2023年9月14日木曜日

日の出から日没までの時間が13時間30分を下回ると蛹で越冬するなんて、今年の猛烈な暑さでは当てはまりません ー アゲハ蝶羽化(アゲハ蝶飼育)

    
九月に入って、蛹になっていたアゲハ蝶が羽化してベランダから旅立ちました。
上さんは、結構几帳面で、毎年の羽化になった日を記録していて参考になるな。

実は、八月中に蛹になると越冬しないで羽化していると、教えてもらいました。
それで、蛹になったのが八月末なので、ひょっとして越冬かなと勘ぐりました。

なぜなら、季節的に越冬の目的で幼虫が蛹になるのは、一番早いのが九月上旬。
一番遅かったのが十月上旬なのだそうで、八月末ならあり得るかもしれません。

そう思って毎朝観察していましたが、羽化して飛び去ったのが早かったみたい。
抜け殻だけが残されていまして、かろうじて最後の一匹だけがのんびり屋です。

ベランダフェンスに停まって羽根をバタバタしていたのが、朝の九時ごろだな。
当日は雲が多く、陽があまり差して来なくて、羽根も乾かなかったのでしょう。

時折、羽根をバタつかせたり、閉じたりしていましたが、そのままにしました。
それから、一時間過ぎてまだいるかなあと見渡すと、既に飛び去っていました。

要するに、今年は猛烈に暑い夏が続き、もう一度、産卵しに来そうな感じです。
一週間もすれば卵を産み付けに、ひらひらと飛んで来ると思いますが、楽しみ。

復活したヘンルーダ
   
そこで、気になるのは丸坊主状態の食草のヘンルーダ低木ですが、復活の兆し。
芋虫にむしゃむしゃ食べられたいのか、異常に早く、葉が生えだして来ました。

この葉っぱ再生の速度だと、幼虫三匹程度は蛹になれるんじゃないでしょうか。
一方、自分も植物活力剤リキダス、液肥の花工場、メネデール霧吹きで支援だ。

実は、7月頃リキダスを毎日ちょっとずつ注いでみたら、木の勢いが回復した。
そろそろ寿命かと思っていたのに、健康状態が急激に回復したのでハッピーね。

というわけで、近所で見かける野鳥たちにアゲハ蝶が、食べられませんように。
特に最近は、さえずりのきれいなイソヒヨドリが、朝夕に見られるので捕食されないかとつい心配しまうのですが、これも食物連鎖だからと自然界の掟には黙るしかない、自分なのでした。



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