2023年2月20日月曜日

車で走ると分かるのですが、人里を点と線で結んだような広大さに改めて印象づけられたな ー 紋別市営大山スキー場(北海道・道北)

平成16年12月29日(水)滑走
     
北海道へスキー遠征旅行をしていた時は、もちろん、車で野宿をしていました。
日産のウイングロードと言うステーションワゴンだったので、スペースは十分。

後部座席を倒してカーゴスペースを大きくすると、楽に寝泊まりができました。
それで、無料トイレの使える”道の駅”に野宿する日程が、定石だったのですな。

この日は、西興部村の道の駅にしましたが、到着したら夜の八時になりました。
しかも、下川町の市街を経て運転したのに、道中、コンビニが見当たりません。

反対側にお店があったような気もしますが、雪道で車道の停車に気が引けます。
ここは、コンビニの駐車場に入りたいところで、見つかる気で運転し続けます。

結果、道の駅まで走ってしまい、夕食を取らずに寝ることになりそうな雰囲気。
しかも、この道の駅はやけに照明が明るくて、眠らせてくれそうもありません。

ならばと思い、オホーツクの海辺の町、興部まで食事をしに行こうと走らせる。
まあ、コンビニが無くても、飯を食わせてくれる居酒屋ぐらいはあると思った。

だって、この興部も漁師町で、オホーツクの毛ガニ、ホタテの水産物が有名ね。
金使いもするのではと思いましたが、個人所得で北海道ランキングは第四位だ。

到着して正解だったのは、夜九時過ぎにスナックが営業中で、入ってみました。
店の名前も忘れてしまいましたが、この辺で駐車して寝てしまうことにします。

先ずは、生の大ビールを頼んでつまみで飲みながら、ホルモンも焼けるのです。
なので頼んで、ちんたら一時間も飲んでいたかなあ、眠くなってお開きでした。

前置きが長くなりましたが、翌日、ここから紋別の大山スキー場を目指します。
この街は、周辺地域では一番大きな都市で、あのガリンコ号の流氷観光も有名。

     
もち寒いのは当り前で、海沿いに張り付いた街のすぐ裏山がスキー場なのです。
だから、オホーツク海が見渡せますが、この時は、残念、流氷がまだないのよ。

滑った後にしても、スキーセンターが休憩所に過ぎなかったので、離れました。
というわけで、イオンのスーパーが進出していたので都会なんだと思った次第。

昼食の弁当を買って食べたぐらいで、市内を観光することもなく、次のゲレンデへと向かったのですが、私立大学もあることだし、地域の中核都市にあるゲレンデには違いないなと言うのが、感想なのでした。



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2023年2月18日土曜日

全国からノルデイック競技のスキー合宿でやって来るらしいと分かって、さすがスキーで全国に交流のあるゲレンデなんだ ー あさひスキー場(北海道・道北)

平成16年12月28日(火)滑走
     
この日は、三ヵ所もゲレンのハシゴをしましたが、最後がこのスロープなんだ。
どのゲレンデも名寄盆地にあって、南北に国道40号線が通る交通至便の土地柄。

なので、最初の二つは、ほぼ国道沿いにありましたが、こちらは少しそれます。
といっても、士別市から東へ三十分車を走らせた程度で、それほど遠くはない。

ジャンプ台やカントリースキーコースもあって、ノルディック競技が盛んです。

滑りに行った当時は、合併する前の朝日町でしたが、過疎に悩む印象が目立つ。
グーグルマップを見ると、昼食を取った食堂が未だに営業中らしく懐かしいな。

それなりに市街ですが、お隣は士別市なので、買い物はそちらへ出るのだろう。
このゲレンデは、市街地のすぐそばで、リフト一本と規模は大きくありません。

コースも、最大斜度が22度、最長滑走距離680mと、中級者向けのコースです。
なので、ちんたら滑るのに適したコースとも言えますが、その日は疲れていた。

二つのゲレンデを滑って車で運転しながら移動したので、力も入らず脱力滑走。
ただ、ロッジにいた男性に、本州から滑りに来たと言ったら、歓迎してくれた。

おまけに、置いてあった北海道のゲレンデガイド雑誌まで、タダで貰えました。
そんな思い出のあるスキー場ですが、五六回滑ってしまうと十分満足しました。

こうして、この日の滑走を終了することにして、野宿する先を探すことになる。
まあ、周辺だと夏の観光シーズンになれば、岩尾内ダムのキャンプ場が有名だ。



でも、冬となると道の駅ぐらいしかないのですが、当時は意外に少なかったな。
出発前に調べましたが、旅行ルートを考えると、西興部村まで走ることになる。

道道101号線と言う山道で、仕方ないなと疲れた身体に鞭打って運転しました。
これが、途中から人家の途絶えた寂しい道が続いて、しかも路面は新雪状態だ。

それでも走らせるのには問題なかったのですが、本当に下川町まで行けるのか。
不安が高まってきた時、やっと開かれた雪原の農地を見て、ホッとした思い出。

ここから、道路マップで発見した”五味温泉”(日帰り湯)で疲れを取りました。
というわけで、道の駅に到着したのは、夜八時過ぎになったという強行軍です。

翌日は、紋別のスキー場まで行く予定だったので、このような強行軍になってしまったのですが、それでも、道北まで来てスキーの野宿旅という夢を果たせたという楽しさの方が勝ってしまって、疲労など一切気にせず滑っている自分がいたのでした。

