2018年8月28日火曜日

母が晩御飯のおかずに買ってきてくれる、この餃子が待ち遠しくてたまらなかったんだ - ぎょうざ&カレー「みよしの」(札幌・北海道)

   
墓参りで帰省する度に、すすきの界隈のホテルに宿を取るのが習わしなのです。
歓楽街だけと思う人が多いかもしれないけど、実は寺町の側面も併せ持ちます。

中には、水子供養の名刹と看板書きの寺まであったりして、水商売の土地柄か。
豊川稲荷、玉宝禅寺とあるので、商売の神様のお稲荷様だから、符合するなあ。

両親も、ここから目と鼻の先にある寺院の納骨堂に眠っており、だから墓参り。
だから、年中行事でこの界隈にたどり着けば、必ず食べたいものがあります。

それは、冒頭の”みよしの”の餃子定食だけど、これと言って特徴はありません。
唯一、カレーライスにトッピングされた餃子のメニューがあるのが、ユニーク。

お店ではキャベツの浅漬けが食べ放題だけど、お部屋で食べたくてお持ち帰り。
何せ札幌に戻るまで、住んでいる横浜は、猛暑続きだったのでバテ気味でした。

だから、ゆっくりしたくて持ち帰りしましたが、上さんはおみやげ餃子なんだ。
上さんに言わせれば、本場中国は餃子が主食になり、ご飯は食べないんだって。

すすきのと言えば、ニッカの電飾広告だよ

餃子の皮自体が炭水化物だから、ご飯まで食べる必要はないと言うのでした。
まあそうかもしれないと思いつつ、この餃子、やさしい味付けで食べ飽きない。

懐にやさしいお手頃価格で、おやつ気分で食べられるのでソウルフードでしょ。
凝ったレシピとは思えない味わいだけど、だからこそカレーと衝突しないのね。

そんな風に思いつつ、今回の旅行で発見は、ブラックな店構いのニセみよしの。
すすきの日劇店の通りの並びにありますが、こちらは餃子の王将系列なのです。

名前は、SAPPORO餃子製造所と言いますが、価格設定が少し高めな感じかな。
だから、ワンコインで餃子定食が食べられるみよしの大明神は庶民の味方です。

というわけで、お店の回し者ではないけれど、懐かしい味は忘れられないもの。
それが、みよしのの餃子だったり、寶龍の味噌ラーメンだったり、ホルモンだったりする分けですが、せっかくの帰省なんだから、横浜で食べられない食事は、がっつきたくなるもんだと思うのでありました。


おまけ:
老舗の薬局でもサトちゃんがいたよ



いいねと思ったら、二つポチっとね!



2 件のコメント:

  1. おじじ様、こんにちは。

    子どもの頃からニッカのヒゲのおじさんは、アイヌの酋長をモチーフにしたものと思い込んでおりました。
    木彫りの熊にボトルを抱かせたディスプレイの印象も、影響しているかと思います。

    ネット時代になって、モデルは英国のブレンドの王様ローリー卿と知りましたが、それでも思い込みが勝ってしまい、今でも酋長さんに見えます。

    返信削除
  2. 江坂王将殿
    こめんとありがとさんです。
    お酒を飲むのを完全に絶ったので、ニッカと言っても自分には過去のブランドになりました。ヒゲがどうであろうと関係がなくなってしまったのですが、それでも、あの電飾看板を見ると、北海道に帰省したんだなと感慨が深まりますね。

    返信削除