まあ、自分からしてみれば、スノーボードの原始系が、上の写真だと思います。
有明海で有名なムツゴロウ漁では、ガタスキーと呼ばれる道具が使われます。
泥んこのぬかるみ上で漁をせねばなりませんので、移動手段がほしくなります。
歩くこともままならないので、滑るような道具が必要になり、そりの感じでしょう。
ガタスキーと呼んでいますが、スノーボードとかサーフィンのイメージなんだな。
一方、漁で肝心なことは、人の気配に敏感なムツゴロウにより近づくことです。
それには、このガタスキーなるボードさばきが大切になりますが、風林火山です。
疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、ムツゴロウを騙します。
でも、そんなスタイルでスキー場を滑走されたら、危なくて危なくてかなわない。
大体、スノーボードは一枚の板に乗るので、制御がスキーに比べて劣ります。
それに、滑走中、左右を均等に広い視界が得られないと、いうこともあります。
そうなると、どうしても他の滑走者を確認するきっかけが、遅れてしまうんだな。
要するに、ボード上に立つと、コースに向かって半身(はんみ)の状態になります。
つまり、スキーに比べて半分は死角となってしまい、確認も無いまま滑るんだ。
いやはや、こんなに危険な滑走用具がスノーボードだから、絶対に乗りません。
正直に言いますが、あんなのスポーツじゃなくて、単なる危険遊具でしょうな。
確かに、スキー場を滑走する割合で見れば、今やスノーボードが天下です。
でも、上手に滑っているなあと思える人は、スキーヤーの方が多いと思うよ。
それに、奥伊吹スキー場でも見たけど、ちびっ子たちはスキーレッスンがメイン。
スノボを子供にはかせて教えているお父さんもいたけど、スクールは無かったな。
だから、安全に滑られるスキーの方が、スポーツとしては上等なんだ思います。
というわけで、スノボはスキーより簡単に持ち運べるメリットを否定はしません。
ですが、スキーは、山スキー、クロスカントリースキー、テレマークスキーなど、目的・用途に応じた滑走が、自在に選べる点で優れているのは否定できなくて、スノーボードは山を登ることもできず、平地での滑走も難しいのに比べて、自分だっていくつかその道具を所有して条件に応じた滑走を楽しんでいますので、自分の人生はスキーだけを楽しめれば、それで十二分に満足なんだと思うのでした。
おまけ:
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