2022年4月20日水曜日

ノーボスチ通信がウクライナ平定後の占領政策を発表、ウクライナの言語抹殺、民族浄化と聞いて、あなおそロシア ー ヨハンナ・マルツィ(女流バイオリニスト)

失言ハゲ茶瓶露助大使_
    
ウクライナ侵攻を巡って、ロシア国連大使がしどろもどろになって失言したの。
これは、ブチャという地区のウクライナ住民を、ロシア兵が多数虐殺した事件。

報道でも遺体が路上に転がる惨状が紹介されていますが、これに噛みつきます。
ウクライナ兵が、ロシア兵に見せかけるためにやったんだと無理くり主張だよ。

ただ、この失言は、逆に自分たちがやりましたと言う言葉尻になってしまった。
ロシア軍が到着する前に存在しなかったブチャの死体...えー、えー、」だと。

続けて、「ごめんなさい、彼らが去る前に...」と訂正するなど言い訳がましい。
見苦しいと言ったららありゃしませんが、ここまで来るとロシアはきじるしさ。

これまで、自らを正当化する官民一体のプロパガンダを、わんさかツイートね。
多分、やらせと思われる情報をこれでもかと押し付けて来る、陰険な全体主義。

こういった産物は、これまでの共産主義国家の見飽きた所業だとも言えますな。
一方、この手のプロパガンダに翻弄された人が、クラシック音楽界にもいます。

(Johanna Martzy 1924 - 1979
       
特に、東西ヨーロッパ冷戦が激しかった1960年代、ある女性演奏家が被害者。
その名は、ヨハンナ・マルツィと言うバイオリニストで、ルーマニア生まれね。

ハンガリーで活躍しましたが、第二次大戦時、同国はナチスの枢軸国側でした。
と言うより、地続きだから従わないと何をされるか分からないので、いやいや。

そんな王国くずれの国家体制だった分けで、ヨハンナさんも寄らば大樹の陰だ。
なので、積極的に支持をしなかったのですが、運が悪かったのが冷戦構造だよ。

しかも、最初の結婚相手が共産党シンパらしくて、彼女を見張っていたらしい。
後年、離婚してしまいますが、理由は政治的な不一致だそうで、さもありなん。

冷戦当時、ハンガリーは共産主義体制だから、反共主義者の彼女とは水に油ね。
そんなハンガリー人の彼女を野放しにするわけにいかず、レッテル貼りを決行。

だから、ナチス協力者の烙印を押されてしまって、チェコフィルが共演を拒否。
これも、当時は共産圏の国だったチェコスロバキアの楽壇だから、香ばしいな。

これって、今回のウクライナ侵攻の露助プロパガンダを見ると相変わらずです。
結局、標的にされた彼女は、後年の演奏活動も制約を受けるようになりました。

録音の音源も50年代のモノラルばかりですが、それでも演奏は素晴らしいんだ。
師匠のイエネ―・フバイから、フランコ・ベルギー楽派の伝統を受継いだ演奏。

凛とした男性的な演奏の中に、ロマン派の香りがするなど今聞いても新鮮です。
というわけで、ロシアの発表したウクライナ平定後の占領政策が、おそロシア。

ロシアノーボスチ通信の報道では、①ウクライナの主権は認めない、②ウクライナという国名も認めない、③ウクライナ西部(ウクライナ語を話す地域)は全員ナチス、④ナチスは、戦争によって全員抹殺(浄化)だそうで、このヨハンナさんにされた仕打ちぐらいはマシなんだと思いつつも、戦慄が走るのでした。



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2022年4月18日月曜日

社会規範から逸脱した行動をとる人は、人種的に劣り、排斥しあるいは絶滅させるべきという主張から、退廃芸術が定義された - フリードリヒ・ゲルンスハイム(作曲家)

