高校・大学時代の同窓生が、ブログであることないことを書き散らしていました。
かつては、福井県の某所に住んでいたらしく、その地方の面白記事が載ります。
江坂王将と名乗っているので、将棋部に所属していたのを思い出し、笑いました。
きっと、ヘボ将棋を懲りずに打ち続けているのだろうと、独り合点したわけです。
それで、記事の中で未だに思い出せる観光スポットを、彼は紹介してくれました。
とある寺院なのですが、それはハニベ岩窟院という、聞きしに勝るB級スポット。
面白がって読みましたが、これは熱海秘宝館に負けないと衝撃を受けたほど。
どれほど超越しているか、それは千年経っても文化財の指定が困難な逸物なの。
しかも、親子二代にわたって、仏像彫刻をあらんかぎり粗製乱造しまくりました。
その作品というか、ガラクタというか、昼なお暗い洞窟の中に陳列しまくります。
ここで思い出すのは、インドの仏教石窟寺院で有名なアジャンタ・エローラなんだ。
あちらは、世界遺産の指定で有名ですが、こちらは将来、何に指定されるのか。
きっと、世界不名誉遺産とか、面白半分・不謹慎遺産ぐらいのもんでしょうか。
洞窟の暗さを利用して、地獄絵図の世界を自己満足で再現しようとしています。
最も、これはネットの紹介記事を集約しただけで、自分は未だ見ておりません。
見てもいないのによく言うわって、でもね、これってタイの地獄寺とそっくり。
子供っぽいほどに、タイ人特有な地獄の観念が描かれていますが、似ています。
まあ、ネットで検索してみれば、必ず見つかるから、興味があれば探してね。
それで、今回のスキー旅行でも時間の都合次第で、行く気だったのは事実です。
でも、上さんにタイの地獄寺みたいな感じと説明したのが、運の尽きでした。
夫婦で四年間、タイに住んでいたし、あちらの事情は十分に分かっております。
せっかく、金沢で観光するのに、地獄巡りはどういう意味と言われてしまった。
なので、即座に却下しても、福井へ移動する途中で場所だけは、確認したいな。
どうせ、運転するのは自分だし、観光の経路からして、通りそうな気もします。
それで、国道360号線から小松市で国道8号線に合流したのが、ドンピシャ。
その手前で、ハニベ岩窟院の看板を発見しまして、意外に分かりやすいんだな。
クリックで拡大してご覧ください |
他の記事だと、カーナビで裏口に回ってしまったと、こじつけていたんだけど。
ライターが、単なる極度の地理音痴だったと、言うことぐらいなのでしょうか。
しかも、8号線の途上で道の駅へ入ったら、観光地図で案内されていました。
パンフはなかったけれど、地元の物産販売所で、しっかり掲出されていたのよ。
というわけで、自分的にナゾのハニベ岩窟院は、実存が証明されたのでした。
ただ、今回改めて岩窟院のHPを見たら、肖像彫刻の注文承りますとか、仏教の教えに全く関係なく、こっそりPRまで入れ込んであるのを見れば、やはり、未来永劫にB級文化遺産は安泰であろうなと思わざるを得ないのでした。
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ご紹介いただき、恐れ入ります。
返信削除小生は、尾羽打ち枯らして札幌に戻りました。(>_<)
おじじ先生のご活躍をお祈りします。
江坂王将殿
返信削除札幌に戻っていらっしゃったのは知りませんでした。
なので、記事を”かつては住んでいたらしく"と変更させていただきました。
悪しからず。
福井城のそばで一泊したけど、県庁の職員がお堀を渡って出勤する様子が、福井藩の武士が登城するイメージを思い浮かべてしまって、なんともシュールでした。