2019年3月21日木曜日

登高リフトのあるスキー場だから、駐車場もそこまでの道路にしても、雪が少なくて路面はむき出しで車も運転しやすかったんだ - 氷ノ山国際スキー場・スカイバレイスキー場(養父市・香美町・兵庫県)

橋を渡った先が登高リフト乗り場

西日本で目立つのは、ゲレンデまで索道に乗らねばならないスキー場のある点。
駐車場のある地点ですら、標高は既に五百メーター以上あるはずと感じました。

でも、滑って来た氷ノ山国際とスカイバレイは、一発目のリフトが登高用です。
もっとも、スカイバレイの時は、隣りのスキー場から連絡コースで入りました。

ハイパーボウル東鉢っていいますが、こっちはゲレンデの直下に駐車場がある。
まあ、スキー場のハシゴができるし、登高リフトに乗る手間を省いてしまえる。

だから、東鉢まで運転したのですが、こちらはかなり標高を稼ぐ感じでしたな。
ただ、カーブもそう多くなくて、安全運転に心がければ気楽に到着できました。

つまり、東日本に比べて、温暖な土地柄なのか、雪が融けやすいと思いました。
次に、ゲレンデに適した斜面でも、その地点まで地形的に道路の開削が難しい。

無理に道路を開通しても、カーブのきつい雪道になるのなら事故りやすいはず。
しかも、西日本のドライバーは、雪道経験がほとんど無いから、なお更危険だ。

だったら、無理に道路を設けず、連絡リフトで移動してもらうと手っ取り早い。
しかも、氷ノ山国際などは、河原にある駐車場から、先ず橋で対岸へ渡ります。

そこからリフトに乗りましたが、この手の登高リフトは観光用でも経験済みだ。
三方五湖レインボーライン山頂公園、股のぞきで有名な天の橋立傘松公園など。

  
結構、西日本で経験しているのですが、スキーを履かずに乗ると違和感もある。
以外に恐ろしく感じますが、スキーを履くと、どうして安心して乗れるのかな。

多分、ブーツ・板の重みで足が直下へ引っ張られ、椅子に安定感が増すのかも。
ところで、スキー場によってはお帰りコースを設けているゲレンデもあります。

この二ヶ所もそうですが、緩斜面とか逆に狭くて急斜面とか、お勧めでもない。
なので、ここは帰りもリフトに乗って下山するのが、良さそうだと思いました。

それで、思い出すのは、スカイバレーのちょっと洒落たネーミングのよさなの。
誰がどうやって命名したのか、興味を感じてしまいましてネットで調べました。

先ず、このスキー場、最初の命名が実にしょぼいものだったようで驚きました。
ソラ山高原スキー場としてオープンしたのだそうで、そうなら月並みすぎます。

開発記念碑だってさ
 
まあ、スキーバブル時代、ハチ北にあぶれた客が流れてくる雰囲気だったのよ。
この辺じゃ、サブみたいな扱いだったから、改名でイメチェンしたのかもなあ。

だから、ソラ山の「空」=「スカイ」にした分けだが、バレイはどうしてなの。
おそらく、谷合の駐車場から連絡リフトで登るので、「谷」=「バレイ」だな。

これらを結び合わせるとスカイバレイになって、洒落たネーミングに変ります。
こういった手法ですが、東日本にもありましてエコーバレースキー場もそうだ。

現地の地名は「山彦谷」ですが、英訳だけでやまびこの谷が格好良くなります。
馬子にも衣装の例えもありますが、集客力アップに改名は必要だと思った次第。

というわけで、中には登高(連絡)リフトならぬ、連絡ゴンドラと言うのもありまして、但馬地方ではミカタスノーパークで乗れるのですが、今回の旅行では訪ねておりませんので、是非、次回の西日本スキー行脚ではいってみようと思う自分がいるのでした。



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