2019年4月6日土曜日

台北ではもうすでに気温が三十度を超えたらしく、郵送した朝顔の種も、わずか二日で発芽したのもなるほどかな - 芋根星朝顔(アサガオの仲間)

    
このブログでも、朝顔の仲間を栽培した記事を、折に触れて書いていました。
普通の朝顔はもちろんですが、青、ピンク、濃い紫など色が多彩に咲きました。

こうして七月から咲き出したのですが、開花期が言われているより長いのです。
結局、十一月末まで咲き続けてくれましたが、マンションのベランダのせいか。

庭先など路地で栽培するのに比べ、多少は温かいらしくて彩りを楽しみました。
それで最後まで咲いていたのは、芋根星朝顔(イモノネノホシアサガオ)です。

花は三四センチと小ぶりで、ピンク色の花弁をしており、帰化植物とあります。
原産地は、アメリカ南部からメキシコにかけて温暖な気候を好んで繁殖します。

このため、関東が北限と思われますが、横浜市周辺では当たり前に見かけます。
繁殖力が強いのか、一度根付いたら駆除でもしない限り、毎年、繁茂するんだ。


どうしてなのかと思いましたが、名前の通り地中に芋のような根を作るんだな。
分類学ではヒルガオ科サツマイモ属とあり、根が芋になっても不思議ではない。

なので、この根っこは食用ではないかと調べてみたら、ヒルガオは食用でした。
昔は、根を干して食用粉末にしたり、若葉は茹でておひたしにして食べるとか。

粉末なら餅に入れてヒルガオ餅にするとありましたが、誰か食べていませんか。
まあ、飽食の時代で試す人もいないでしょうが、なら、芋根星朝顔はどうかな。

英語の文献まで漁ってみたけど、食べた記録までにはたどり着けませんでした。
一方、芋みたいな地下茎にならないのが星朝顔(ホシアサガオ)で、別の種類。

今回、植えていた横長鉢の土を掘り起こしましたが、確かに根が横たわります。
直径が8ミリくらいでかなり太くて、ここに栄養を蓄えていたと思った次第ね。

だから、地上部が枯れてしまっても、根だけは越冬して次の春まで待てるんだ。
こうして、毎年、延々と咲き続けながら、種子も結実してばら撒くすごさです。

だから、一年草の朝顔の仲間に比べて、忌み嫌われる雑草扱いになっています。
マルバルコウソウ、星朝顔、豆朝顔も雑草扱いですが、程ほどの駆除で大丈夫。


ところが、この芋根状の朝顔は、土を掘り起こさねばならず大規模になるんだ。
こうして、我が家の鉢も駆除を終えて、掘り出した根は切り刻んで肥料代わり。

芋根というくらいだから栄養価のある肥料になる思ったので、土に混ぜました。
ただ、強い繁殖力でひょっとしたら芽が出てくるかも知れず、その時はその時。

もう一度、駆除するかと思った次第で、今年の朝顔栽培に準備をし始めました。
朝顔は、最高気温が二十度を超えるようになったら、発芽すると書いてあるの。

平年の三月なら、その日は殆どありませんが、桜が咲き出せば種が播けそうだ。
四月初めに園芸店へ行けば、朝顔の苗も売りに出されているし、頃合だろうね。

というわけで、上さんのお父さんも海外から種子を送れと言って来ております。
かの地は、沖縄と似たような気候なので、そろそろ、種を巻いてもいい時期ですので、封筒に入れて郵送しようと思いますが、植物検疫上は違法かも知れないと思いつつ、園芸を老後の楽しみにしているお父さんのためにも、色とりどりの種子をぼちぼち選ぼうとする自分がいるのでした。



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