土がフカフカになるろいううたい文句で、”古い土の再生材”を使ってみました。
この商品は、キノコ栽培の後に廃棄される菌床を特殊醗酵させた商品らしいな。
菌床は、オガコ・コーンコブ・米ぬか等でできていて、循環再利用になります。
だから、環境にはやさしいと思って使ってみましたが、一つ誤解がありました。
それは、土がフカフカになるだけで、植物を育てる用土の栄養分が無いのです。
つまり、植物を元気に強く育てる肥料が添加されていないので、別途必要なの。
ところが、そこら辺は無頓着に土づくりをしたのが仇となり、栽培が良くない。
特に、ウマノスズクサの苗の植え替えで、この土を使いましたが、発育不良だ。
成長しては枯れてゆくのを繰り返して、土が合わないのか栄養が足りないのか。
これではいかんと思って、苗を植え付ける前に混ぜ込む元肥を探し始めました。
従来は、牛糞たい肥などの入った再生材を使いましたが、今回は二段階の作業。
どんな元肥を買うべきか、自分の経験では、牛糞の発酵たい肥が扱いやすいな。
実は、近所の百均で購入した昆虫飼育用の土をガーデニングに使っていました。
発酵たい肥入りと書かれており、一袋で百円と安くて手始めに使いやすいんだ。
当時は鉢の数も少なかったので、この程度の量を買い求めていれば足りました。
色が真っ黒で落葉樹林のおがくずも混ぜられており、植物には良さそうな商品。
なので、昆虫には使わずに植物に使ってみましたが、現在は鉢も増えています。
百均に行っても多く入荷される雰囲気でもないので、牛糞たい肥の購入を決定。
たい肥20リットルの容量を買ってみましたが、裏書にはCN比で24の表示です。
これは、配合された養分の中で、炭素:窒素の割合を数字に表したものらしい。
これが分からなかったので、調べると、元肥用には20前後の商品が適当らしい。
この値が少なすぎると速効性の肥料になり、多すぎると、窒素飢餓になるとか。
ちょっと物騒な言葉ですが、単純に植物が育ちにくくなるぐらいで理解しよう。
というわけで、液肥も撒くつもりなので、窒素は用土に十分行き渡るでしょう。
これから、八月の残暑の最中に来年の栽培に向けて種子の秋撒きも始まりますので、元肥の充当が用土の再生をこなしてくれるように祈るばかりで、後は液肥やらマグアンプなどの化学肥料・活力剤を使って、サポートしようと考える自分なのでした。
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