ノーマルタイヤで上がれたのが奇跡 |
望岳台は、活発なかつ移動を続ける活火山の十勝岳に位置しています。
標高が930メーターなので、冬の訪れも、ふもとより一足早いのが分かります。
時期的には、紅葉が進んでいる最中で、北海道と言えでも未だ秋でした。
ただ、北の方で低気圧が急速に発達すると、シベリアの寒気を巻き込みます。
TVの天気予報で、冬の気圧配置で等圧線が縦に混んでいる日があります。
この線に沿って寒気が流れ込むのですが、未だ秋なので北に偏っています。
このため、寒気は部分的で、北海道と東北地方の北部を覆うぐらいなのです。
一方、関東地方などで、乾いた晴天になって木枯らしが吹く程度でしょうか。
つまり、寒気団が日本全国に来襲する季節までは、まだ温いということです。
ところで、富良野は北緯43度と緯度が高く、平野部に雪が降って当たり前。
このため、反対側の富良野スキー場は、何と標高220メーターがベースです。
一方、最高地点は、標高1,050メーターと、さすがFIS公認ゲレンデでした。
条件の標高差七百メーター以上を軽くクリアしたのは、さすがと言うべきか。
このため、これまでにワールドカップのスキー大会が十回も開催されて来ました。
ただ、最後の大会が平成7年で、それ以降は残念に開かれておりません。
スキーブームも終焉して、大衆も他のスポーツへ興味が移ってしまいました。
まあ、冬の寒さの厳しさより、夏の海のレジャーの方がお気楽で楽しいでしょう。
それに、スキー教室でいくらレッスンを受けても上手にならなくてあきらめたのか。
結局、スキー客も減少し続け、最近、ようやく客足も回復し始めたばかりです。
このため、富良野のゲレンデマップでも、ゴンドラがまだ休止中となっていました。
一方、円安で海外からのスキー客が北海道を目指して押し寄せてもいます。
特に、ニセコ、ルスツの道央のリゾートは千歳空港から近くて地の利があります。
国際便も多く就航しておりますし、海外からは先ずそこを目指すのでしょう。
ゲレンデの数が半端無く多いし、札幌の都市観光もできたりして便利ですな。
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他方、富良野エリアといえば、最寄の空港は旭川ですが、国際便も少ない。
それに、夏の富良野が有名過ぎて、スキー場の存在感が希薄かもしれません。
確かに、旭川は動物園やラーメンもありますが、冬はスキー以外は力不足か。
そういうわけでも無いのでしょうが、このエリアの宣伝に英文パンフができました。
その名は、北海道パワーベルト、周辺地域のスキー場が紹介されております。
富良野を筆頭に、カムイスキーリンクス、星野リゾートトマムも参戦しました。
これに加えて、初滑り、春スキーの旭岳、層雲峡のゲレンデも個性的でしょう。
ちょっと、遠くなりますが、ここにサホロ、ぴっぷのゲレンデも加えれば完璧ですな。
道央のスキーリゾートに負けない、強力打線の完成、そろい踏みなのですよ。
というわけで、このパンフレットを富良野のロープウェイ乗り場でいいただきました。
こういったPR活動が、地元の観光振興に是非つながってもらいあたいと期待しつつ、自分も道産子ですからブログで紹介しておこうと、思いたったというわけなのでした。
おまけ:
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