    
プトラー(PUTLER)は、ロシアのプーチンをヒトラーになぞらえた言葉です。
まあ、”プーチン”と”ヒトラー”という2つの名前を合成した”かばん語”なんだ。

彼自体、強権的な政治姿勢で、独裁者の性格を強めた頃から言われ始めました。
一方、ロシアには民主主義的な選挙制度がありますが、実に恣意的な見せかけ。

あの国は、全体主義の独裁者によって、どうにでもできるような国へ変貌した。
新形態の帝国と言ってもよく、本人の画像はネットで検索すれば見つかります。

そんなご本人がウクライナへ侵攻しましたが、その意図にネオナチ掃討がある。
つまり、ウクライナにナチスの信奉者がいて、ロシア人が迫害されているとか。

それを成敗するために攻め込んだたというのですが、本人ヒトラー二世だよな。
要するに、理由さえあれば、即刻、ゴーサインが出て強権的な政治は恐ろしい。

ところで、最近、ユーチューブで知らないクラシック作曲家の作品を発見した。
それは、フリードリヒ・ゲルンスハイムと言って、ブラームスと同時代の人ね。

Friedrich Gernsheim(1839-1916)
    
指揮者でも活躍しましたが、活動の中でブラームスの音楽に触れる機会も多い。
そのため非常にほれ込んだあまり、作品の普及に尽くす役割を担っていました。

一方、作曲家としての作品は、それを反映してブラームスのそっくりさんです。
裏ブラームスと言っていいのかもしれないが、どちらかというと聞きやすいか。

要はブラームスが熟考を重ねて作曲されたのに比べて、そつなくまとめた感じ。
だからと言って、稚拙でもなくて、当時のロマン派の作品として聴き応えあり。

ただ、現在ではウイキで作曲家として紹介されても、作品は顧みられていない。
なぜなのだろうかと、ネットで検索したところ、根本は彼がユダヤの出だから。

生前は有名で賞賛された作曲家であり、作品は出版され演奏されてもいました。
しかし、あの忌まわしきナチス・ドイツが、これらの作品を抹殺してしまった。

ユダヤ人作曲家だから退廃音楽だと烙印を押して、作品のジェノサイドを決行。
こうして、今日では作品の多くが忘れ去られ、図書館や保管所に眠っています。

運が良ければ偶然見つけられたりもしますが、この作曲家は運が良かったのか。
戦後になり作品も再評価が進んで、多くの作品が録音されるようになりました。

交響曲集も出されたし、バイオリン協奏曲、弦楽四重奏曲などと盛りだくさん。
どれを聞いても、どうして忘れ去られる必要があったのかと訝しくもなります。

というわけで、プーチン野郎は、野蛮人種に止まり、幸い文化まで抑圧しない。
その点だけが救いなのかもしれませんが、今一度、ドイツナチスと言うのは、芸術活動まで殺めようとした、人類史上の極悪非道な鬼畜であって、クラシックファンとしては、ナチスが礼賛したワーグナーなど、言語同断とけなしたくなる自分がいるのでした。



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2022年4月16日土曜日

趣味人が育てる地味な植物ですが、生体が良く分からないので、自分で解き明かしていこうかと思っている ー オオバウマノスズクサ(挿し芽)

