舞岡公園にて |
今年の秋は比較的寒暖の差が見られたので、紅葉が綺麗と思って外出しました。
場所は、歩ける範囲にある舞岡公園で、里山をそっくり残した自然公園なんだ。
行ってみたら、見ごろを多少過ぎた感じもしましたが、紅葉も渋くなく美しい。
冒頭の写真がそうですが、遠出をしなくても、毎年、近所で楽しめるものです。
それで、この紅葉が終わり、冬を迎えれば、我が家のガーデニングは小休止ね。
種子を冬に撒く植物はありませんが、手に入れたウマノスズクサは撒きました。
種子を充分に乾燥させてから送っていただいたので、少し遅くなっただけです。
それに、マンションのベランダは日当たりもよく、発芽する環境は申し分なし。
なので、水遣りをし過ぎないように、まめに管理して観察する日歩が続きます。
一方、小さな株を掘り上げて移植したオオバウマノスズクサに、変化が起きた。
それは、土が合わなかったのか枯れてしまい、諦めていたら若葉が出ています。
しかも、ウマノスズクサ特有の形状をした、わずか3センチほどでも立派な葉。
掘り起こし前 |
だけど、これから冬に入るというのに、新しく芽が出てくるというのが不思議。
この植物は、実は木本で低木の部類に入るため、枯れないで根が生き残ります。
だけど、冬が来ると樹木は落葉すると勘違いしやすく、この植物は常緑なのか。
ネットで調べましたが、常緑と説明するサイトもあり、葉は枯れないのだろう。
なので、条件が合えば冬になって芽生えると思うし、しかも秋に結実する植物。
つまり、春の早い時期に開花して、秋を迎えてやっと種子ができるサイクルだ。
この生態の循環を見ると、冬になって芽生えてもおかしくないと思うんですな。
まあ、来年、我が家でオオバウマノスズクサとウマノスズクサを栽培できそう。
そう思うと、今から期待感一杯の年末を迎えますが、他にも朗報があったんだ。
それは、これまで種の実らなかったカワラナデシコに、種子が採れ出した事ね。
もちろん、無策のままだった分けでなくて、人工授粉による好結果が出ました。
よく、果樹園農家の人による作業が、季節のニュースとしてテレビに流れます。
マンションの三階では昆虫も飛んでこないし、虫頼みの受粉は無理と判断です。
なので、人為的な受粉の作業をトライして、綿棒でおしべめしべをなぞります。
本当に受粉するかは半信半疑だったけど、わずかでもきれいな種子が出来たの。
ピンクの花は、ほとんど受粉作業をしたので、種子がかなりできると期待だな。
それに白い花も咲き出したので、こちらも人工授粉をしながら期待する最中ね。
というわけで、来年に向かってガーデニングネタの朗報が続く今日この頃です。
この他、ツリガネニンジンの種子も百粒以上まいて見て、何とか二株が芽吹いてこれから育ってくれると期待しつつ、シラン(紫蘭)の球塊も他所から移植した後で葉も出そろったりしましたので、来年は今年以上ににぎやかなガーデニングになれとと、今から期待する自分がいるのでした。
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