2023年4月9日日曜日

アゲハ蝶が羽化してくれましたが、花の蜜を吸いに来てくれるように栽培した菜の花は、臭いにちょっと閉口した - ガーデニング(そのほか)

 
    
3月24日の金曜日、朝、ベランダに出てみるとアゲハの蛹が羽化していました。
昨夜は、雨が止まない晩で風も強かったので、羽化するとは思いもよりません。

二三日前から蛹の殻が明るい緑色から、茶色へと繁殖し始めてたのは事実です。
しかも、不順な天気の日で、羽化は無いなと思ったのですが、気温が高かった。

朝七時の時点で二十度近くの暖かさともなれば、我慢できずに飛び出したのか。
この羽化の兆候が見られた時点で、囲った保護カバーは取り外しておきました。

なので、羽化できてから、十センチほど横移動して、じっとその場所に留まる。
雨上がりだから湿気もあって、羽根が乾くのに時間が掛かりそうで動きません。

それに、越冬した蛹は他の季節より羽根が小さくて、可憐に見えてしまいます。
様子を見守って観察をし続けたい気になりましたが、今日は平日で会社もある。

結局、出勤で自宅を後にせざるを得なくて、もう既に羽ばたいているでしょう。
それで、早春は咲いている花も少なくて、花の蜜が吸えないのではないか心配。

親心という分けではありませんが、ベランダで菜の花や蓮華草を栽培中なんだ。
他には、ノーズポールとやハナニラなども咲いて、立ち寄ってくれそうですわ。

菜の花
   
レンゲソウとノースポール
     
それで、今年は肥料の施しが良かったのか、菜の花が意外にきれいに開花した。
そのためか、花の香がやけに漂って、あまり良い香りがしないので驚きました。

我慢できないほどではありませんが、お世辞に好きな香りと言えないのが残念。
黄色い花が殺風景なベランダをにぎやかにしてくれるのは、有難いんだけれど。

この臭いは、硫黄化合物の成分なので、人を不快にさせるのは違いありません。
だけど、他に咲いていたノースポールの糞くさい臭いよりは、未だマシだろう。

ノースポールは、可憐な白い花を咲かせますが、そばに寄ると臭いが強烈です。
ただ、少し離れて鑑賞すれば、強く匂ってくることもないので、御の字なんだ。

それに比べて、菜の花は強い香りで、プーんと漂うから我慢の範囲でよかった。
というわけで、カーネーションの花のつぼみも膨らんできて、春がやって来た。
他の植物の鉢にも若芽が出始めて、季節の移り変わりは順調なんだと思うのですが、今度は何時になれば、アゲハ蝶がヘンルーの小低木に卵を産み付けに来てくれるのか、それを楽しみに待つ自分がいるのでした。



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