季節は、少し早いのかもしれませんが、アジサイの挿し芽に挑戦してみました。
以前の株は、仙台の知人から分けてもらって育てましたが、意外に短命でした。
どうも、二年目にコガネムシが卵を産み付けていて、幼虫が根を蚕食したんだ。
このため、三年目には樹木の勢いが弱くなり、花も一輪だけで寂しく弱弱しい。
おそらく、この年もコガネムシの幼虫が残った根を食べつくしてしまったはず。
こうして、年を越しても新しい芽が出なくて、命が尽きたと残念ながら諦めた。
ただ、この時は原因をさほど調べずにいましたが、同じ現象が発生したのです。
それは、ナミアゲハ用の食草にと栽培を始めた、低木のヘンルーダの発育不良。
栽培一年目で、樹の勢いが次第に弱まるのが明らかになり、用土を取り換えた。
すると、土中には白い芋虫がゴロゴロ出て来て、これがコガネムシの幼虫なの。
これが根をあらかた食い尽くしたらしく、残った根は温存して幼虫は完全駆除。
二度と産卵されないようにと用土の表面を不織布で被せたり、それなりに対策。
こうして、今年はヘンルーダも丈夫に育ち、アゲハの幼虫も八匹が生活中です。
次に、アジサイの延命ができなかったのを悔いて、挿し芽で復活させてみよう。
こうして、リベンジで挿し芽栽培に挑みましたが、思い出したこともあります。
それは、最初のアジサイには、ユキノシタとフタバアオイが付録だったことね。
小さな株を掘り起こしてもらった時に、用土にこれらの植物が付いていました。
それで、ユキノシタは無事に開花してくれましたが、一方のフタバアオイです。
元気だったのに |
市民の森のフタバアオイ |
これは、ドクダミが鉢の中で増長して来て、花も咲かずにいなくなってしまう。
花を見たかったのにと悔やみましたが、この植物、ひょんなことから発見です。
それは、近所の市民の森で、せせらぎ沿いの日陰でそれらしきものを見つける。
三年前ですが、近くにはドクダミの繁茂も凄く、見間違えだと思っていました。
ところが、今年は下草刈りが行われたので、植物も見やすくなって確認できた。
すると葉っぱの形状からして、フタバアオイに間違いないと同定した次第です。
というわけで、アジサイが根付くかどうかは運次第かもしれず、経過の観察中。
これから、用土の表面が乾燥しないように、やや日陰に鉢を置いて水やりには注意しつつ、メネデールの溶液を霧吹きで毎日葉に噴霧し続ければ、きっと根付くはずと信じる自分なのでした。
追記:残念、全滅しました、簡単じゃないなあ。
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