2019年2月16日土曜日

晴れた日には、湖が見えるゲレンデって、意外にあるものなのね - 秋田県田沢湖スキー場(その一、たざわ湖スキー場、秋田県)

たざわ湖スキー場のHPから

晴れた日には、遠くに田沢湖を望むことのできる借景がウリのゲレンデです。
田沢湖は、水深が非常に深いので、湖面は冬になっても氷結しないといいます。

このため、満面とたたえたブルーの湖水が景色としても美しいのだ。
ただ、日本海側の東北は秋田県ですから、あいにく雪の日数が多い。

年間で120日と多く、北海道、青森に続いて、全国で三位でした。
これは、スキー場の営業期間中、ほぼ毎日が降雪だということでしょうな。

これだけ多いと、スキーシーズン中に晴天になれば、かなり珍しいと思います。
なので、もし晴れ間に恵まれて、湖への眺望に恵まれたのなら幸運なんだ。

自分の滑った時、確かに晴れたと思うし、湖がきれいに見えた記憶もあります。
それが、良く覚えていなかったのですが、ホームページを見て思い出しました。

あの頃は、周りの景色には目もくれずに、滑るだけが楽しみだったのかもなあ。
もう少し、田沢湖の情報を仕入れておけばと、今になって悔やんでおります。

平成5年1月1日滑走

まあ、そんなたざわ湖スキー場ですが、秋田県が経営するゲレンデなのです。
ちゃんと、そのゲレンデ運営のためにスキー条例が、施行されておりました。

沿革は平成18年の施行ですが、条文は全体で14条からなっています。
それで、第一条の設置目的が、とてもお堅いので紹介しておきましょう。

スポーツ及び観光レクリエーション活動の振興を図り、もって県民の健康の増進及び観光の振興に資するため、秋田県田沢湖スキー場(以下「スキー場」という。)を仙北市田沢湖生保内字下高野七十三番地の二に設置する。

それで、県が運営するゲレンデは、群馬の宝台樹スキー場ぐらいしか知らない。
それより下部の自治体では、市町村の運営が、かなり見受けられるんだけどね。

このスキー条例ですが、以前、昭和村営スキー場の記事で触れておきました。
簡単ですが説明してありますので、もしよろしかったら記事をご訪問ください。

さて、県営ですから、町村レベルのリフト一本と違って、規模はかなり大きい。
昭和46年にオープンしましたが、第26回冬季国体大会に会わせたものです。

大回転競技の開催地ですが、当時の記録フィルムがユーチューブで見られます。
アーカイブされた県政ニュースらしいのですが、競技の実況風景もあります。

PDFで中身も見てね

つまり、冬季国体のために準備・開設されたスキー場ゆえ、県営だったのです。
しかも、秋田駒ケ岳の山麓にあるゲレンデなので、冬場のスポーツ観光でしょ。

田沢湖に加えて近隣の温泉も有名で、大いに期待されたゲレンデだったんだな。
ところで、この田沢湖以外に湖水を望めるスキー場は、全国に意外とあります。
  
 ① 網走湖(冬季氷結)→ 網走レークビュースキー場(北海道)
 ② 阿寒湖(冬季氷結)→ 国設阿寒湖畔スキー場(北海道)
 ③ 屈斜路湖(不凍湖)→ 津別スキー場(残念、廃止)
 ④ 洞爺湖(不凍湖)→ ルスツリゾートスキー場(Mt.イゾラ山頂)
 ⑤ 猪苗代湖(不凍湖)→ 猪苗代スキー場・猪苗代リゾートスキー場
                            アルツ磐梯スキー場
 ⑥ 湯ノ湖(冬季氷結)→ 日光湯元スキー場
 ⑦ 青木湖(冬季、氷結)→ さのさかスキー場
 ⑧ 中綱湖(冬季、氷結)→ 鹿島槍スキー場
 ⑨ 野尻湖(冬季、ほぼ氷結)→ 妙高杉ノ原スキー場
 ⑩ びわ湖(不凍湖)→ びわ湖バレイスキー場・箱館山スキー場
   
この場合、天然の湖沼に絞リ込んで探し出し、ダム人造湖は割愛しました。
ただ、奥只見丸山スキー場の奥只見湖(不凍湖)も、景観はすばらしい。

なので番外として挙げますが、冬でも凍らない湖だと湖面が美しいのです。
湖の大きさではびわ湖が一番ですが、見晴らしだと海みたいな感じもします。

このため、内陸の淡水湖で広さと美しさを感じるのは、猪苗代湖でしょうか。
田沢湖も冒頭の写真のように美しいのですが、小ぶりなのが惜しいところ。

それでも、晴れた日に拝める湖の借景は、値千金なのは間違いありません。
というわけで、日本では湖に向かって滑るゲレンデが、多いのでありました。

いかんせん、ゲレンデには積雪がどうしても不可欠で、それゆえ、雪の降る日はとても大事には違いないのですが、たまに晴れ間がのぞくと、滑りに来ていることを忘れてしまうくらい景色に見入ってしまうスキー場もあるわけでして、この田沢湖にしても、この借景があるからこそ、開発する場所を決めたのだろうと、思ったのでした。



