2026年2月8日日曜日

江戸時代に開湯して二百数十年の歴史を持つ温泉ですが、温泉地とスキー場が冬のアクティビティとして非常に相性の良いゲレンデだ ー 沼尻スキー場(福島県)

令和7年1月30日滑走
      
オープンしてから百十周年を迎えた、生きた化石状態のゲレンデになりました。
ただ、現在も営業中としては一番古く、歴史的に五色温泉スキー場が最も古い。

同じ頃、オーストリアから来日したレルヒ少佐は、スキーを技術指導しました。
新潟は高田の歩兵第58連隊から、選抜されたスキー研究員が受講したようだ。

この演習地が現在の金谷山スキー場だったらしいのですが、確証はありません。
なので、現在も滑走できるゲレンデで、最も古いのがこのスキー場に決定です。

当然、親子三〜四世代でご利用するお客様があるほどで、長年愛されています。
初中級向けのバーンなのも、開設された大正四年ではスキー技術の影響だろう。

大体、レルヒ少佐が指導したスキー技術は、オーストリアの一本ストック操作。
自らが祖国で学んだ「リリエンフェルド・スキー滑走法」というスタイルです。

アルペンスキー技術には違いありませんが、高所でも安全に滑走するのが目的。
両足のスキーをハの字に開いたブレーキ動作が中心で、現在ならボーゲンです。

アルプスのような高所でも安全に滑ることができるし、一本ストックだからな。
ところで、日本硫黄株式会社沼尻鉱山は、この沼尻でスキー大会を開催したの。

従業員の慰安が目的で、スポーツとしてスキーが徐々に定着していたのだろう。
その後は、リフトの一種、そり型のトロイカも設置され、ナイターも始まった。

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伝統と歴史のあるスキー場ですが、スキー技術の発達した昨今、レトロなんだ。
スキー客も減少している現在、複数本あったリフトはクワッド一本に集約した。

リフトのない山頂の上級コースはありますが、土日だけ短いペアリフトが営業。
このため、ファミリー向けゲレンデに、方針変更したような印象を受けました。

確かに、滑った時、スキー授業で小学生が多かったのにクワッドは空いていた。
子供たちは高速クワッドで上がってしまうと、講習ででゆっくり降りて来ます。

なので、クワッド一本の初中級バーンでも、混雑せずに降りられるて楽しいな。
というわけで、沼尻温泉・中ノ沢温泉で温泉を楽しみつつ、のんびりスキーだ。

前回は雪不足でゲレンデにブッシュができて最悪でしたが、当日、日本列島に強い寒波が襲来して、猛吹雪の中を車を走らせながら到着したゲレンデは、逆に圧雪が追い付かないバーンで、ちんたらと滑りつつ昔を懐かしんだのでした。



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