イメージでも同じようなもの |
上さんが買い物に使っているデイバッグの布地が、一部ほつれてしまいました。
スーパーへ買い物に行ったらに、品物を無理やり詰め込むからなのでしょうか。
安物の中国製は、布地が薄くて裏地がポリウレタンコーティングという安直さ。
この素材を生地にコーティングして防水性を高めていますが、すぐボロボロだ。
このため、薄手のポリエチレンの粗い網目の生地に買い物品が直接に当たるの。
この力が強い上に、担いで歩いていると揺らされたり、上下に動いたりします。
もっと圧力が加われば、粗い生地ゆえ、布地の折り目が段段緩くなってきます。
そうすると、ほつれだして、縫い目の部分から生地が切り離されてしまいます。
中国製ですから、安かろう悪かろうで縫製が良くないのは百も承知の助の商品。
こういう時は、別のポリエステル繊維の布地を裏側からあてがって刺し子縫い。
今回の修理は、壊れたデイバッグの縫い目をほどいて確保した生地を使ったの。
傘に使う百%ポリエステルの布地が薄くて良いのですが、手元にありませんわ。
それで、縫い付けるには、テトロンの釣り糸が強度も高くて、百均一でゲット。
0.8~1号の細さが適当で、二号では少し縫い目が目立ちますが、これでもOK。
それから、布地の端がほつれたところは、これ以上繊維がほぐれないよう工夫。
これも百均一で売っているプラスチック用の接着剤を塗布してほつれを防止だ。
ポリエステルは、元々石油が原料の化学繊維ですから、有機溶剤には溶けます。
なので、接着剤を塗り付けると繊維が溶けてくっつきあうから歯止めになるな。
刺し子縫いにしても、応力のかかりそうな部分に、間隔をあけて釣り糸を通す。
こうして、修理を重ねたたデイバッグは、二年を使いましたが後二三年の延命。
というわけで、五月連休最後の日に応急処置を施しつつ、忘備録として投稿だ。
この日の夜、NHKのEテレでは、盲目のピアニスト辻井伸行さんによるピアノソロコンサートが放映されていて、これを聞きながら、お針仕事をしていたという自分なのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