これまで、野良のニラが、近所で野放図に繁殖中で、気にしていませんでした。
きっかけは、春先にノビルが意外に多く花をつけているのを発見したからです。
この野草は、山菜として知られていますが、栽培する農家もいるのは事実だな。
葉や球根を食べますが、古くから滋養強壮の薬草として、利用されて来ました。
同様に、ニラも健康に良い野菜として食べられますが、”五葷”の野菜の一つだ。
”ごくん”と言いますが、ニンニク・ノビル・ネギ・ラッキョウが仲間なのです。
仏教の宗教哲学に基づいており、食べるのを禁じた野菜として扱われるらしい。
滋養強壮で煩悩が高まり、修行の妨げになるからと戒めたからではないのかな。
それで、強い匂いがする野菜を食べると、スタミナが付きそうな感じもします。
ニラは、八百屋さんでも普通に売っていますが、ノビルは道の駅で買える程度。
買える難易に差はありますが、自分的には、先ずノビルの球根を採取しました。
プランターに植え付けてありますが、発芽は十月中旬以降のようで待ち遠しい。
それで、近所をうろついていると、ニラの花がたくさん咲いているのを発見だ。
ここかしこと白い花をつけて咲いているし、葉を揉むと特有の臭いを放ちます。
これは間違いないと思って、四株を勝手に掘り上げてベランダの鉢に移植です。
もちろん、植物活力剤のリキダスを注入して、枯れ死を避けて成長を促したい。
植え付けてから、翌日に鉢を観察すると、葉がしゃきっとして復活したのかな。
他にも、開花中の株から種子を採取した後、すぐに撒いてみようと検討中です。
秋撒きには利点があるようで、来年は収穫できるとか夏の季節を避けられます。
暑さにはやや弱い性質だそうで、日射が強すぎても葉が枯れてしまうみたいだ。
ほったらかしで育つと言っていた割には、意外と栽培には注意が必要なんだな。
というわけで、初収穫ができるには、葉が30センチに成長するまで我慢が必要。
四五年は刈り取りが続けられるお得さもあって、株元から数センチのところを残して刈り取っておけば、次から次と葉が伸びて来るという、実にべんりで手軽な野菜の栽培に期待を掛けてしまう自分がいるのでした。
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