アマゾンで、ゴーヤの種子を買い求めたのですが、種袋を見て気が付きました。
それは、”まきどきと収穫期”の説明書きでして、日本地図のイラストが面白い。
まきどきの冷涼地に北海道まで含まれていて、亜寒帯で栽培できるのだろうか。
ゴーヤという植物は、熱帯地方が原産で、中国から十六世紀末に渡来しました。
なので、四国九州などのあたたかい地方で、多く栽培されてきたのは事実です。
つまり、暖地での栽培が中心ですが、中間地と冷涼地の栽培もできるみたいね。
梅雨のある東北地方までは、ギリギリで栽培して収穫できるのは想像できます。
でも、夏でも朝夕の涼しい北海道は、育たたないだろうと思い込んでいました。
ところが、種苗会社が販売する種袋に北海道を含んでいるので、本当だろうか。
ならば、ひょっとして栽培できるかもしれないと思ってネットでググってみる。
結果は、北海道でも5トンと少ないながら出荷されていると、分かりましたな。
都道府県別に産地を見ると、群馬、栃木、茨木の各県がベストテン入りなんだ。
首都圏の消費地向けに栽培されているのでしょうが、ビタミンCが豊富な野菜。
苦めの野菜の割には、健康志向の消費者に、需要が伸びたのだろうと思います。
それで、個人ブログの中に、旭川で栽培して収穫している人がいて驚きました。
しかも、 サツマイモは極寒の美深で獲れるし、落花生までも栽培されています。
となれば、日当たりの良い露地栽培であるのなら、北海道でも収穫できるはず。
つまり、単年作なら、生育時に高温が期待できれば、温暖化の北海道ならOK。
他方、東北地方には”北限の海女”や”北限のサル”のような北限ブランドが存在。
ただ、植物だとそれが当てはまらずに上手に栽培できれば、北海道まで北進だ。
その代表例が稲作ですが、今や北海道のお米はおいしいお米の代表ブランドね。
というわけで、自分のゴーヤ栽培は、べランダのプランター栽培が不利なだけ。
グリーンカーテンが主目的で栽培しているので、摘心もせずに弦を伸ばし放題にさせているので、ゴーヤの実までに栄養がいきわたらないのかもしれず、だとすれば、北海道の旭川栽培よりも、取れ高は少ないのかもしれないと思ったのでした。
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