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2019年2月13日水曜日

”弁当も包んだもんよ新聞紙”と言うのが川柳にあったけど、今ではそんな価値すらありません - 新聞販売店廃業(そのほか)

まだ、押紙販売店だった頃

あれー、ここ朝日新聞の販売店じゃなかったかな、と上さんに聞いてみました。
止めちゃったみたいよと言われて、おバカ新聞を読む奴もいなくなったのか。

変態パヨク新聞の牙城といえば、このアサヒル朝日新聞ですが社旗が旭日旗だ。
なのにバ韓国は、政府国民がグルで、社旗の使用を差しとめようとしませんわ。

要するに、この発狂新聞が従軍慰安婦の捏造記事をぶちかまして援護射撃だよ。
それで、日本から謝罪と賠償を引き出そうとした恐喝に、一役買ったのも事実。

まあ、国民も、そんな新聞の偏向報道には見過ごせずに月に代ってお仕置きね。
こういった悪質な糞ジャーナリズムを続けていれば、見放されるのも当たり前。

それで、民族全体で、思想ストーカーの旭日パラノイアに陥っている朝鮮半島。
戦争前かつ旧植民地の名残になるようなデザイン意匠を極端に蔑視するんだな。

この間も、かの国で行う艦監式は、海自の艦艇が旭日旗を掲揚するなと高圧的。
それなら、おべっかで参加する必要もないと断った当り素晴らしい決断でした。

それで、この前、読売も近所の販売店を閉じてしまったのが記憶として新しい。
二大新聞の凋落は止めようもなくて、身の回りにまで、ひしひしと押し寄せる。

読売もなくなったぜ

そんな今日この頃ですが、自分も新聞の購読をやめてから、数年になりました。
ネットの台頭で、ニュースを新聞と比較すれば事実の歪曲がどっちか明白です。

なので、従来のメディアは糞ゴミメディアに成下がって、テレビも信用しない。
特にNHKなんか悪の歪曲報道の伏魔殿で、韓国海軍のレーダー照射もそうだよ。

悪質な印象操作で、トリミング写真をわざと使ったような形跡がありありなの。
共同通信も似たり寄ったり、こいつら韓国と中国の手先外の何物でもないんだ。

というわけで、新聞なんか軽減税率を適用したら絶対に百害あって一利なしだ。
もっというなら、テレビも電波利用料が安すぎで、携帯キャリアの十分の一なんだから、ゴミ情報ばかり垂れ流すような悪徳メディアには、代金を二十倍三十倍徴収したって構わないと思うのでした。


哨戒機に攻撃兵器なんかないのに、臆病者



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2019年2月10日日曜日

リフトがなくなった今、冬山の登高もずいぶんと難儀な登りになったのだなと思う - 吾妻スキー場(福島県・福島市)

