最近はテレビが全くつまらなくなり、晩御飯の後で視ることもなくなりました。
上さんなどは、ドラマがあるとその時間帯だけテレビを点けて視聴する感じね。
昔は、家のリビングで、誰が視ているのかわからないのにテレビが点いていた。
チャンネルは、家族の好みで切り替えられたり、喧嘩になった時代が懐かしい。
もはや、つまらない以外の何者でもなくなったのが、テレビだという感じです。
その代わり、PCでユーチューブでも見ておけば、退屈しのぎにはなりますなあ。
チャンネルもたくさんあるし、収録時間も短い上に、後で視直すこともできる。
一人暮らしを始めた若者の部屋には、テレビが無いと言う話は当たり前の時代。
だから、この期に及んで、テレビ番組の話で盛り上がる気など毛頭ありません。
まあ、ユーチューブでチャンネルを検索しながら、暇つぶしで視るのが今時だ。
特に、クラシック音楽の作品を紹介する番組が豊富なので、時々聞いたりする。
今回、探し当てたのは、バイオリニストの庄司紗矢香さん独奏による協奏曲ね。
ドイツのフランクフルト放送交響楽団と共演ですが、シューマンの作品なんだ。
演奏される機会がさほど多くないのですが、それでも昔よりは増えて来ました。
録音に残しているソリストもいるぐらいなので、レアというほどでもないかな。
ただ、最近の演奏活動が少し地味目だった、庄司紗矢香が健在なのは良かった。
十代で、パガニーニ国際コンクールに優勝したのが、二十年以上も昔の話です。
それから、若い頃は盛んに活躍していて、ユーチューブ動画も多くありました。
ところが、その後は露出が減っていたような気もしましたが、最近は復調かな。
既に四十代になって、このまま年齢に応じた円熟味を増して欲しいと思います。
というわけで、最近はドラマなどでもシューマンの交響曲が紹介されていたな。
”さよならマエストロ”では、第3番”ライン”が使われていましたが、巷間ではオーケストレーションがうまくないと酷評される向きもある中で、今現在でも演奏される点で、作品としては完成されているからだろうとも思うのでした。
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