八ヶ岳の高原地帯にでも行けば、早朝に聞こえてきそうな感じも致しますな。
ところが、自分の住まいでも聞けるのが分かって、毎朝が楽しみになりました。
まあ、飯島市民の森が近くなので、野鳥たちのねぐらになっているのでしょう。
四季折々に、色々な野鳥がさえずってくれますが、どんな鳥かは分からないな。
それでも、注意深く聞くうちに、かなりの種類かもしれないと思い始めました。
だから、調べてみようと思って、ユーチューブの動画で鳴き声を聞き漁ります。
その内、サントリーが日本の鳥百科というサイトを運営中なのも、知りました。
動画でも良いのですが、さえずりだけをピックアップして聴けるのが便利です。
しかも、大きさ、特徴的な色、季節、環境の条件を指定して、検索もできます。
これが面白いので、色々と聞き比べましたが、例の野鳥はシジュウカラでした。
サイトでは、ツツピン ツツピンと鳴くと紹介していますが、そう思えませんわ。
ただ、鳥の中でいち早く春を告げることから、リズミカルなさえずりが特徴的。
市街地でもおなじみの鳥と紹介していましたが、自分には高原のさえずりです。
もっとも、遊佐未森さんが歌う楽曲に、強く印象付けられたのかもしれません。
一方、このシジュウカラ以外で、惹き付けられたのはハクセキレイという野鳥。
人間をあまり恐れないのか、マンションの廊下の手すりでさえずっていました。
この時、廊下側の窓を開け放っており、大きく美しいさえずりが聞こえました。
そして、勤務先の芝生でも、せわしなく動き回っているのが見かけられるのね。
本来は、海岸、河川、池沼など水辺に棲息する鳥ですが、都会にもいるんだ。
もっとも、この近辺は、カワセミの飛ぶイタチ川も流れて自然が残っています。
だから、シジュウカラもいればカワセミもいますが、とどめはオナガなのだ。
この鳥、グェーイグェイグェイグェイとやかましく鳴きますが、姿は美しい。
名前の通り、青色の尾羽が特徴で、尾羽を引きずるようにフワフワと飛びます。
通勤の途上、道すがらに空高く飛んでいるオナガを見かけたので、間違いない。
以前、近所にある鎮守の森で鳴き声だけは聞いていたので、知ってはいました。
朝早くに特徴的な声は聞けましたので、遠くからでも姿が確認できてうれしい。
というわけで、止めはウグイスのさえずりまで、早起き鳥になっておりました。
特に、人里で上手に「ホーホケキョ」と鳴く練習をしていたウグイスの声は、春早くからさえずってくれますが、春の深まりとともに山へ帰ってオスが繁殖期に警戒で出す「谷渡り」のさえずりまでが聞けるのでありまして、これが横浜市内なのかと思うほど、野鳥たちに囲まれたシティーライフは、この上もなく幸せと思うのでした。
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