    
自分が秘密にして観察している、オオバウマノスズクサがやっと芽吹きました。
昨年末、地上部の株は総て枯れてしまい、生き残っているか心配だったのです。

今年の冬は、例年の暖冬に比べて、冷え込みが厳しかったせいもあるでしょう。
暖冬の年ですと枯れることもなくて、青々とした葉がそのまま生き残りました。

ですが、今年の寒さに耐えられなかったらしく、冬は枯れるのが分かりました。
これを考えますと、九州のような比較的温暖な地方では、常緑かもしれません。

ウマノスズクサも同じく、北限は東北地方で秋田の繁殖をネットで知りました。
なので、比較的寒さには強いようですが、それでも冬に地上部は枯れるんだな。

一方、地下茎はしっかり生きていますので、春になれば必ず芽吹いてくれます。
それで、挿し芽をした株も地上部が枯れてしまいましたが、漸く芽吹き出した。

掘り起こした数株は根もそれなりに発達していた中で、二株が顔をのぞかせた。
ネットでの栽培事例では二年目に入っても成長が緩慢で、ゆっくり観察しよう。

オオバウマノスズクサ

急がば回れの例えもあるので、三年目に急激に成長するのを期待することだな。
実を言うと、ウマノスズクサを栽培する老婦人のお家が空き家になっています。

半年ほど人の気配が見当たらないので、ご夫婦はどうしたものかと心配なんだ。
ジャコウアゲハも繁殖していると聞きましたが、実際に見たことはありません。

そのお家がかなり老朽化しているので、解体されて更地になったらどうしよう。
そんな心配をしつつ、もし作業が始まったら、断りを入れて移植をしたいんだ。

本当は、近所の市民の森にウマノスズクサを植え、ジャコウアゲハを育てたい。
この蝶は、食草が限られていて、ウマノスズクサの繁殖は欠かせないのです。

というわけで、ネットの情報が少ない中、この植物の生態がはっきりして来る。
他方、草本のウマノスズクサは、挿し芽をしてもまだ芽吹いて来なくて、根の成長が芳しくなかったのかもしれず、今年は再チャレンジで地上の茎を少し長めに残して用土へ埋める伏せ根をすることで、かならず芽吹かせるような強い発根を目論もうとする自分なのでした。

追記:投稿を書いた後、我が家のウマノスズクサが芽吹いてくれました。



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2022年4月14日木曜日

富嶽三十六景で有名な浮世絵師の葛飾北斎ですが、長屋を93回も替えた引越し魔だったんだってさ ー 不動産物件紹介(ユーチューブ)

ユーチューブはこちらから
    
スタートが、”こんにちは、あなたの理想不動産です”の音声合成ナレーション。
このユーチューブ動画は、”あなたの理想不動産”で五万人がフォローなんだな。

結構なフォロワーなので驚いたりもしますが、物件紹介はしっかり説明します。
まあ、時々思い出して視聴するのも、狭い間取りでちゃんと暮らせるのかだな。

自分も、1K21平米のアパートに十年近く住んでいたから懐かしさ一杯です。
それで、専有面積10平米なる極小物件が紹介されていたのだが、アイデア満載。

東京都だから、家賃が六万三千円なのは、生活の利便性を考えれば已む無いか。
車を持っている人が、こんな賃貸に住むとは思えませんので、移動は公共交通。

毎日がキャンプ生活みたいな、アウトドア志向の人なら必要最低限のスペース。
面白いのは、この狭さを克服できるような工夫がしてあって、それはロフトだ。

ここは天井が低いから、座り机でテレワークぐらいは出来ても寝る場所だろう。
このロフトに上がる階段も、段差を利用した収納ボックスで、これは便利です。

こういった作りは、階段箪笥ともいわれて、階段の下のスペースを有効に活用。
江戸時代初期に生まれたもアイデアで、関西の町屋を中心に広まったようだな。

他の物件では、この階段が樹脂の折りたたみ式になっていて、超暮らしの工夫。
ここまで来ると、狭き我が家でも住めば都と言うがごとしで、楽しいのだろう。

   
まあ、デザイナーズアパートとうたっていましたが、狭けりゃ、意味ないわな。
もっと凄すぎるのは、たった7平米での3畳で完結する部屋のミニマムさです。

この最上級ワンルームが、珍物件過ぎていて、ロフトもなくて布団弾いて終了。
何が最上級なのか分かりませんが、一度、好奇心だけで住んでみたくなる感じ。

狭さも極まった感がありますが、寝に帰るだけならばこれでもしのげるだろう。
というわけで、毎回15分以内の動画なので、暇つぶしに視聴するのが楽しみ。

それでも、この五分の中で、経過時間の区切りで何ろ取り上げているかを紹介するチャプタがちゃんとついているので、ユーチューブ動画もだんだんとプロフェッショナルになって来ていて、ちゃんと脚本でも作って編集しているのかなと思ってしまうのでした。

おまけ:他には”内見channel”と言うのもあります。(ここをクリック



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