橋を渡った先が登高リフト乗り場 |
西日本で目立つのは、ゲレンデまで索道に乗らねばならないスキー場のある点。
駐車場のある地点ですら、標高は既に五百メーター以上あるはずと感じました。
でも、滑って来た氷ノ山国際とスカイバレイは、一発目のリフトが登高用です。
もっとも、スカイバレイの時は、隣りのスキー場から連絡コースで入りました。
ハイパーボウル東鉢っていいますが、こっちはゲレンデの直下に駐車場がある。
まあ、スキー場のハシゴができるし、登高リフトに乗る手間を省いてしまえる。
だから、東鉢まで運転したのですが、こちらはかなり標高を稼ぐ感じでしたな。
ただ、カーブもそう多くなくて、安全運転に心がければ気楽に到着できました。
つまり、東日本に比べて、温暖な土地柄なのか、雪が融けやすいと思いました。
次に、ゲレンデに適した斜面でも、その地点まで地形的に道路の開削が難しい。
無理に道路を開通しても、カーブのきつい雪道になるのなら事故りやすいはず。
しかも、西日本のドライバーは、雪道経験がほとんど無いから、なお更危険だ。
だったら、無理に道路を設けず、連絡リフトで移動してもらうと手っ取り早い。
しかも、氷ノ山国際などは、河原にある駐車場から、先ず橋で対岸へ渡ります。
そこからリフトに乗りましたが、この手の登高リフトは観光用でも経験済みだ。
三方五湖レインボーライン山頂公園、股のぞきで有名な天の橋立傘松公園など。
結構、西日本で経験しているのですが、スキーを履かずに乗ると違和感もある。
以外に恐ろしく感じますが、スキーを履くと、どうして安心して乗れるのかな。
多分、ブーツ・板の重みで足が直下へ引っ張られ、椅子に安定感が増すのかも。
ところで、スキー場によってはお帰りコースを設けているゲレンデもあります。
この二ヶ所もそうですが、緩斜面とか逆に狭くて急斜面とか、お勧めでもない。
なので、ここは帰りもリフトに乗って下山するのが、良さそうだと思いました。
それで、思い出すのは、スカイバレーのちょっと洒落たネーミングのよさなの。
誰がどうやって命名したのか、興味を感じてしまいましてネットで調べました。
先ず、このスキー場、最初の命名が実にしょぼいものだったようで驚きました。
ソラ山高原スキー場としてオープンしたのだそうで、そうなら月並みすぎます。
開発記念碑だってさ |
まあ、スキーバブル時代、ハチ北にあぶれた客が流れてくる雰囲気だったのよ。
この辺じゃ、サブみたいな扱いだったから、改名でイメチェンしたのかもなあ。
だから、ソラ山の「空」=「スカイ」にした分けだが、バレイはどうしてなの。
おそらく、谷合の駐車場から連絡リフトで登るので、「谷」=「バレイ」だな。
これらを結び合わせるとスカイバレイになって、洒落たネーミングに変ります。
こういった手法ですが、東日本にもありましてエコーバレースキー場もそうだ。
現地の地名は「山彦谷」ですが、英訳だけでやまびこの谷が格好良くなります。
馬子にも衣装の例えもありますが、集客力アップに改名は必要だと思った次第。
というわけで、中には登高(連絡)リフトならぬ、連絡ゴンドラと言うのもありまして、但馬地方ではミカタスノーパークで乗れるのですが、今回の旅行では訪ねておりませんので、是非、次回の西日本スキー行脚ではいってみようと思う自分がいるのでした。
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