ガーデニングを始めた時の経験なのですが、最初は小さな鉢を選んでいました。
百均のお店へ行けば、いろいろなサイズの鉢も売られていて、より取り見取り。
中でも直径で12センチの四号鉢は、二個一組で売られて一個五十円と激安だ。
種まきから発芽するのか分からないし、栽培次第で枯れてしまうかもしれない。
なので、それほど金をかける気も起きず、育てやすい朝顔から栽培をスタート。
もっとも、朝顔は鉢が小さくとも、発芽すれば種取りまで終えるのが普通です。
最初の一二年は、そんな栽培でも満足していましたが、少し飽き足らなくなる。
他の植物も挑戦したくなって、ナデシコとかホタルブクロに挑戦してみました。
鉢は四号サイズしかないので、そこに種まきしたり、株を移植して育て始める。
ところが草丈まで考えていなかったので、伸びてくると倒れやすくなりました。
結局、ナデシコは60センチ程度まで伸びて、重心が不安定で倒してしまった。
なので、同じく丈の高くなったホタルブクロは、注意したから倒さずに済んだ。
ただ、やけに花の色が薄いのと花が小ぶりで、用土から栄養を吸収しないのか。
そんな風にも思えて、やはり草丈のサイズに見合った大きめの鉢を再認識した。
それで、次に大きい五号鉢にサイズアップしましたが、それでも物足りないな。
最終的には、百均で最大の八号鉢までアップして、栽培するようになりました。
まあ、植物でも普通は地植えで育つのが普通で、用土の限られた鉢植えは特殊。
なので、なるべく地上で育てる環境に似せて育てるべきなんだと、思う分けだ。
でも、始めた頃に買った小さな鉢がゴロゴロしていて、これらを何とかしたい。
だから、鉢の縁をかさ上げすれば深くなるので、用土の容量も増やせられます。
このため、水に濡れない、丈夫で柔らかい樹脂の板があれば縁を囲められます。
色々と探しましたが、最終的にはクリアファイルのホルダーが入手しやすいな。
少しペラペラ感はありますが、土がこぼれない程度の縁になればOKでしょう。
これを使って、3~5センチのベルトを両面テープでつなぎ合わせて囲います。
改造手術の結果だ |
こうして出来上がったのが冒頭の写真で、四号改なるガーデニングの紫電改だ。
この戦闘機は、大日本帝国海軍で活躍した紫電戦闘機の改良版のモデルでした。
用土の量も、四号鉢なら五号の容量並みにレベルアップ改良で、用途も広がる。
加えて、出汁入り味噌の容器も改造しましたが、用済みなら後で廃棄できます。
というわけで、このような改良鉢は種まきの育苗容器にも使い回しができるな。
それから、このクリアファイルのベルトを樹脂製の鉢につなぎ止めるのに、グルーガンを使って低温で溶ける樹脂で接着しましたが、これも百均で買ってきた材料ですので、アイデア次第でガーデニングを豊かにできるのが楽しいと思った自分なのでした。
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