2020年12月2日水曜日

改造手術とは、フィクションにおいて人間を含む生物に普通でない手術をすることを指しますが、今回はガーデニングの鉢にショッカー並みの改造をしてみたんだ - 樹脂製四号鉢(百均園芸用品)

       
ガーデニングを始めた時の経験なのですが、最初は小さな鉢を選んでいました。
百均のお店へ行けば、いろいろなサイズの鉢も売られていて、より取り見取り。

中でも直径で12センチの四号鉢は、二個一組で売られて一個五十円と激安だ。
種まきから発芽するのか分からないし、栽培次第で枯れてしまうかもしれない。

なので、それほど金をかける気も起きず、育てやすい朝顔から栽培をスタート。
もっとも、朝顔は鉢が小さくとも、発芽すれば種取りまで終えるのが普通です。

最初の一二年は、そんな栽培でも満足していましたが、少し飽き足らなくなる。
他の植物も挑戦したくなって、ナデシコとかホタルブクロに挑戦してみました。

鉢は四号サイズしかないので、そこに種まきしたり、株を移植して育て始める。
ところが草丈まで考えていなかったので、伸びてくると倒れやすくなりました。

結局、ナデシコは60センチ程度まで伸びて、重心が不安定で倒してしまった。
なので、同じく丈の高くなったホタルブクロは、注意したから倒さずに済んだ。

ただ、やけに花の色が薄いのと花が小ぶりで、用土から栄養を吸収しないのか。
そんな風にも思えて、やはり草丈のサイズに見合った大きめの鉢を再認識した。


それで、次に大きい五号鉢にサイズアップしましたが、それでも物足りないな。
最終的には、百均で最大の八号鉢までアップして、栽培するようになりました。

まあ、植物でも普通は地植えで育つのが普通で、用土の限られた鉢植えは特殊。
なので、なるべく地上で育てる環境に似せて育てるべきなんだと、思う分けだ。

でも、始めた頃に買った小さな鉢がゴロゴロしていて、これらを何とかしたい。
だから、鉢の縁をかさ上げすれば深くなるので、用土の容量も増やせられます。

このため、水に濡れない、丈夫で柔らかい樹脂の板があれば縁を囲められます。
色々と探しましたが、最終的にはクリアファイルのホルダーが入手しやすいな。

少しペラペラ感はありますが、土がこぼれない程度の縁になればOKでしょう。
これを使って、3~5センチのベルトを両面テープでつなぎ合わせて囲います。

改造手術の結果だ

こうして出来上がったのが冒頭の写真で、四号改なるガーデニングの紫電改だ。
この戦闘機は、大日本帝国海軍で活躍した紫電戦闘機の改良版のモデルでした。

用土の量も、四号鉢なら五号の容量並みにレベルアップ改良で、用途も広がる。
加えて、出汁入り味噌の容器も改造しましたが、用済みなら後で廃棄できます。

というわけで、このような改良鉢は種まきの育苗容器にも使い回しができるな。
それから、このクリアファイルのベルトを樹脂製の鉢につなぎ止めるのに、グルーガンを使って低温で溶ける樹脂で接着しましたが、これも百均で買ってきた材料ですので、アイデア次第でガーデニングを豊かにできるのが楽しいと思った自分なのでした。



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