平成6年1月4日滑走

このゲレンデは、県庁所在地の福島市にあったので廃止が惜しまれていました。
ここが無くなれば、近在では国道13号線で山形県側の栗子国際になります。

距離で見るとどっちもどっちですが、廃止のゲレンデには高湯温泉があります。
温泉地行楽にスキーと言うのは、季節的に観光名所の減る冬季ならではもの。

なので、温泉旅館街の人も、営業運転を続けてもらいたかったと思いますよ。
でも、ゲレンデ規模が大型化して来た趨勢に比べると、小粒なのは否めません。

しかも、標高差が自慢の割りには、リフト運営が会社別に分かれたりしました。
このため、リフトを乗り継ぐのに、別々の券を購入したのは不便極まりません。

滑った頃、珍しくなったシングルリフトに乗ってゲレンデトップを目指します。
ゴンドラのあるスキー場に人気が集まっていた時代なのに、少しばかり淋しい。

トップから降りて来ましたが、途中が緩斜面になって滑るのがかったるいです。
なので、滑走記念として行って見ただけの感じのゲレンデになってしまったな。

PDFは、こちらから
PDFはこちらから

ところで、この吾妻山山麓にあるゲレンデは、冬山登山の起点になっています。
つまり、連峰を山スキーで目指す人も多く、時間の節約でリフトを使いました。

そして標高を稼ぐと、管理人が通年で常駐する慶応吾妻山荘に到着します。
開湯四百年の温泉旅館「足立屋」の社長さんが、山好きで開いたのだとか。

元々、小屋は戦前に開かれたのに、後年、慶応を加えたのはどうしてでしょう。
きっと社長が卒業生だと思うけど、ネットで調べてもよく分かりませんでした。

さて、この登山コースは、五名が遭難死亡する山岳事故を引き起こしています。
平成六年、本連峰の最悪な事故となりましたが、無事に二人が下山しました。

パーティーの面子は勤労登山家だったので、休暇明けに仕事が待っています。
このため、強行日程が遭難の原因になったようですが、一番はラジオなのです。

冬山の天候は急変しやすくて、気象予報を聞くためのラジオは欠かせないはず。
なのに、山岳ガイド有資格者のたリーダーは、携行しなかった杜撰さでした。

しかも、管理人のいる吾妻山荘に立ち寄らず、先の避難小屋を目指しました。
一方で、管理人は、気象予報から、宿泊客に翌朝の下山を勧めていました。

つまり、ここが正に運命の分かれ道とは、一行は露知らずに遭難してしまった。
当時、日本海側から東方に進んだ低気圧が、太平洋で一気に発達します。

 
西方では、シベリア寒気団を運ぶ高気圧が張り出し、気圧の配置が険しい。
こうして、まれに見る強い冬型の気圧配置に急変したのに、一行は知らない。

ブリザードに阻まれてホワイトアウトで距離感も失い、同じコースを巡り回る。
雪洞を作りビバークしても、体力は消耗していて疲労と寒さが命を奪うのです。

まあ、山ガールがメンバーに含まれており、ニュースは全国を駆け巡りました。
というわけで、冬山は馬鹿にできず、自分はそこまで厳しい登山は致しません。

この吾妻スキー場といえば、この遭難事故ばかりが先に思い出してしまって、ゲレンデがどうだったのかは印象が薄いのですが、それも個性に乏しいスロープだったのかも知れず、リフトがなくなった今、冬山登山もずいぶんと難儀な登りになったのだなと思うのでした。


おまけ:
この遭難事故は、正式には”吾妻連峰雪山遭難事故”と呼ばれております。
また、東山荘の歴史について年表もネットから見つけることが出来ました。

Youtubeより(クリックで移動します)
【山岳遭難】そして5人は帰らなかった ~吾妻連峰・雪山遭難を辿る~
その①
その②
その③



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2019年2月7日木曜日

年男になったからと言って、定年間近で還暦のジジイ突入だし、サッパリ目出度く ないけど、乾杯の音頭挨拶をやった - 新年会の挨拶(そのほか)

  
新年会の乾杯挨拶をしてくれって幹事さんに言われたので、作文してみました。
印刷をその通り読みながら挨拶したんだけど、ここに備忘録で残しておきます。

そして、後日、会社から退職後の再雇用で説明があったけど給与に愕然とした。
だって、月給が半分も急降下するのが判明したので、やる気も失せたのは事実。

ただ、歩いて通勤できる気楽さを考えたら、雇用延長してもらって良いのかな。
それで上さんにも話しましたが、調べごとが好きな性質だから教えてくれます。

何でも、高年齢雇用継続基本給付金があり、給与の目減りを補填できる制度ね。
再雇用に切り替わり、給料が以前より75%以下になったら資格があるようです。

それで、自分で申請するのか、代って会社が申請するのか、よく分かりません。
しかも、給与の定義だけど、基本給だけなのか、付加給込みなのかも不明です。

まあ、その意思確認書を出すまで、日数もかなりあるし、調べるとしましょう。
というわけで、色々思案の日々ですが、誰か教えてもらいたいと思うのでした。
   
              ◇◇◇◇◇◇◇
     
乾杯の音頭をとらせていただく前に一言、

ところで、第一生命保険のサラリーマン川柳の投票がネットで始まりました。
テレビなんでも紹介されているので、皆さんもご存知だろうとは思います。

それで見たんですけど、自分が年男っていわれても、もう還暦のじいさんです。
定年延長の再雇用組みに入っちゃうからなーとか、思ったりする今日この頃。

そンなことを思いつつ、候補になった川柳をちょっと紹介しますね。

 五時過ぎた カモンベイビー USAばらし

これは今日の新年会でしょうか、USAをうさに引っ掛けていたので、ご紹介。
それで、自分も再雇用の年齢になりましたが、結構、増えてまいります。

 人生の余暇は 何時作る 再雇用
 再雇用 昨日の部下に 指示仰ぐ
 再雇用 家にいなくて 最高よ (これは奥さんから)
 定年が 手招きしつつ 遠ざかる

だけど、昨年はAI元年みたいな年にもなりました。

 人事異動 オレの後任 人工知能
 この先は AI上司に 査定され

映画のマトリックスみたいな世界が、現実になるかもしれません。
でも、人生、百年時代だから、皆さんも備えあれば愁い無しで、乾杯前の一句。

 趣味探し 定年前の 大仕事

おそまつ。
では、乾杯しましょう。



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