2017年10月27日金曜日

甘めのソースでジューシーなほたて春巻きで味わいつつ、冷たく濃厚な牛乳で飲み干すのが最高だぜ - ジャンボホタテバーガー(別海町・北海道)

   
この夏、「とっとりバーガーフェスタ」で二連覇を果たしたバーガーを食べました。
場所は、道東の別海町にある双葉寿司で、すっかりお馴染みのメニューです。

そして、お店もジャンボホタテバーガーから拝借して、ジャンボ双葉になりました。
まあ、別海町はホッキ貝とか北海シマエビの寿司ネタのお膝元ではあるのです。

なのに、このバーガー目当てに観光客がやって来るというから、イメチェンですな。
この日、納沙布岬からドライブをしながらたどり着きましたが、すでに夕飯時です。

このため、晩めしということにして、オーダーしましたが、これには伏線があります。
先ず、五月連休に広島県の竹原を訪ねた際、たけのこバーガーを食べています。

正式には竹原たけのこテリヤキ牛コロッケバーガー”ですが、これがおいしい。
フェスタでは上位入賞を果たしたものの、グランプリには後一歩のところでした。

その年は、グランプリが”まるごと!?紀州梅バーガー ”で梅干入りが奇抜だな。
でも、最近の食生活が変化して、ご飯のおかずに梅干を食べる機会が減りました。

バーガーフェスタのロゴ
北海道新聞だって
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特に若者の梅干離れが進んでいるのか、産地もPRが必要と考えたのかもしれず。
その地域のパン工房がレシピを考えたそうで、鶏肉も紀州うめどりを使っています。

なるほど、梅酢を配合した飼料で育てられた鶏肉だけあって、厳選の食材です。
ならば、二連覇を果たした、このジャンボバーガーは、別海町特産のホタテ入り。

直径6センチの2Lサイズだけを調理するこだわりに加えて、牛乳も組合せなんだ。
中生ジョッキになみなみと注がれたミルクは、もちろん別海の乳牛から搾りました。

そうそう、ホタテの淡白な味を生かしたくて、春巻きで揚げてあるのも面白いです。
こうして、ご当地の特産物をバンズに閉じ込めて出来上がったのが、このバーガー。

これに、北海道の風土がプラスアルファになって、こだわりの味わいが倍増します。
一方、ミルクを飲みたくない人がいるのも事実ですが、飲み物は変えられません。

まあ、このバーガーセットのスタイルだと説明書きもあり、郷に入りては郷に従え。
ミルクランド北海道”のPR活動も行われているし、やっぱり北海道は牛乳なのよ。

というわけで、べっかい郊楽苑の日帰り温泉で一風呂浴びてから食べに行きました。
本当は、海側の尾岱沼キャンプ場に泊まることになっていたので直行しても良かったのですが、わざわざ寄り道してまで内陸の市街を訪れたのは、このバーガーを食べる執着心のためでもあり、実際に食べた感想としては、町おこしのグルメとして十二分に及第点をあげられるなと、思ったのでした。


おまけ:

<ホタテバーガーのルール>
1.正式名称は「別海ジャンボホタテバーガー」とすること
2.パンズは地元のパン屋「カフェ・オーク」のものとすること
3.パンズの原材料は北海道産小麦とべつかい乳業興社の牛乳、天然酵母などとし、
  形状は四角いものとする
4.2Lサイズ以上の野付産ジャンボホタテを使用する
5.ホタテは春巻きにすること
6.森永乳業別海工場産のモッツァレラチーズ、レタス、タマネギマリネを使うこと
7.ソースは3種類準備すること
8.具材はバラで提供すること
9.作り方は、下から、パンズ、ソース1、ホタテ春巻き、モッツァレラチーズ、レタス、
  ソース2、タマネギマリネ、ソース3、パンズとすること
10.バーガーを置くイラスト入りホタテ貝殻皿も用意すること

「とっとりバーガーフェスタ」の歴代チャンピオン
2011年 別海ジャンボホタテバーガー
2012年 別海ジャンボホタテバーガー
2013年 あわじ島バーガー(オニオンビーフバーガー) 
2014年 まるごと!紀州梅バーガー(台風延期による参考記録)
2015年 まるごと!紀州梅バーガー
2016年 里山のジビエバーガー
     ~紀州備長炭の炭火焼きハンバーグ古座川町の清流鹿




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