マンションのベランダでがさごそとガーデニングを始めて、はや十年以上です。
最初は、ベランダの床に鉢を置き、アサガオを栽培し始めたのがきっかけなの。
それから色々な植物を栽培しましたが、一番に気が付いたのは日当たりでした。
どんな植物でも、成長期に日当たりが良くないと、しっかり育ってくれません。
もちろん、植物活力剤とか肥料を与えるなどすれば、助けになるかもしれない。
幸いベランダは南西に位置していましたが、向い側の棟が日陰を作ってしまう。
こうなると季節によって、日の当たり時間が短くなってしまい、工夫も必要だ。
なので、欄干の高さより鉢を出して、陽を当てるようにしたりと工夫しました。
特に、隣家とのベランダを隔てる仕切板に近いスペースは、意外に使わないな。
これがデッドスペースになってくるので、スタンドテーブルを自作してみたり。
そこに鉢を置いて栽培しましたが、これ以外にもデッドスペースは存在します。
それは住んでいるマンションベランダが、二種類の手すりで作られているから。
つまり、半分は摺りガラスのアルミ製欄干で、半分は強度のあるコンクリート。
どうしてかというと、物干し竿を掛けるラックが、この壁に直付けなのでした。
なので、15センチもある分厚さですが、アルミ欄干との接合部が少し問題です。
余り強度を必要としないアルミ欄干は、薄めな仕上がりで奥行きが意外にある。
それが、コンクリート壁へつないだ時、L字形になって奥まってしまいました。
デザイン的な作りかもしれませんが、これが意外にデッドスペースだったのよ。
現在、このL字直角スペース付近に、突っ張り式物干しポールが立っています。
洗濯物は陽を当てたいので、手すり側に干しますが、そうなれば通行はしない。
つまり、通ることもないデッドスペースになってしまってここを再利用したい。
それで、ここに植物鉢を置けるような、棚受けで吊り下げたのが冒頭の写真ね。
でも、共用部のコンクリート壁に直にL字金具を打ち付けられず、一工夫です。
加えて、壁の上部は傾斜があって、雨水が壁際の排水溝に流れ落ちるデザイン。
その上、壁の両側は少しばかり傾斜がさらに急になったデザインで厄介なんだ。
ですが、工夫しつつ、この壁上部にぴったりフィットする支え板を作りました。
ここの板から壁際に板を下げて、そこにL字金具を固定して板を載せましたな。
もちろん、板は固定しましたが、これで植物鉢を二つくらいなら載せられます。
というわけで、来年のゴーヤ栽培に役立ってくれそうなスタンでができました。
まあ、最初に作ったスタンドは、やっつけ仕事だったので、もう少し補強して制作したのが、このスタンドなのですが、このポジションでゴーヤを栽培すると、強い日光を遮るグリーンカーテンが発揮されて、最高の日陰作りだと思ったのでした。
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