クリックしてご覧ください



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2023年2月16日木曜日

ゲレンデが無くなっても、絵本の里として残り、映画「じんじん」の舞台になった地名だから、良しとしましょう ー びばからすスキー場(剣淵町・道北)

ご当地映画、”じんじん”
     
地名の面白さが手伝ってくれて、和寒東山スキー場を滑った後、向かいました。
ゲレンデ名を平仮名にしていますが、本当の地名は、美羽烏といって難読地名。

一方、幕末期、蝦夷地探検の松浦武四郎は、ピパウシトライの名を残しました。
濁音になっていませんが、アイヌ語は文字がなくて聞き取りが中心になります。

ただ、他の地名にある、美馬牛や美唄も濁音ですので、地方差があったのかも。
意味的には、”カラス貝(川真珠貝)・沢山いる・所”と言う意味なのだそうです。

もっとも、道東の浜名町にある琵琶瀬 (びわせ)は、ビバセイで鳥貝の殻の意味。
貝類に因んだ意味と言う点では一致しますので、共通する単語なのでしょうな。

このゲレンデは、小規模なスロープに一本リフトだけの施設で、子供向けです。
なので、ここまで本州から滑りに来る人物は、かなりの奇特な人物と言えます。

かく言う自分がそうなのでしたが、当時、ゲレンデハンターでもあったからね。
こうして、リフト券をゲットすることができましたが、天気はピーカン照りだ。

平成16年12月28日(火)滑走
    
その前の和寒東山スキー場は、降雪で視界も悪かったのに、天気が良くなった。
とても、気持ちよくテレンコと滑走したので、楽しい思い出んいなった分けよ。

ところで、所在する剣淵町は、”絵本の里”として絵本の街づくりで売り出し中。
毎年、”けんぶち絵本の里大賞”が選ばれますが、副賞は町の農産品一年分だと。

他に、びばからす賞・アルパカ賞もありますが、ゲレンデが関係していますな。
と言うのも、スキー場自体は平成19年に閉鎖されて、跡地が観光牧場に変身だ。

アルパカを飼育しているから、”VUVAアルパカ観光牧場”で、冠名が絵本の賞。
町おこしにアルパカも一役買っていまして、ゲレンデが放牧地であるなら納得。

というわけで、今度は夏の旅行で、アルパカに会いに行ってみようと思います。
南米は、アンデス山脈の高地で生息する動物ですから、北海道の気候には適していて、絵本の里活性化研究会のメンバーが「絵本とアルパカの町づくり」へと動き始めプロジェクトが、発展してほしいと思う道産子の自分なのでした。



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2023年2月14日火曜日

ソチオリンピック、パラレル大回転で銀メダルを取った竹内智花選手のホームゲレンデだったんだって ― 和寒東山スキー場(和寒町・道北)

平成16年12月28日(火)滑走
   
コロナ禍のせいで旅行を控えていますが、その前は、頻繁に旅をしていました。
特に夏休みは、墓参りを兼ねて北海道へ旅行をしましたが、その年は道北です。

確か、千歳空港へ向かう帰り道で、旭川方面へ車を走らせていた思い出がある。
士別市の近くまで、道央自動車道が延長されていまして、早速乗り入れました。

簡易な分離帯はありましたが、時々、追い越し車線が現れる対向二車線の道路。
交通量も少なくて快適でしたが、和寒町を通過中、右手にゲレンデが見えたの。

まるで高速道に横付けされたようなゲレンデで、リフトの支柱も見えて来ます。
もちろん季節は夏ですから、斜面は青々としてた草原でも、チラ見でそうです。

一瞬だったにせよ、滑った記憶もありましたので、調べてみようと決めました。
それで、帰宅してグーグルマップで確認したら、正に和寒東山スキー場だった。

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ただ、高速道路を使った場合、和寒ICを降りて4キロくらい下道を走ります。
これって、関越道の湯沢ICから、土樽スキー場へ向かう道程に似ているんだ。

関越道からも、このゲレンデを通過中、スキー場が手に取るように見えました。
スキーヤーがリフトの搬器に乗って、ゲレンデを滑走する様子を見た思い出ね。

比較すれば、天気次第でこのスキー場も、同じ光景が見られるかもしれません。
そう思いましたが、高速道路直下のゲレンデなら、北海道にもう一つあります。

それは、札樽自動車道が通るスノークルーズオーンズですが、視界が良くない。
切通しの雑木林を、一瞬、抜ければ見えるようですが、スピードも出している。

だから、見落とすのは必至で、安全運転を心がけるなら見落としても構わない。
それに、札幌から出かけるのなら、手前の銭函ICで降りる必要があるからね。

というわけで、他には”富士見パノラマスキー場”も、中央道からよく見えたな。
朝も薄暗い内からゴンドラの支柱に照明を点けて、コースを分からせるようにしているのは、高速を走るスキーヤーに対するPRだったと思うのですが、だとしたら、ナイタースキーもできる、この和寒スキー場もカクテル光線は宣伝になるのだろうな、と思ったのでした。

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