2017年11月5日日曜日

不苦労(ふくろう)って語呂合わせっぽいけど、それでご利益があるのなら、お参りいたしましょう - 鷲子山上神社(茨城県・栃木県の県境)

ふくろう(不苦労)なんだってさ

まだ、スキーシーズンには少し早いし雪も無いので、三連休に旅をしてみました。
どこへ行ったかと言うと、都道府県の魅力度ランキングで最下位の茨城県です。

この県は、水郷筑波国定公園こそありますが、実は国立公園を持たない県なのだ。
隣県の千葉にもないし、観光資源ではちょっと見劣りするのかもしれないと思うな。

でも、名峰の筑波山もあるし、袋田の滝は日本三名瀑の一つに挙げられています。
華厳滝、那智滝と肩を並べるほどで、紅葉で名の知られた場所として有名なのだ。

だから、観光名所も無いわけではないのですが、観光スポットが散らばっています。
なので、点と線のスポットを結びつけながら、観光していくという企画が必要なんだ。

それで、金のフクロウさんは、鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)の守り神。
栃木と茨城をまたいで鎮座している霊峰・鷲子山(とりのこさん)の山頂にあるのだ。

鳥居の右側が茨城県なら、左側が栃木県だというのが、それだけでも面白いはず。
実は、この神社は、二十数年前だったと思いますが、テレビ番組で紹介されました。

「関東甲信越 小さな旅」というNHKのローカルでして、以前の投稿で紹介しました。
それで、フクロウがもたらす金運や運気上昇のパワースポットは、後付けっぽいよ。

だって、番組で詳細された神社は、県境をまたぐだけで、素朴でひなびていました。
それで、御祭神は天日鷲命(アメノヒワシノミコト)という鳥の神様なのは事実です。

確かにまたいでおります
紅葉もきれいでした

だから、かこつけ感は否めませんが、ご利益があるとのことで信じてみましょう。
色々な守り神のフクロウさんが、石造で奉られていますので可愛らしいのだ。

ただ、注意点は、入り口が茨城県で出口は栃木県の一方通行路なのですわ。
両県とも県道とは言え、大体が一車線の舗装路で退避路も殆どありません。

だから、水戸方面から国道118号線を北上しますが、紅葉シーズンは要注意。
袋田の滝を目当てに車が渋滞する場合もあって、そんな時は寄り道もあります。

無理せず、那珂川沿いの道の駅なんかをめぐりながら、たどり着きましょうか。
というわけで、この神社をお参りして、栃木県側から袋田の滝へ向かいました。

滝の方はというと、あいにくのにわか雨に会ってしまったものの、依田屋という土産物屋さんで食事か買い物をするという約束をして無料駐車場に入れてもらえたのはラッキーだったし、観望台へ昇るエレベーターも四十分待ちが思ったより短かくなったので、後は美しい滝の借景に出会えてしまえば、天気のことなどどうでもよくなり、実に楽しい旅になったのでした。


おまけ:
社殿脇の千年杉は荘厳
もちろん、袋田の滝は美しい


いいねと思ったら、二つポチっとね!



0 件のコメント:

コメントを投稿