死闘が、八番勝負となってあらすじが展開されますが、実に痛快なのだ。
まあ、このネタを書く上で調べて分かったのですが、見た当時は深くは知りません。
そして、清麿が名工であったのも、その後に別の新書を通じて知ることになりました。
それは、小説家、牧 秀彦が「剣豪 その流派と名刀」で本人を紹介していたからです。
その弟子の作品を、ここで鑑賞したわけですが、刀剣は収蔵品の一部でもありました。
上に挙げた説明資料では、刀剣の美しさも、手が行き届いて丁寧に解説しています。
白黒の印刷でも、入館者へ理解を促す力のこもった配布資料だったんじゃないのか。
というわけで、そんな風に思い出しながら、最後に残ったミティラー美術館のことです。
これは、冒頭の十日町市の観光パンフに多少ですが載っていまして、参考になります。
こうして、ゲレンデネタで紹介した博物館・美術館については、改めて紹介し直すことができたことになり、地域振興のためになってくれればとも思うのでした。
おまけ:日本刀の美への手引き
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