2020年6月27日土曜日

山野草の中では比較的育てやすい方ですが、それでも発芽させるのにかなり気を使った花だったのよ - ホタルブクロ(白花)

   
梅雨入りして間もなく、白いホタルブクロが、赤紫の花に続いて開花しました。
種まきをしたのがちょうど一年前で、文字通り年を越しましたが本来は多年草。

なので、花期が終わって種子を実らせた後も、宿根として生き続けるのがミソ。
先に育てたホタルブクロは、昨年、うどん粉病に罹って宿根も死んでしまった。

なので、近所のホタルブクロから種取をしながら、育ててきた苦労の株でした。
以前にも書きましたが、種は胡椒のような粉末で発芽するとは、思えませんな。

なので、心配で大きめの八号鉢にこれでもかと撒きましたが、一面に発芽です。
双葉から本葉へ順調に成長しましたが、鉢全体が葉で覆いつくされてしまった。

鉢の土が見えなくなるほどで、それでも、成長のよかった一株から開花ですな。
この他、もう一株もつぼみを付けているので、この鉢全体の株は生き残りそう。

ただ、密植が気になるので、秋口には間引いをして株分けをするかもしれない。
一方、鉢から締め出された株は、勤め先の園芸の好きな社員に分けてあげよう。

そんな算段を目論みつつ、少し小さめの鉢に植えた赤紫のは、花も終わりです。
株の茎も枯れだしてきそうですが、傍らから小さな本葉が生え始めていました。

これが新しい株になるのかもしれませんが、八号鉢へ植え替えが良いでしょう。
植物だって生き物で、しかも多年草だから宿根の張りやすい大きい鉢が適当だ。

それに、種子もできていそうなので、植え替え後にもう一度撒いてみようかな。
こうして、我が家のホタルブクロは、赤紫と白の二種類が、毎年、楽しめそう。

病気の葉や茎は刈り取り済み

他方、白と桃色のカワラナデシコも咲き終わりましたが、葉が枯れだし始めた。
中心の茎はまだですが、昨年のトラウマで、こちらもうどん粉病に罹ったこと。

かなりひどい病状で、ざっくりメインの株の切り分けを応急処置してみました。
ただ、手遅れだったようで、他の鉢へ植替えをしても子株が生き残れなかった。

なので、改めて種まきをして育て上げたものですが、今回は死なせたくないな。
ネットで株の切り分け方法を探しますが、文章だけだとイメージが湧きません。

ユーチューブの動画もあったけど、あまりにざっくりな説明でよく分からない。
どうしようか悩んだけど、思い切って株を切りつつ、状態の良いのは残します。

まあ、根元まで切らずに、表土から十センチぐらいは残してみたりと工夫した。
ナデシコというのは、暑さや湿気にあまり強くないので梅雨の時期が厄介です。

根が蒸れて病気にならないように、間引きや株を切り分けするのは大切らしい。
というわけで、ナデシコも宿根草ですが、その命は三年ぐらいとはかないもの。

意外に長生きできないので、種取をして撒くか、挿し芽をして増やすのだそうですが、挿し芽では容易なマツバギクでしか成功していないので、意外にハードルの高い繁殖方法だと思いつつ、今回、切り分けした株には生気を宿してもらおうと、今は祈るばかりの自分がいるのでした。



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