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大台スキー場・眺望 |
リフトを乗り継いで頂上部に立つと、晴れた日には眺望が素晴らしいようです。
眼下に、横手盆地の田園風景が広がるのが、グーグル画像検索でも分かります。
このスキー場は、午前中に千畑スキー場を滑り終えてから、探し当てました。
待ち時間なしのゴンドラですし、林間コースのコースも思う存分に楽しみました。
ただ、スロープに変化も欲しくなって来て、別のゲレンデに移動するのを決めました。
そこで、スキーガイドブックを見ながら探し当てたのが、この大台スキー場です。
横手盆地から真昼山地に向かう斜面を利用したゲレンデですが、千畑も同じでした。
この盆地は、国内有数の穀倉地帯で、ブランド米あきたこまちの主産地の一つです。
秋田県の南東部にある盆地ですが、雄物川の流域は秋田平野までつながります。
なので、スキー場から見える風景は、盆地とはいえ平野のように広大なのでした。
ところで、秋田はマタギの猟師とか、天然秋田杉のように山間部になじみもあります。
他方、米どころですが、平野部と山間部の割合はどうなのか、気にもなってきます。
調べたところ、都道府県では、秋田は、県自体も耕作地の面積でも第六位でした。
かなり大きな県だって言うのがわかりますが、東北地方は大きな県が多いのです。
順位も、二位岩手県、三位福島県、八位青森県、九位山形県、十六位宮城県でした。
ただ、耕作地の割合だけを見ると13%しかなく、全国平均の12%を上回る程度です。
まあ、山間地もありながら平野・盆地も広がっていて、自然豊かな県だということです。
そんな郷土のゲレンデですが、当日はちびっこ達が大勢で滑りに来ていました。
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グーグルドライブはこちらから |
大晦日なのにリフト待ちもあったりして、千畑のゲレンデと違って賑わっております。
リフトも二本とこじんまりしており、ゲレンデが見渡せるせいか、親子連れもいました。
スキー場のチラシ裏面には、近隣の温泉宿泊施設も二軒紹介されていています。
どうも、ここ大台はスポーツ・レクリエーションの拠点として力が注がれているようです。
というわけで、おらが町のゲレンデにも、冬以外の季節には別の顔がありました。
それは、ここがハングライダー・パラグライダーの指定ベース になっていることです。
遠くに秋田富士の鳥海山、そして田園風景の広がる横手盆地の眺望は最高でしょう。
冒頭でもその景色を紹介したように、 愛好者が訪れて飛行を楽しんでいます。
となれば、通年でにぎわいをみせているのはまちがないエリアのようですから、小規模な冬場のゲレンデはひとつの顔に過ぎず、ここ大台は地域観光の役割を担い続けていくのであろうとも思うのでした。
おまけ:
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平成4年12月31日滑走 |
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クリックで拡大します 注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95( |
こんな投稿もしておりましたよ!
文学の好きなスキー野郎は、オフシーズンでもゲレンデを訪ねるのだ - 文学碑のあるスキー場(全国各地)
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