リストビューはグリッド線がOK |
エクセルでマクロを組むと、ユーザーフォームはよく使うオムジェクトの一つ。
ただ、そのツールの中で、リストボックスは使わないまま見過ごして来ました。
用途が見いだせず、手を付けなかったのもありますが、食わず嫌いでしょうな。
ただ、今回は検索結果を一覧表で表示すると言うプログラムで、あえて挑戦だ。
色々と調べましたが、一覧表の表示には、”ListBox”と”ListView”の二つがある。
訳せば、ボックス(箱)とビュー(閲覧)になり、機能に違いがあるのだろう。
つまり、表示された内容からデータを選択し、次の操作に渡せるかどうかです。
ツールの名称を敢えて考えますと、”ListBox”では箱の中に要素がある意味合い。
画面表示なので、データは一覧になりますが、そこから取り出せる意味だろう。
実際、データ選択のプロパティには、チェックボックスまで付けられるのです。
このチェックマークがいやなら、オプションボタンに変更できたりするんだな。
必要なデータにチェックを付けて、そのデータを取得して次の操作に移行する。
チェックマークかボタンがつけられる |
こういった手順が必要なら”ListBox”は便利ですが、”ListView”はできないのだ。
一覧表の閲覧ができるだけなので、連続検索を行った結果の表示に便利ですな。
しかも、ヘッダーの項目名は、表示をスクロールしても固定されていて便利だ。
セルのグリッド線も設定できるので、一覧表を閲覧する機能に特化しています。
他方、”ListBox”は、グリッド線の設定もなく、項目の設定が少し使いづらいな。
なので、自分的には見えない箱の中から物を取り出すような感覚のツールです。
まあ、どちらもツールの中のプロパティが複雑なので、お勉強は必要でしょう。
ただ、どちらのツールも、上下・水平のスクロールバーを設定できるので便利。
ツールの表示画面が小さくても、スクロールしながら全体を見渡せるので便利。
というわけで、コードを書くのなら、ネットで記事を探して参考にしてみよう。
テクニック的にVBAコードの説明は、ネットでも有意義に参考できるものが多いのですが、ツールの目的と意義まで深堀して用途を説明した記事は無く、プログラムを書けばいいってもんじゃないとも思うのでした。
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